【猫の血液検査】ブリ男の健康診断の結果、ちょっと問題発覚…?

先日ブリ男が受けた血液検査。
参考:ブリ男、ワクチン接種と健康診断のために動物病院へ行く。

猫
↑体調が悪いわけではなく、本気で寝ているだけ。

何事もなかったね~正常値ばっかりだったね~。
で済めばよかったのですが、そうもいきませんでした。

というわけで、猫の血液検査の結果の見方をまとめがてら報告します。

血液検査の項目と数値の見方

ブリ男が受けた検査とかかりつけの動物病院の標準値・見解ですので悪しからず。

総蛋白(TP)

標準値:5.8-8.9 g/dl
高い場合:脱水・炎症
低い場合:肝不全
今回ブリ男は7.5で、ごく標準でした。
去勢手術前の検査も6.2だったのであまり変化なし。

アルブミン(Alb)

標準値:2.4-3.8 g/dl
高い場合:脱水
低い場合:肝不全
これの結果は3.5。前回は2.9と、ごく標準範囲内。

A/G比

標準値:0.42-1.09
低い場合:炎症・リンパ性腫瘍
前回・今回共に0.88で異常なし。

AST(GOT)

標準値:8-52 IU/l
高い場合:肝障害・骨格筋障害・溶血性疾患
肝臓で作られる酵素のことらしいです。
ブリ男は前回は18、今回は36と標準値内でした。

ALT(GPT)

標準値:8-108 IU/l
高い場合:肝障害
これまた肝臓に多い酵素です。
これが問題で、今回は145とかなり高めでした。前回は41だったのに。

ALP

標準値:30-190 IU/l
高い場合:肝胆道系疾患・甲状腺機能亢進症・クッシング症候群・骨疾患・幼若
これが去年異常値の233を叩き出した検査項目です。骨の成長期には高めに出ることも多いらしく、心配要らないと説明されていました。
今回は75と落ち着いていました。

γ-GTP

標準値:0.0-2.0 IU/l
高い場合:肝胆道系疾患
これも肝臓・腎臓中の酵素ですね。
前回は0.3、今回は1.3とこれも標準内。

尿素窒素(BUN)

標準値:16-36 mg/dl
高い場合:腎疾患・消化管出血
低い場合:肝不全・アジソン病
猫飼いなら気になる数値ですね。アイツら腎臓が弱いから。
ブリ男は前回が23、今回は25と安定していました。

クレアチニン(Cre)

標準値:0.8-2.1 mg/dl
高い場合:腎疾患
これまた気になる腎臓系の検査項目です。
これは前回0.8、今回1.4でした。

総コレステロール(T-Cho)

標準値:67-232 mg/dl
高い場合:甲状腺機能低下症・クッシング症候群・糖尿病・胆管閉塞・食後
低い場合:肝不全・門脈体循環シャント
なんと、これもわずかばかりではありますが234と標準値を外れました。
前回は185だったのにな…。

中性脂肪(TG)

標準値:16-101 mg/dl
高い場合:甲状腺機能低下症・クッシング症候群・糖尿病・食後
低い場合:肝不全
これは前回も今回も43でした。
検査前に「朝ゴハンは食べましたか?」と訊かれ「えっ、絶食が必要なの? 早く言ってよ」と思ったけど、よく考えたら人間も血液検査は朝食を抜きますね。
こうやって食後に変化のある検査項目に影響するんでしょうな。

カルシウム(Ca)

標準値:8.8-11.1 mg/dl
高い場合:リンパ肉腫・ビタミンD過剰
低い場合:ビタミンD欠乏症・腎不全
こちらは前回9.8、今回10.6と標準内。

無機リン(IP)

標準値:2.9-6.6 mg/dl
高い場合:腎疾患・腫瘍・上皮小体機能低下症
低い場合:腎疾患・上皮小体機能亢進症
これは前回7.8と異常値が出ていた検査項目です。骨の成長期にはリンが多いから気にすんなと言われました。
確かに、今回は4.8に落ち着いていました。

血糖(Glu)

標準値:63-132 mg/dl
高い場合:糖尿病・ストレス・クッシング症候群
低い場合:インスリノーマ・アジソン病・肝不全
前回は97、今回は93とこれも標準内でした。
軽くおやつを食べてコレだから問題ないのでしょう。

以下は血球関係、主に貧血だの炎症だの感染症だのを見る検査項目です。

白血球数

標準値:5500-19500
7400で異常なし。

赤血球数

標準値:500-1000×10⁴
1074×10⁴と高めでしたが、獣医さんから言及がなかったな!
高いと脱水・出血性胃腸炎・心肺疾患が疑われるらしいです。水を飲まないから脱水気味なのかもしれない…。

ヘモグロビン

標準値:8-15
ギリギリ標準の15でした。

ヘマトクリット

標準値:24-45
これは41.8でした。

平均赤血球容積

標準値:37-49
これも38.9と問題なし。

平均赤血球血色素量

標準値:13-17
これも14.0と異常ありません。

平均赤血球色素濃度

標準値:30-36
ギリギリ標準の35.9でした。

血小板数

標準値:17.5-50×10⁴
10.9×10⁴と低かったけどこれも獣医さんから何か言われなかったな。
ワタシも血小板は少ないらしいです。今まで困ったことはないけれど。

リンパ球数

標準値:1400-7000
高い場合:慢性炎症・ウイルス感染
低い場合:ストレス
3900と問題なしでした。ストレスがないようで何よりです。

好中球数・単球数

なんかよくわからんのですが問題なかったようです。重度の感染症などで異常値が出るみたいですね。

好酸球数

標準値:100-800
高い場合:寄生虫感染・アレルギー疾患
これも500と異常なし。血便で何度か検便しても虫はなかったので大丈夫なのでしょう。

 

検査項目は以上です。
これらを踏まえて獣医さんの見解はどうだったかと言いますと。

まず、総コレステロールが若干標準値から外れたけれど「たまたまでしょう」とのことでした。
食べ過ぎ・運動不足の家猫の見本のような生活をしているからな…。
デブ猫認定も食らったことだし、節制・運動を心がけた方がよさそうです。猫に運動って、どうさせればいいのやら。

それより気になるのがALTです。
前回からも大幅アップしているし、大丈夫なんだろうか…。

獣医さんによると、ほかのASTやALPが標準内なので何かしらの疾患がある可能性は低く、様子見でOKとのことでした。
肝臓の数値は簡単に変化が表れて、身体をどこかにぶつけたりしても悪化するそうです。確かにオモチャを誤飲したとき、吐かせるために胃を揉んだらALTとASTが跳ね上がりました。
参考:【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#1

誤飲事件のときはALTが標準22-84に対して420、ASTが18-51に対して172でしたから、素人目にも「ひっ!」となるほどの値だったのです。
ただ催吐処置という心当たりがあったし、肝臓の数値が悪いから全身麻酔は止めておきましょうとはならなかったので特に問題ではないようでした。
でも、今にして思えばALTは元々高めだったのかなあ。

猫と言えば腎臓や泌尿器系に要注意! というアタマでいたので、まさか肝臓が来るとは…とちょっと落ち込んでいます。
ま、若くてこれだから体質なんでしょうけどね。

腎臓や泌尿器系をケアするフードはよく見るけど、肝臓ケアってあるんだろうか…。寡聞にして知りませんが…。
砂肝でも食べさせた方がいいんですかねえ…。

とりあえず今すぐどうこうという疾患がないことは安心しました。
経過観察のためにも年1回の血液検査は継続した方がよさそうです。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。最近ブリティッシュショートヘアの男子との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

8 thoughts on “【猫の血液検査】ブリ男の健康診断の結果、ちょっと問題発覚…?”

  1. 血液検査詳細、参考になります。

    うちの子も血液検査を過去2回していますが、どちらも肝機能関係の数値で異常が出ました。それでもやっぱりブリ男さんと同じで、他の項目が正常値なので大丈夫ですー様子見でーという説明でした。

    かかりつけ医を変えてからは血液検査していないので、私もワクチン接種に合わせてやっておけば良かったなーと後悔しているところです。

    1. マルコさま
      マルオさん、今の病院は良さそうで良かったですね!

      マルオさんもブリ男もまだ若いから今すぐ大事にはならないでしょうが、ケアできることがあればやっておきたいですもんね。
      まさか1歳で異常値が出るとは思っていなかったので、大事にしなきゃなあ…と思いました。

      自分の検査結果は大して興味ないのに、猫に関しては真剣になってしまいます笑

  2. こんにちは!
    すごく参考になりました。
    ウチももうすぐ健康診断やるからドキドキです。

    肝臓ケアはロイヤルカナンやヒルズにはあるみたいです。人間だったら、レバーを食べれば肝臓に良いって言いますけど、猫はどうなんですかね?アニモンダにはレバーが入ったフードが多かった気がします。ウチは時々茹でたレバーをフードに混ぜてニャンズに与えてます・・・が、それが猫の健康に良いのかは分かりません(^_^;)
    ブリ男ちゃん、少し異常値があったみたいですが緊急度の高いものでなくて良かったです。

    1. K子サマ
      さすがヒルズやロイカナは療法食が充実してますね。
      今まで胃腸ケアばかり気にしていて、肝臓ケアはスルーしてました…。

      砂肝は猫にもいいとか聞いたことがあるようなないような。
      人間みたいに悪い部位を食べるといいならやってみたいです。

      健診結果が出てからレバー入りのフードばかりカートに入れてます笑
      あまり偏り過ぎないように気をつけなきゃ…。

  3. こんばんは。はじめまして。

    ブリ男ちゃんの数値がうちの9歳の猫とほとんど同じ状態なのでコメントさせていただきました。
    同じく去勢手術の時の血液検査でGPTの数値が高かったものの他の数値に問題がなかったので特に処置はしていませんでしたが、8歳の時の健康診断でやはり数値が高く(当時140くらい。定期的な検査で最高200)そこからサプリの服用と肝臓ケアフードを勧めらています。
    肝臓ケアのフードはヒルズからl/dがでていますが最近生産中止になったようで今出回っている分で終了かと思われます・・・。

    先日主治医が変わり、この数値で処方食はまだ早いかもと言われました。問題ない子が処方食を食べるのは栄養面であまり良くないとも言われたので、病院とご相談なさってみて下さい。

    ちなみにうちの猫は数値が高いだけでずっと元気です!

    1. トーマさま
      はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      ご丁寧にありがとうございました。
      肝臓ケアフードもあるんですね!
      療法食は必要に迫られたら調べたらいいや、と今まで真剣に見ていなかったから焦りましたが、ホッとしました。

      ブリ男も獣医さんから何かした方がいいという示唆はなく様子見でOKと言われたので、まだ療法食の段階ではなさそうです。
      いざというときに備えて猫の肝臓について今のうちに調べておくことにします。

      トーマさんの猫ちゃんが元気と聞いて安心しました!
      今後ともよろしくお願いします。

  4. (*^・ェ・)ノ コンチャ♪

    でもまぁ、全て枠内…多少の数値は、仕方ない事ですから、いい数字だと思いますよ❗️
    肝臓ですか?ニャンコは、どうしても腎機能の数値が気になりますもんね、肝数値は、予想外、私も気にしてなかったです
    子猫の時、Dr.に注意されたのが、「◯ュール」は、猫ちゃん大好きですが、喜ぶからと言って毎日とか与えないで!肝数値が異様に高い子に聞くと毎日与えてると、言う方が多いと、肝数値が高いとオペ出来なくなる時あるから、気を付けて!と言われて、◯ュールは、怖くて与えてません
    まぁね…タバコ吸わなくてもアルコール呑まなくても、数値の高い人いらっしゃいますし、個人差が多いのかな?と

    でも、健康に健やかに過ごして欲しいですよね〜〜

    1. まだむサマ
      ちゅ○るは何かいろいろ入ってそうですもんね…。

      ブリ男が食の細い子のままだったらちゅ○るに頼ったかもしれませんが、いつものカリカリをおやつ代わりにしても全然オッケー! な感じでモリモリ食べるので、同じくちゅ○るデビューは果たしていないです。

      肝臓の数値が悪いのは体質もあるかもしれませんね。
      極端にヤバそうなフードを与えないとか、運動や水分に気を使うとか、それで何の問題もなく元気に過ごせるならそれでいいのかな…。

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