[猫の躾]キッチン登攀ブーム再来と肩乗り猫

近頃、ブリ男のキッチン登攀ブームが再燃してしまいました。


参考:[猫の躾]ブリ男、ついにキッチン登攀を果たす。

登っちゃったときに数回叱ったらワタシの見ていないところでも乗らなくなったので「なんてお利口さんなんでしょうね!」と感心していたのですがね。
それが最近はワタシの在宅時にもキッチンに飛びかかる。

きっかけは去勢手術後の食欲大爆発です。

食欲大魔神と変化したブリ男の空腹を慰めるべく、ブリ男の夕食にはウェットフードを出しています。
参考:猫の去勢後、食欲が大爆発するというのはマジでした。

食べやすいように塊を潰したりお湯を足したりという作業はキッチンでやるので、「この上に美味しいのあるんだよね!」と思い込んじゃったみたいです。

以前はワタシが皿を洗ったりしてようやく「あ、ゴハン出る?」とそわそわし始めたものですが、今は食事時間とまったく関係ないときでもケージの2階の皿を覗きに行くブリ男。



参考:猫の食器の高さや形や材質に翻弄される。

皿がカラだと確認するとキッチンに向かい「上に行けば美味しいのがあるはず!」みたいな顔をして狙いを定めています。
そんなときに「ブリ男、登っちゃダメよ」と声を掛けると「ちぇー」という顔して諦めるのですが、しばらくするとまたそわそわした顔してキッチンを見ています。
「ダメよ」「ちぇー」と繰り返し、ときには「よく我慢したね~」と褒めておやつをあげたりもするのですが、ワタシがトイレに行った隙などにキッチンに登っています…。

初登攀を果たしたときは爪をピッケル代わりにして北壁を登るアルピニスト的な雰囲気でしたが、成猫サイズになった現在は高さ90センチのキッチンにひょいっと乗ってしまいます。

キッチン
参考:【入居1年web内覧会】新しいキッチンで料理が捗る…?

この「俺どんな高さでもイケるもんねー」というのも楽しいらしく、それでしつこく登りたがるらしい。

いつの間にかキャビネットも足場なしで登れるようになったし、大きくなったなあ。


参考:猫と暮らすための模様替え

 

さて、キッチン登攀ですが。
留守中は仕方ないとしても、ワタシが居るとき、特に料理中は近寄らないように躾けたい。

猫は登るものだと覚悟していたけど、ダメと教えたらやめた実績があるので欲をかいてしまいます。
何を教えても覚えないアホ猫なら諦めもつくけど、おチビちゃんのときに理解できたんだから頑張ろうぜブリ男ーと思ってしまいます。

というわけでブリ男がキッチンに乗っているのを見つけたら、「ダメッ」と言いながらブリ男を捕獲します。

一応叱られるということはわかっているらしく、怒っているワタシを見ると「やべっ」という顔をしてキッチンからロケットの発射のようにジャンプをするブリ男。
そのまま部屋中を縦横無尽に走り回り、何周か回ったところでワタシに捕まりシャーッされます。

でも、追いかけっこした後だとなぜシャーされているのかわかんなくなっちゃうんでしょうねえ…。
むしろ追いかけっこをしたいがためにキッチンの端でワタシを待っているようなときもあります。

捕まってもワタシのシャーでは全然怖くないらしく、目を逸らすときもあるのですが、「登りたいところに登って何が悪いの!?」的に睨み返すこともあります。反抗期だねえ。

いっそ、火傷をしない程度に熱いコンロを踏む事故にでも遭えば懲りるのだろうか。
そういえばキッチンの抽斗は興味津々で覗き込むけど手や顔は出しません。小さいときにうっかり手を挟んでしまったことがあり、それがトラウマになっているらしい。

ジャンプも追いかけっこも運動になるからいいと言えばいいのですが、しょっちゅう怒っている真似をしているとホントにうんざりしてくるからやんなっちゃう。

 

ワタシの留守中はどうしているかというと、午前と午後1回ずつはキッチンに登っているようです。もはや巡回ルートに組み込まれているらしい。
スポンジをぱしぱし叩いたり(クリップで留めてあるので運べない)石鹸受けを蹴飛ばしたり、それなりに楽しんでいるみたいです。


↑よく見るとキッチンの端で寛ぐブリ男がいます。
参考:ペットの見守りカメラを増設!【Withings Home】

ワタシの就寝中にもキッチン登攀を楽しんでいるらしく、洗って布巾の上に干しておいた水筒の蓋で遊んでガラガラと派手な音を立てていました…。

毎晩ガラガラで起こされてはかなわんと思って、Newアイテムを導入。

洗い桶

折り畳めるシリコンの洗い桶です。
食洗機に入れられないモノや乾き切らなかったタッパーなどをここに入れて、クローゼット部屋に避難させています。
(写真はブリ男の水皿。皿はともかく部品はなかなか洗えないので、洗い替え用に買い足しました。)

ホントは小さな水切り籠を買おうと思って店頭で探したんだけど、大抵のモノはシンクに水が流せるようになっています。それじゃ困るんだよね。
猫のシステムトイレみたいなトレイとザルみたいな形状のヤツは、適度な大きさのモノがなかった。

その点買った洗い桶はサイズが適当だし、使わないときは折り畳める。
何より食洗機で洗えるというのが高ポイントです。

グリーンだのピンクだの派手な色しかないのがネックでしたが、常にリビングに置くモノでもないので妥協しました。
それにあれだ。ブリ男のオモチャのキュートな色合いに毒されて、色なんてどうでもいいやと思ってしまう今日この頃。

猫のオモチャ
参考:部屋中、猫のオモチャまみれ!

おかげで、ただでさえ片づいていたキッチンがますます片づき、しかも調理前にはアルコールで拭く習慣までついてしまいました。
ブリ男がウチに来る前より余程キレイなキッチンになっています……。

 

ブリ男のキッチン登攀はどうなっているかというと、ワタシがキッチンで何やらやっているときに登ったら激しく叱られるというのは理解した様子。
「それなら」と思ったのか、ワタシの身体に登るようになりました。

最初は腰の辺りにしがみついてシンクの中を眺めて「おお…」という顔をしているだけでしたが、そのうちに背中によじ登り、ついには肩乗り猫へと変貌。
今までも背中や肩に乗ったことはあったけど、ワタシが座ったりしゃがんだりしているときだけで、直立しているワタシの肩を踏破したことはありませんでした。

「これがデカい生き物の視点か…!」とご満悦なブリ男。
でも足場が不安定だからがっつり爪を立てるブリ男。痛い痛い。

ワタシの膝にすら乗れなくてミャーミャー鳴きながら脛に爪を立てていたのは、ほんの数カ月前なのに。
仔猫の成長って早いですね。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

3 thoughts on “[猫の躾]キッチン登攀ブーム再来と肩乗り猫”

  1. キッチン登頂あるあるですね。
    うちはガスなので、いない時にスイッチ押して火がついたらどうしよう、と考えてダンボールで塞いでました。それがこじれてガス台をひねり式にかえました。懐かしい。。。
    今では全くキッチンに登らなくなりました。面白いことは起きないと理解したようです。根気よく登ったら下ろすを繰り返したら覚えてくれますよ、(多分

    1. yukiサマ
      おおお~…。ブリ男もキッチンに登らない日が来るのでしょうか(遠い目)。

      今朝も寝起きに意気揚々と登って、ワタシの「コラッ」&追いかけっこ待ちをしていました。
      さすがに朝の4時から追いかけっこはできません…orz

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です