猫と体調不良の飼い主

冬が深まるにつれ、体調が万全というわけにはいかなくなってきました。
先日は、原因不明の腹痛・吐き気に襲われました…。

「なんか腸がキリキリシクシクするな…」と思いながらブリ男と猫じゃらしで遊ぶも、途中でダウン。
早々にベッドに入りましたが、夜中に腹痛に耐えかねて目を覚ましました。

眠いときのブリ男はうふうふ絶好調で、うっとりしたイケメン顔でワタシの顔をべったべたに触りまくり、「お前のことは俺が一生守るから!」みたいな表情で喉をぎゅるんぎゅるん鳴らします。

眠くないときはこんな顔なのに。
猫
↑15時台から夕食の請求をし始めて、ワタシが要求に応えないばかりか写真まで撮り始めたので不機嫌。

そのときも、ワタシの腹痛なぞ知らぬブリ男は超うふうふしていて、「デカい生き物しゅきしゅき!」とべたべたしてきました。
可愛いので「ブリさん、お母さんもしゅきしゅきよ~!」と言いながら撫でまくったのですが、さすがに腸の限界が来てブリ男を放置してトイレに駆け込みました…。

とはいえ下すわけでも吐くわけでもなく、延々と腸の痛みと吐き気が続きました。
救急病院に駆け込もうか悩みながら部屋に戻ると、ブリ男がそわそわしています。

そりゃ普段は夜中にデカい生き物が起きるなんてことないもんね。
ましてや夜中に長時間ひとりで待たされることなんてないし、不安になっちゃったのでしょう。

「お母さんはブリさんを置いてどこにも行きませんよ~」とブリ男を抱っこし、ベッドに連れ込むと、安心したように喉を鳴らしながら横になりました。
そんなブリ男を撫でながら喉の振動を楽しんでいると、いつの間にか救急病院のことを忘れてワタシも眠ってしまいました。

猫の喉の音に癒されて翌朝には腹痛がすっかり治っていました☆
…というオチはつかず、翌日も胃腸がおかしかったんですけどね。

 

人間の体調が悪いということは理解しないものの、いつもと様子が違うということは猫は敏感に察知しますね。

夏に一度仕事中に体調を崩し、早退したことがあります。

いつになく早く帰ってきたワタシに、ブリ男は戸惑いつつも大はしゃぎ。
猫じゃらしで遊んで、ずいぶん早い夕食を食べて、ご機嫌でした。

が、ワタシはそれどころじゃなかったのでブリ男に夕食を出してからシャワーを浴び、ブリ男の夜食の時間まで眠るつもりでベッドに潜り込みました。

するとブリ男は大騒ぎ。
「なんで!? まだ明るいのになんでもう寝るの!? まだ夜のカリカリ食べてないよ!? カリカリどうすんの!?」
とニャーニャー鳴いてはあちこち飛び跳ねて「異常だ異常だ!」と訴えていました。

「ブリさん、お母さんはね、おつむが痛いの。ブリさんの夜食の時間にはちゃんと起きるよ。アラームセットしてあるよ」
なんて言葉は当然通じるわけもなく、しばらくきゃーきゃー騒ぐブリ男。

ひとりで遊んでいればいいのにそれはイヤみたいで、そのうちブリ男もベッドに上がって、なぜか股の間で横になり太腿を枕に寝始めました。
寝返りが打てないのはツラいけど、小さな頭の重みを腿に受ける感触は悪くありません。
その頃はまだブリ男は床で寝ていた季節だったので、一緒に寝てくれるというのも嬉しい。
でも、異常を感じて不安になったからぴったりひっついているんだろうなあ…と思うと不憫です。

数時間後、アラームの直前に目を覚ますと、ブリ男は変わらずワタシの股の間にいます。
ワタシが動いた気配でブリ男も頭を上げ、大欠伸。

「ブリさん、遊ぶ?」と訊くと
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
という顔をして、いそいそとベッドから飛び降りました。可愛いねえ。

ブリ男が不安がらないためにも、毎日同じ生活ができるように健康を維持しなければ。
あるいは、ブリ男がそのうち知恵をつけて「デカい生き物、体調悪そうだな」と察するようになるかもしれません。

 

あ、胃腸の違和感はすっかり治りまして、元気にカレーライスなぞ食べてます。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “猫と体調不良の飼い主”

  1. りんむさま

    お身体の具合、いかがですか?
    実は私も、ここしばらくずっと体調不良で苦しんでおりました。咳が止まらず呼吸困難になったりして…。

    そんな時はうちの猫も、普段以上にまとわりついてきます。最初は咳にびっくりしているのですが、そのうちやたらと周りにピッタリとくっついてきたりして、あぁこの子なりに異変に気付いているのかなーと。

    独り身なので、本当に具合が悪くなると孤独死が頭をよぎったりもしますが(^o^;子猫を抱えては死んでられません。(笑)でも万が一に備えて、友人や身内にニケのことをお願いしてしまいました。

    縁起でもない話ばかりでスミマセン。でも、りんむさんもくれぐれもご自愛くださいませね。

    1. きりんサマ
      ご心配ありがとうございます。
      ワタシの方はすっかり元気で、記事にも書いたようにカレーとか刺激物を食べても平気なまでになりました。
      きりんサマもご自愛くださいね。

      万一に備えて、わかります。
      ブリ男を置いては死ねない! というのがプレッシャーにもなり張り合いにもなり。
      可愛い仔猫のためにもお互い健康に気をつけましょうね!

  2. りんむさま

    体調はいかがですか?
    実は私も体調を崩しておりました。
    原因は歯科で処方されたジスロマックというお薬が、腸内の善玉菌をやっつけてしまったからと思われます。
    りんむさんの体調不良、きっとブリ男くんが、ゴロゴロ超音波療法とモフモフ温熱療法で治してくれますよ!
    お大事になさってください。

    1. いちひめサマ
      ご心配ありがとうございます。
      ワタシはすっかり元気になって、ドーナツとか胃腸に厳しいモノも食べています。

      いちひめサマも大変でしたね!
      善玉菌をやっつけてしまうとか恐ろしい副作用…。
      腸に優しいモノをたくさん食べて養生なさってくださいね。

      ゴロゴロ療法は効きますねえ。毎晩エンジン音みたいなゴロゴロに癒されています。
      モフモフ温熱療法はブリ男の許可がなかなか出ないのが悩み…。

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