美味しい鮨を食べたいときは秀徳へ!!

怒涛の年度末が終わり、ようやく繁忙期が終焉を迎えつつあります。

このワタシの疲れを癒すのは、美味しい鮨だ!!
ということで、東京に行ってきました。

今回も行ったのは秀徳(旧店名:紀之重)。

鮨

東京の友人に紹介されて以来ここ数年間、鮨が食べたくなったら秀徳に行っています。
東京にはほかにもいい鮨屋があるに違いない。とは思うのですが、地方民には開拓するヒマがないのです。せっかく新幹線に乗って高いお金を払って食べた鮨が「うーん、イマイチ」とかだったら哀し過ぎるので、間違いなく美味しい秀徳にしとこうと思ってしまうのですね。

いい加減、ワンパターンから脱却したいものだ。
と思いつつも、今回もやっぱり「あー、秀徳の鮨は最高だわ~」とうっとりしてしまいました。

秀徳本店のランチは三千円くらい~八千円くらいのコースがあって、その日の仕入れによって内容や価格が変わってきます。
いつもは四千円~六千円のコースでお願いするのですが、この日は年度末の疲れが溜まり過ぎていて「今なら八千円でしょう!!」と初めて一番高いコースにしました。

お高いコースの決め手のひとつは金目鯛。
安いコースにはないネタでした。金目鯛好きなんです。

鮨

煮つけたり炙ったりしない生金目。
金目鯛が有名な某地産は、実は味がイマイチなので煮つけにしちゃうらしいです。秀徳の職人さんはこういう「実はこの魚はこっち産の方が美味しい」とかいろいろ教えてくれるので楽しいです。

 

お次は、ギリギリ旬ののどぐろ。

鮨

軽く炙って塩でどうぞ。上品な脂の甘みが塩で引き立ちます。
秀徳の塩はドーバー海峡のものです。大粒でまろやかな、旨みたっぷりの塩です。日本近海よりミネラルが多いんですって。ドーバー海峡の塩をいつも通りに料理で使うと味が濃すぎちゃう、というくらいパンチがあるそうな。

 

帆立は北海道産。これまた塩で。

鮨

ものすっごいブリッブリの歯応え!
今までこんなブリブリの帆立は食べたことがない! というくらい美味しい帆立でした。

 

来ました! 中トロです!

鮨

好き! 中トロ好き!!

鮨

赤身の味わいと脂っ気を両方楽しめるので、大トロよりは中トロの方が好きかもしれません。
いやもうホント最高の中トロで、この中トロならエンドレスで食べられるわ~というカンジでした。

 

雲丹です!

鮨

盛りがすごい!
職人さんが「お姉さん達にはサービスだよ~」と言いながらもりもり乗せてくれました(どのお客さんにも「特別だよ~」ともりもり乗っけてました)。

不味い雲丹は臭くて嫌いですが、美味しい鮨屋のいい雲丹は好きです。舌の上でさっと溶けて、残った香りと甘さがたまらん。
こうやって美味しい雲丹の握りを食べてみると、軍艦巻きの雲丹はダメですね。海苔の香りと食感が雲丹のとろけっぷりを邪魔してしまう。

 

これまたお高いコースのみの車海老。

鮨

大きくてぷりっぷりでした。
茹でた後に軽く炙った頭も賞味。新鮮なので味噌が美味しいったら。

 

毛蟹です!

鮨

たっぷりの身の上に味噌! 美味しくないわけがない!
旬の、冷凍物じゃない毛蟹の旨みは蟹界最高峰と言っても過言ではないですね。ぎゅっと凝縮された味がイイです。

 

なんと、牛と雲丹。
これまたお高いコースにしかなくて、気になってしまったネタです。

鮨

牛肉と雲丹の組合せに驚いていたら、洋食でもステーキに雲丹ソースとかあるよ~と職人さんの談。焼いた肉はワサビや塩が至高、ごてごてしたソースは邪道と思っているので、こんな組合せでは食べたことがないのですよ。

牛肉は尾崎牛といって、牛の臭みがない品種だそうな。まだ数が少ないので全国でも20店舗くらいでしか食べられないという珍しい食材らしいです。
確かに、牛特有の匂いがなくて、非常にあっさりした肉でした。黙って少量出されたら、脂身の多い赤身の魚かと思ってしまいそうです。そこに美味しくて香りのいい雲丹、そしていい塩ですから、ほどよい甘味としっかりした旨みが堪能できる絶品でした。

 

そして、やはりこれは欠かせない大トロです。

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この日のマグロは300キログラム級のドデカいヤツだったそうな。身体が大きくなると大味になるイメージがありましたが、マグロは大きければ大きいほど美味しいんですって(でも取り扱いが面倒になるので秀徳では100~200キログラムが中心らしい)。ただ、筋が入るので食感はちょっと落ちるらしい。
確かに口の中ですっと溶けた後に筋がちょっと残ったかも。それでも桁違いに美味しい大トロでした。

 

穴子。煮つけじゃなくて炙りと塩です。

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職人さんに言わせると、不味い穴子だからタレで胡麻化しているんだよ! とのこと。
確かに、シンプルに食べると穴子の旨みがはっきりわかります。今まで食べた穴子は、ふわふわ食感とタレの味を味わっていたのであって、穴子の美味しさは堪能できていなかったのだなーと納得。

 

〆はいつものイクラの手巻き。

鮨

いい海苔で美味しいんですよ~。もちろんイクラも旨い。

 

というわけで、今回も大満足の秀徳でした。
「たまには違う店にも行きたいものだわ」なんて考えていたのはどこへやら、また次も秀徳で食べたい! と思わせる絶品鮨でした。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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