[FPに訊く!]住宅ローン完済のベストなタイミングと老後資金の作り方

ひょんなことからFP(ファイナンシャルプランナー)に家計を相談する機会を得ました。
参考:日本FP協会

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本来であればマンションを買うとかそういうビッグイベントの前に相談するのがいいのでしょうけどね。
今のマンションはほぼ衝動買いみたいなものでしたから、そんなヒマはありませんでした…。
参考:マンション、買い替えちゃう!?

今更ではありますが、せっかくの機会なのでワタシの家計にズバズバ斬り込んでもらうことにしました。

担当してもらうFPはワタシより年上のおじさんです。
てっきり若い子の修行案件みたいな扱われ方をするのかと思っていたので(相談料が安いから)ちょっと意外でした。
ま、こちらとしてはマンションの1軒も買ったことがないような若造に「りんむさんの家計はダメダメですよ!」とか言われるのもムカつきそうなので助かります。

事前に準備してきてほしいと連絡があったのは以下の情報です。

  • 昨年・一昨年の年収
  • 金融資産残高
  • 生命保険証券
  • 住宅ローンの返済額と期間
  • 公的年金の受給額がわかるもの

そんなわけで通帳だの保険証書だのいろんなモノをせっせとスマホで撮影しました。
ブリ男に邪魔されながらの作業はなかなかでしたが(保険証書を齧るし)、コピーを取らなくても済むのはいいご時世ですね。

んで張り切ってスマホを用意して何でも来い! と構えたところ、「えー、それではまずは税込みの年収を教えてもらっていいですかね。月の手取りはいくらですか? その内、天引きで貯金しているのはいくらですか?」とヒアリング開始。
通帳なんかも用意していたけど一切開かず、ワタシの頭の中に入っていた数字を答えて、それをFPが次々書き取って、というスタイルです。
ワタシが昨夜せっせと撮影したのはなんだったのだろうか…。

結局聞き取りをされたのは次のような事項です。

  • 税込みの年収
  • 月々の給与とボーナスの手取り額
  • 貯金金額とその内訳(定額貯金、財形貯蓄など)
  • 住宅や車、現金などの資産状況
  • ローンの有無とその金額・期間
  • 生活費の状況(食費がいくら、通信費がいくらなど)
  • 今後考えているライフイベント
  • 旅行など大きな金額を使う趣味
  • 親の介護の予定や遺産相続をする相手の有無

などなど。

月にいくらもらって、天引きでいくら貯金して、食費は光熱費は通信費は猫費は…と次々答えたのはいいのですが「あれっ、金額の辻褄合っているのかな?」と途中で若干不安になりました。
しかし家計簿をつけて約20年、特にヘンな数字を答えることもなく、上記の質問はすべてソラで回答して写真の出番はありませんでした。
別に厳密な年収から算出しようってことではなく、自己申告でいいらしいです。「年収1千万円ありまぁす」とか適当なことを言っても辻褄が合えばそれで済んじゃうみたいですね。むやみに個人情報を開示する必要がなくてホッとしました。

ワタシの家計をザッと把握したFPさんが言うには「もったいないですね」とのこと。

今のマンションを買うときに頭金や設計変更代金に回すため、いろんなモノを現金化してしまったのですね。
そしてその後も投資信託のような攻めるタイプの資産作りはやっておらず、財形貯蓄など無難に貯めているだけでした。現金がないのに元本割れのリスクがある商品には手を出しづらかったんですよ…。

しかし毎月の手取りの約4割は粛々と天引きで貯金し続けているおかげで、マンションを買ってから約2年でそこそこ現金も戻ってきています。
というか、前のマンションを売ったお金をそのまま残してあるので現在資金はそこそこあるのです。
それなのに保守的なお金の貯め方しかしてないからもったいないんですって。はあ、それはそうかもしれませんね。
参考:【決定版!】マンション売却の流れ

一時期、株をこまめに売ったり買ったりしてデイトレードみたいなことをやっていた時期もありました。
確かに儲かるんですよ。深追いせずにちまちま利益を確定させていれば、ドカンと大儲けすることはないけど普通預金の金利がバカバカしくなるくらいは儲かる。
ただ、面倒くさいんですよね。毎日こまめにチェックしなきゃいけないし、当時はスマホなんかなかったから機敏に売り買いできなくてじれったいし。
そんなわけで投資信託に突っ込んで放置というスタイルに変えたはいいけれど(リーマンショックのときは元本割れしたけど、長期的に所有していれば損はしなかった)マンション購入資金に充ててからはヤル気も起きずに何もやっていませんでした。

FPさんに勧められたのは、毎月積み立てていくタイプの投資信託。
それから、個人年金。
そしてガン保険でした。

個人年金かー。
今は利回りがアレだし、特に旨みを感じなかったけどな。

と思ったら、保険と同様個人年金は税金の控除があるんですってね。それが普通預金の金利なんかより全然お得なので、使う当てもなく普通口座に放り込むくらいなら控除を受けた方がいいよと教えてもらいました。なるほど。

あとはガン保険。
ワタシは父親の家系がガン体質なので気にはなっていましたが、あれこれ調べてもお得感のあるガン保険ってないです。なので通常の疾病保険でいいやーと放置していました。
それが保険も新商品が出ていて、今は休業補償の手厚い貯蓄型もいろいろあるらしい。
ガン保険を検討できるのも今のうちということで、オススメ商品をピックアップしてもらうことにしました。

マンションを2軒買ったことに対するツッコミは特になかったのが、さすがベテランFPさんだなーと思いました。
不動産屋の営業マンだと若い薄給OLには「アンタなんかマンション買えないし」という態度を取るし、こっちがローンなしのマンション持ちだとわかると途端に媚を売るし、わかりやすくて面白いけど辟易することも多かったのです。
それがさまざまな人生を見てきたであろうおじさんは、ワタシくらいの人生では特に動じることもなく「マンション2軒目ねー、ふんふん、ローンはいくら組みましたか?」とあっさりしたものでした。

 

ワタシが最も気になっていたのは、住宅ローンの完済のタイミングです。

前のマンションを売ったお金があるので、今のマンションのローンを即完済することは可能です。
ですが、現金が手元にないのは非常に心許ないし、住宅ローン減税を受けられる期間に大慌てで返すのももったいない。
それでも借金ゼロ・支払い利息ゼロの方がスッキリするのかなあどうなのかなあ、ともやもやしていました。
参考:【確定申告はお早めに#1】マンション購入と売却、いろいろあってややこしい!

FPさんにそのことを訊ねると「減税の1%より低い金利で借りているんだから返すことないですよ!」と即答。
次の金利見直しで1%を超えるなら完済を考えてもいいけど、消費税が10%になるタイミングで住宅ローンの金利が爆上げになるのも考えにくい。減税を受けられる10年間は借りっぱなしでいいですよ。とのことでした。
基本的に借金がある状態はイヤなのでもやもやしていたけど、プロに「これでいい」と言われたのでちょっとホッとしています。

ただし、前のマンションを売ったお金を普通口座に放置しているのは頂けないそうな。ですよねー。
せめて半額でも10年満期の商品か何かに投資しようかという気になったので、この辺りもオススメ商品を挙げてもらう予定です。

 

あと気になっているのは、老後の資金。
一体いくら貯めればいいのか、不安です。
参考:おひとりさまの老後

ワタシの月々の生活費を把握したFPさんに言わせると「生活費が公的年金で賄える範囲なら、旅行とかのお楽しみ分だけ貯めればいいですよ」とのこと。
公的年金を当てにするという発想がなかったので目から鱗でした。あんなの、20年後のお年寄りには使えない制度だと思っていましたよ…。

年金はダメだろうなーという考えがあったので手取りの4割をせっせと貯金するという生活を送っていたのですが、FPさん的にはそれは充分過ぎるというか「今のうちにもっと使った方がいいんですがねえ…」とまで言われました。

普通であれば子どもの教育費用なんかでお金が飛んでいくお年頃。ワタシにはそれがありません。
加えて住宅は買っちゃって返済の目途も立っているし、自動車を買うつもりもない。もちろん結婚する気もない。
まとまったお金が必要なのは趣味の海外旅行くらいですが、それもブリ男が来た今となっては失速。
比較的若くて体力もあり、資金的に余裕もある今のうちに何かやっといた方がいいというFPさんの言い分もわからんでもないです。

ただ、使い道が思いつかない…!

20年後くらいにはマンションをリノベーションしたいという夢はあるけど、それ以外は海外旅行くらいしかないなあ。
あ、エルメスのバーキンが欲しい。大きい金額を使うのってそれくらいしか思いつきません…。

若い頃に貧乏した時期もあったせいで、日々の生活費は「初任給で賄える程度」と決めています。そのまま20年経ってしまいました。
実際は初任給の頃より住居費がちょいと上がって、通信費も光熱費も設備のアップグレードと共に増えています。が、食費だの被服費だのはそんなに変わっていないし、車を手放した分家計はラクになっているかも。
それで貯まったお金をたまの旅行や買い物で散財するのはワタシ的にはバランスの取れた生活でしたが、もう少し何か有用な投資や活用方法を模索してもよかったのかもしれません。

なんか、こじんまりした家計で暮らしているとこじんまりした人生になっちゃうんだな。
と、ちょっとほろ苦い気持ちになりました。

 

というわけで老後の資金形成はさほど心配ないという話でしたが、高級施設に入居したいとなれば話は別。月々何十万円もかかりますからね。
できるだけグレードの高い施設に入りたいのであればお金はいくらあっても足りなさそうです。

そんな日を回避するべく、今からは健康で頑丈な身体という資産を作るのが最優先かも。
などと思ったFP相談でした。

オススメ金融商品や貯蓄バランス、ライフイベントなどのレポートは後日頂く予定です。
面白い内容であればまた報告しますね。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。最近ブリティッシュショートヘアの男子との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “[FPに訊く!]住宅ローン完済のベストなタイミングと老後資金の作り方”

  1. こんにちは!
    私もおひとりさまライフで老後までをほんのり考えつつなので、すごく興味深いです。

    個人年金もそうですが、おすすめガン保険が気になります!FPさんに相談で保険まで教えていただけるなんて、知りませんでした。

    1. マルコさま
      こんにちは!

      ワタシもFPさんへの相談は初めてだったので、なんとなく投資商品をどんどん勧められるイメージでした笑
      有用な情報があればまた記事にしますね。

      大きなライフイベントが住宅購入くらいしかなくて(2回もやらかしてるけど)自分でライフプランを書くのも簡単ですが、1度くらいプロにお願いしてみるか~とやっと行ってみたら結構面白かったです。
      お金の話が楽しければ、ぜひ笑

      なんとなく貯めるばかりで人生をより良くするための投資ができないまま、こじんまりした生き方になっちゃったなあ…というのがショックでした。お若いうちに「使っていいお金・使うべきお金」をハッキリさせることをオススメします…。

      ま、この歳になると「ブリ男とこじんまり生きるのが至上~」とか思えるのでいいと言えばいいんですけどね。

  2. (*^・ェ・)ノ コンチャ♪

    偉いなぁ……お若いのにしっかりライフプラン持って…見習うにも完全手遅れです

    お一人様では、無いのですが、超高齢舅、母が健在、今後の介護問題、贈与など…お一人様を突き進む同居の息子、定年が見えて来た私たち…どう転ぶか分からずな生活です (ΦωΦ)フフフ…

    現実逃避でニャンコをお迎えして…本当に今のお若い人たちは、しっかりされてて、お恥ずかしい限りです

    ローンは、終わりですが戸建、修理問題です( ・⊝・ )
    子供の手が離れた時に、がん保険から年金重視に見直ししました
    高額医療あるし、今度は介護系の保険が気になります

    子供の世話になる気無いし、最後は、1人ですよ
    取り敢えず、現実逃避、今を楽しむ!!
    あと桜の花、何回見れるか?(ΦωΦ)フフフ… 完全に、未来から逃げてますね…ダメだ、これでは、(*^.^*)エヘッ

    1. まだむサマ
      おひとりさまは不安も多いですが、面倒なしがらみが少ないのは気楽ですね。
      その分喜びも少ないけれど、喜びを知らないままだから特に困らないという笑

      ただ、自分の老後に何かあったときに気楽に声をかけられる人がいないというのは不安ですよ~。
      お金は自分で用意するにしても、手術するときに同意書にサインしてくれるのは誰なんだ!? とかドキドキしています。
      ま、今後は独居老人なんか珍しくないから何とかなるのでしょうけど…。

      介護の問題も悩ましいですよね。
      親が怪我して動けないとき、本格的に介護が始まったらどうすりゃいいんだ…と愕然としました。
      優秀なヘルパーさんをどんどん雇えるだけの資金を用意しておかないと介護する側の生活が圧迫されてしまいます…。

      なんてあれこれ心配し過ぎてセコセコ貯め過ぎるのもよくないなーと今回の件で反省しました。
      FPさんにも「遺す相手がいないんだから使い切りましょう!」と励まされました笑

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