おひとりさまの老後

ワタシは多分生涯独身です。

結婚したいと思っていた時期もありましたが、体力が落ちたらそんな欲求はペロリと剥がれ落ちました。
まあ、あれだな。誰かと番いたいという欲望は、子孫を残したいという本能に突き動かされている部分が大きいんでしょうね。
自分が安全に子を産むには歳を取り過ぎてみると、そんな風に思いました。

さて、ずっとひとりで生きていくと決めたら、考えなきゃいけないことがいろいろあります。

札束

最たるものは老後の生活資金。

ハッと気づくと不惑になろうとしています。ついこないだ成人式だったような気がするのに。
このまま過ごしていると、次の瞬間には還暦を迎えているに違いない。

今どきのジジババは元気だから60歳でリタイアなんて早過ぎる、65歳とか70とか75でも働けばいい! という意見もありますが、そんなの人によると思うんだよね!
1970年代生まれのモヤシっ子が団塊の世代並みに丈夫で長生きするとは思えないし、小さい頃から皆勤賞というものを取ったことがないワタシが老人になったときに若者に交じって働けるとも思えない。
ワタシの父が60歳を迎えた頃に闘病生活を開始し、数年後に鬼籍に入ったことを鑑みると、まともに働けるのはせいぜい還暦くらいまでのような気がします。

となると、ワタシに残された老後資金を貯める期間は、あと20年ということになります。
その期間にいったいいくら貯めなきゃいけないんだ?

老後資金の必要額を調べてみようと検索すると、あまりにもいろんな金額が出てきて途方に暮れました。
Google先生の検索結果の1ページ目ですら「1,800万円必要!」「3,000万円貯められるのか!?」「人によっては5,000万円要る!」とてんでバラバラ。
そりゃ現役時代の家計だって、ある人は10万円で倹しくやっているだろうし、ある人は手取り50万円でも足らんと思っているだろうし、てんでバラバラなわけですからね。

ということは、誰かに正解を求めても仕方なく、ワタシにとって必要な老後資金額を自分で決めなきゃいけないわけです。

そうなると、ワタシの老後って何年間あるのかという疑問が湧いてきます。

ワタシの父は長生きしないタイプでしたが、母の家系は長生きです。母の母なんて100歳過ぎまでピンシャンしてました。
ワタシはどっち系なんだろう。60歳と100歳じゃ40年も差があるじゃん!
体質・体格的には父似ですが、母方の祖母と共通する部分もあり、戦々恐々としています。

考えてもこればっかりはわからないことなので、間を取って80歳くらいにご臨終としておきましょう。
ということは、60歳でリタイアと仮定すると20年間分の老後資金が必要になる。

あと20年間で20年分の生活費を貯金しなきゃいけないのか…。
こう考えると、すごくしんどいですね。
歳を取っても今と同じ生活を維持しようとすると、稼いだ額の半分は老後用にプールする必要があります。貯金率50%…。

今と同じ生活を維持というのは、あまり現実的な仮定ではないことはわかっています。
食べる量は減るだろうし、旅に出る頻度も落ちるだろうし、服や靴に対する欲もなくなるかもしれないし(なくならないかもしれないけど)。
ただ、医療費や介護費用がかかってくるわけですから、その差額なんて吹っ飛んでしまう気がしてなりません。

最近、母が入院したのをきっかけに介護費用や制度について調べていました。
調べれば調べるほど介護認定までのハードルや民間サービスの高額っぷりにブチ当たって、暗澹たる気持ちになりました。
母の場合は娘がいるのでちょっとした用事なら頼ることもできますが、ワタシのようなおひとりさまだと何をするにも他人にお願いすることになるわけですから、何でもかんでもお金がかかることになります…。

お金、大事ー!
お金もだけど、健康も大事ー!

できれば他人様に迷惑をかけないように、健康寿命=マジもんの寿命の勢いでピンピンコロリと人生を終えたいものです…。

がっくり

先々のことを考えると不安ばかりになりますが、2軒目のマンションを買うことによって少し不安が収まった部分もあります。

1軒目は若い頃に買ってしまったものですから、先々の大規模修繕とか建て替えとかがちょっと心配だったんですね。
ワタシが死ぬまでは建て替えはやめといてー! とか思いながら老後を過ごすことになるんだろうなー、と。

それがマンションを買い替えることによって躯体も内装も一新されたものですから、災害で倒壊でもしない限り終の棲家にしてもいいかなと思えるようになりました。
60歳まで20年間小規模なメンテナンスだけで暮らして、還暦を迎えたら老人が住みやすいようにリフォームする。
そんな展望が見えて、老後の不安がちょっと解消されました。ちょっとだけだけどね。

そんなに先々が心配ならマンションなんか買わなきゃいいのに、とは思わないのがワタシのワタシたる所以。
参考:おひとりさまのマンション購入

服に対する欲望は、成人式の頃に比べたらずいぶん萎んでいるんですけどね。
参考:シンプルな部屋が好きな理由

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。

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