旅ログ ~ペトラ遺跡~

4日目:ペトラ

*********************************

4日目は、朝早く死海を出発してペトラまで南下しました。
死海沿いの道路を走るとぼんやりした湖面と青白い月が見えて、この世のものとは思えない幻想的な風景でした。

死海から離れると、岩山だらけの風景に変化します。
標高は一気に1,000メートルクラスへ。死海が低いので、結構な変化です。

絶景には猫がよく似合う。

絶景と猫

レストランや観光地では、猫を多く見かけました。

猫の横顔

猫のアップ

どの子も人懐こくて、よく太っています。いいモノもらっているんだなー。

死海から3時間ほど走ると、ペトラへ到着します。さすがの世界遺産、狭い地域にホテルが密集していました。足元を見やがって、ペトラ遺跡の入場料は5,000円くらいします。むむむ、しかしここまで来て見ないわけにはいかないので入りますとも。

ここでドライバーさんに言われたのは、

  • 馬車やベドウィンタクシー(ロバのこと)は使うな。ゆっくり景色が楽しめない。歩け。
  • 広いから、最初からはしゃぐな。まず奥まで行って、それからいろいろ見て周れ。
  • 敷地内の食料や飲み物は高い。買うな。

でした。
旅行会社の人って、普通は観光地におカネを落とすように言いそうなものですけどね。それがこう言われるってことは、相当高いんでしょうな。
このときワタシ達はまだ現地通貨に両替していなかったので、「ロバを使おうと思っていたけどやめとく? 水とおやつはあるしー。なら両替しなくていいか~」と文無しでペトラに突入することにしたのでした。そしてこのまま両替せずに、旅を終えるのでした。

さて、ペトラ観光の開始です。

ペトラ遺跡入口

うわー、いきなり異世界な風景!

ペトラのまだまだ入口

と、ドライバーさんの忠告を無視してはしゃぎまくり。まだまだほんの入口なのに、大撮影会です。
シャッターを切りながら「あとから見たら似たような写真ばっかりなんだろうなー」とは一応思いましたよ。思いましたが、撮らずにはおれん!

ペトラまだまだ入口

やっとシークへ辿り着きました。この終着では、エル・ハズネが待っています。

シーク入口

スケールがデカい!

シーク

中でいくつも遺跡らしきものがあるので、まったく困りました。一心不乱に直進することなんてできません。

シーク内遺跡

と、だらだらと散歩を楽しんでいると。

あっ! 見えちゃった!!!

チラ見え

感激のあまり、5歩ずつシャッターを切ってしまいます。

チラ見え2

エル・ハズネ!

エル・ハズネ

きゃー!! 感激!! インディ・ジョーンズだー!!

写真で見るより、かなりデカいです。この迫力が撮影できないのがもどかしい……。
おまけに、すごく繊細で美しい。2000年前のモノとは思えません。

エル・ハズネの繊細な彫刻

ペトラ

周りの岩山の峻嶮さと建物の美麗さが一体となって、とても素晴らしかったです。雄大な自然とか、街中にある建造物とか、単体ではなくて融合しているところがステキ。自然と人間ってすげー! と感激しました。今まで見た絶景の中でベストだと言ってもいいかもしれません。

午前中だと、光が当たってキラキラと輝くエル・ハズネが見られます。ぜひ朝から観光してください。

そしてまたしてもCREAトラベラーの表紙と同じアングルの撮影に成功です。

ほかにどこを撮影したかはこちらでどうぞ。
旅ログ ~プラハ城とカレル橋、そして市民会館~

エル・ハズネで大興奮したワタシ達は、一番奥のエド・ディルへ向かいました。
遠いんですけど、写真を見るとすっごくステキそうなのです。ドライバーさんの忠告通り、まずはひたすら移動することにしました。

と、思うんですが、あちこちに何かスゴいモノがいろいろ目に入ってくるんですよ。

円形劇場とか。

ペトラの円形劇場

柱とか。

ペトラの柱

脇道に入らず歩いているのに「あれもスゴい! これもスゴい!」と目移りして、なかなかすんなり移動できませんでした。気になるものは後でゆっくり見ようということにして、遠くからパシャパシャやった後はグッと堪えて前に進みます。

ここからはエド・ディルへの道。

エド・ディルへの道

ここまでで入口から3~4キロメートルは歩いているのに、さらにここからは900段の登り坂です。足場は悪くないのですが、結構な山登り状態でした。息が切れます。ああ、もっとトレーニングしておけばよかった。

絶景。でも疲れた。

岩場

砂がピンク色。カワイイ。

ピンクの砂

この頃には、カーキのトレッキングシューズがうっすらピンク色に変化していました。

ベドウィンタクシー。

ベドウィンタクシー

客待ち中?

頂上に着く頃には、汗をしっかりかくわ、脚ががくがくするわで、体力のなさを痛感しました。軽やかに通り過ぎるヨーロピアンに「あと5分だよ! 多分ね! そうあってほしいね! ハハハ!」と笑われました。ううう。

これは降りるのも難儀だわ…とへこたれていた頃に、人が大勢居る気配がします。ゴールかな?
道が終わって広場を振り返ると。

エド・ディル

エド・ディルです。
エル・ハズネよりさらにデカい! なんだこりゃ!

エド・ディル遠景

建物のかなり手前に小さく人が写りこんでいるのが見えますかね。入口の足場?みたいなところが150㎝くらいあるんですよ。遠近感が狂ってクラクラしました。

ビューポイントまで登る根性はなかったので、小高くなったところで休憩することにしました。
早朝にゴハンを食べてから何も口にせずに山登りはきつかったです。なので海老煎餅などをバリバリ食べました。磯臭いモノを食べてるアジア人、ヘンな風に見られただろうなー。でもガス欠寸前だから、人目なんて気にしていられません。

一息ついてから下山です。煎餅のおかげで、帰り道は思ったよりもラクでした。
平地に辿りついた頃には、何となく夕暮れの気配です。谷間なので夕方っぽくなるのが早い。
まだ時間があるので、王家の墓に寄ってみました。

王家の墓

遠くから見ると「なんだかちっさいのがずらーっと並んでるなー」というカンジでしたが、近くで見るとめっちゃデカい。

ここまで来ると、プチ登山の後なのでだんだん疲れてきました。というわけで、あとは粛々と入口方面へ引き返しました。最初にはしゃぎ過ぎて体力を失うのもヤバそうですが、疲れた後にいろいろ見て周るのもビミョーです。どっちがいいんでしょうかね。

すっかり日陰になったエル・ハズネ。

夕方のエル・ハズネ

しっとりとした雰囲気で、これはこれでイイです。
朝パシャパシャ撮りまくったのに、ここでもダメ押しで撮影してきました。

さよなら、エル・ハズネ。
またここまで来るのは遠い…。

と思うと離れがたくて、帰りも5歩ずつ振り返って撮影しました。

帰り道

ここからは再びシークを散歩。行きと違って、テンション低めです。今日の感激を噛みしめるのに忙しいし、何より疲れました! さすがに煎餅数枚ではエネルギー切れです。
というわけで、ここから先はペトラの写真は1枚もありません。

ペトラでの宿泊は、遺跡の目の前のモーベンピック・リゾート・ペトラです。
目の前でホンットに助かりました。もう歩けません。

チェックインして、まずは腹ごしらえをしようとレストランの時間を見てみると、オープンが19時とか19時半とかでした。まだ18時頃だったので、この空きっ腹がそれまでもつとは思えません。

そこでラウンジを覗いてみると、サンドウィッチとか食べている人がいます。メニューを見せてもらったら、パスタとかいろいろあるらしい。小食な日本人には充分だ! とにかく食べよう!
というわけでコーラとハンバーガーをオーダー。

モーベンピックのハンバーガー

もっしゃもっしゃと鬼のような勢いで食らいました。

人心地ついてラウンジを見ると、なかなかステキな雰囲気です。

モーベンピックのラウンジ

でも、自分達も含めて、ラウンジに居る人がみーんな「長時間歩いて疲れました~」という雰囲気なのが笑えました。高級ホテルっぽくないムードです。

ハンバーガーを完食しても「まだイケる」という腹具合だったので、アイスも追加しました。
モーベンピックのアイス、美味しいんですよ!
本場スイスでは毎日食べてきました。
旅ログ ~スイスの周遊ルートと旅支度~

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。最近ブリティッシュショートヘアの男子との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

3 thoughts on “旅ログ ~ペトラ遺跡~”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です