名古屋タカシマヤ 春の大北海道展で、魚とピスタチオに溺れる。

旨いモノ話が続きます。

先日まで名古屋タカシマヤで開催されていた北海道展、行ってきましたよ！

この手の物産展は朝イチで乗り込み、鮨などお目当てのイートインスペースに真っ先に突撃するのがお約束になっています。
この日もタカシマヤのオープンと同時に入る気満々だったので、13階のスターバックスでエスプレッソを引っかけながら10時を待つことにしました。

すると、愛想のいい店員さんがエスプレッソを淹れながら「今日はお休みですか」と訊いてきます。
スタバの店員さんはコミュニケーションがアグレッシブで毎回感心します。できれば黙って過ごしたいワタシには勤まらない仕事だ。
参考：スタバの中心でシナモンロールを食べる

この日は久しぶりに、まったく仕事をしなくてもいい週末らしい週末だったので、浮かれて「そうなんですよー。買い物と、あと北海道展に」とバカ丁寧に答えたら「佐藤堂のパフェが人気で、スゴい行列ですよ」と教えてもらいました。
えー、パフェか。ワタシの口、今鮨モードなんだけどな。
と思いながらチラシを見ると、お菓子の盛り合わせプレートが何とも可愛らしく美味しそうで、ちょうどコーヒーの香りを嗅いでいるということもあり、そそられました。

だが、初志貫徹！
まずは鮨です！

というわけで、寿司数馬に飛び込んできました。

キンキの混ぜご飯。
ウニもイクラも乗っていて贅沢です。

握りもちゃんとついてますよ。
赤玉ホタテって初めて食べたかも。

鮨を食べたのは、昨年末に東京に行って以来です。美味しかった…。
参考：美味しい鮨が食べたい！ ２年ぶりの秀徳、入店できないピンチに！？

と、満腹満足したところで、一応佐藤堂の前を通ってみました。

まだ整理券を配っていて、一時間半もすれば入れそうな雰囲気とのこと。
それならトライしてみるか。と、整理券を受け取り、その間に北海道展会場やほかの売場を荒らすことにしたのでした。

しかし、買ったのは食べ物ばかり…。
そりゃまあ北海道展は旨いモノを漁りに来ているからそうなるけど、ここ最近ストレスが溜まっていたものですから目につくお菓子だのチーズだのを片っ端から買いまくっていたら散財しました…。
北海道展以外でも買ったモノといえばネスプレッソのカプセルくらいです。嗜好品ばかり。不健康ではありますが、ストレス発散にはなりました。

さて、両手が千切れそうなほど食べ物を抱えて佐藤堂に戻って改めてメニューを見ると、悩ましくて仕方ありません。
チョコとマンゴーのパフェは味の想像がつくからまあいいとして、チラシに載っていたプレートも気になるし、塩キャラメルとピスタチオとカシスのパフェも美味しそう。イチゴとチーズと紅茶のパフェも超気になる。
整理券方式だと並ぶ時間もさほどなく、「どうしようどうしよう」と言っている間にスタッフがオーダーを取りに来てしまい、慌てました。

んで、結局ファーストインプレッションを重視ということで、ピスタチオ菓子８種盛り合わせにしました。

ピスタチオとミルクのソフトクリーム、ピスタチオのプリン、ピスタチオのチーズケーキ、ピスタチオの生チョコレート（柚子乗せ）、ピスタチオのマカロン、ピスタチオと小豆の発酵バターサンド、ピスタチオクリームと粒あんとイチゴの最中、ピスタチオの燻製、とピスタチオ尽くしです。

よくよく見るとほとんどはテイクアウトできるものだったので、店頭でどっさり買って自宅で再現というのもアリだったかもしれません。
もっともソフトクリームは自宅までもたないし、昼の時点で売り切れているモノも多かったので、完コピは無理でしょうけど。

こちらが塩キャラメルとピスタチオとカシスのパフェ。

８種盛り合わせを選んだ決め手のひとつは、熊の木彫りの最中ですね。可愛い。

中にゴロンとイチゴが入って、ピスタチオクリームと粒あんもたっぷりです。

最中とクリーム・あんとの間には薄いホワイトチョコ（多分）が挟まっていて、見た目は最中なんだけど食べると洋菓子的な雰囲気で面白かったです。

そしてスイーツも美味しいのだけど、気に入ったのがピスタチオの燻製。
何かと思ったら、甘い物ばかりなので合いの手的に食べてくださいねということらしいです。
確かに甘さで口がダレたときに香ばしい燻製はすごく美味しくて、気に入ってしまい購入してしまいました。また食べ物が増えた。

しかし、いかんせん鮨を食べたばかりなので完食できませんでした…。
冷静に考えると最中もバターサンドも相当な大きさだし、食べ切れるわけがない。
パフェも結構大きかったので、空腹で臨むのが正解でしたね。
ああ、人間も食べ貯めができる生き物ならいいのに、と、この手のイベントがある度に思います。