【家計簿大反省会】値上げに悩まされた2022年と、2024年新NISAへの期待

今年も1年の家計を総括する時期になりましたよ。
参考:【家計簿大反省会】2021年は貯蓄の年のハズだったけど…?

money

残り数日で飲み会やら食材・日用品購入やらで使う予定はありますが、何万円もかかるものでもないのでここらで〆ておきます。

2022年は物価上昇がありつつも貯蓄率アップ!?

こちらが今年の支出+貯蓄の割合です。
今年も貯蓄は「収入-支出」とザックリ計算にしました。
普段給与が入ると同時にあちこちに振り分けてしまうので、自分でも貯蓄額はこのタイミングまでよく分からなかったりします。

2022家計

今年の貯蓄率は29.6%でした。
昨年が28%なのでほんのり改善したように見えますが、節約を頑張ったというより残業が増えた結果です。
できれば残業は1時間たりともやりたくないと思っている人間には少々不本意な内容です。
そして貯蓄率の目標は33%なので「うーん、もうちょい頑張れ」というカンジでした。

…それにしても、社会保険と税金には相変わらずイライラさせられます。
実は消費税はこの「税金」に入っていなくて、食費などの項目に含んでいます。家計簿をつけるときに外税にするのが面倒で、レシートの額をポチポチッとやっているのでそうなっています。
それを考えると更に税金を払っているわけですから、余計にイライラします。
まだまだ住宅ローン控除期間でしっかり戻ってくるからいいけれど、それもあと数年。その後は貯蓄がごそっと削られる予定です…。

今年大きかった支出は、住居費ですね。
椅子と電子レンジという大物を買った結果です。

バーテブラ
参考:イトーキ vertebra03(バーテブラ03)は腰痛持ちにはありがたいワークチェア!

猫
参考:[Newオーブンレンジ]パナソニック ビストロ NE-BS6A、使い始めての感想

これで古い大物家電はなくなったし、今の部屋に引っ越したときに買った冷蔵庫やエアコンももう少し使えるだろうし、来年は大物支出がないといいなあ。
とは思いますが、故障やらワタシの気分の変化やらあるから読めませんね。

保険医療費がやけにデカいのは、病院も整体も美容院も化粧品も諸々そこに突っ込んでいるからです。
科目ではもう少し細かく分かれているから日頃は何とも思わないけど、まとめると結構な金額ですね。
整体が結構なお値段なのですが、腰痛で何もできなくなることを考えるとメンテナンス代としてこれくらいは仕方ない…という気もしています。

今年は食費も下がったし、服や靴もあまり買わなかったから被服費も落ちたし、スマホを格安プランに変えた効果も出たし、支出の抑制はまずまずでした。
参考:【auからpovoへ】格安プランに移行して1年、通信費は驚異の8割減!?

が、水道光熱費が!
税金と社会保険が!
抑制した分を全部持っていきやがった!!

食料品も電気代もまだまだこれから上がるらしいので、ちょっとどうしたもんかなー…と考え込んでいます。
残業イヤンとか言ってないで収入を上げていかなきゃいけないんだろうなあ。
でも、寝食を削って仕事をする体力・気力はもうないのよ…。若いうちにガッツリ稼ぐか、しっかり稼げるスキルを身に着けるのが正解なんでしょうね…。

ちなみに、猫費は昨年並みでした。
フードも値上がりしているけど、今年は病院とシッターさんが少なかったのかな。

40代独身オンナの資産割合

1年の総括の後のお楽しみは、各資産の積み上がり具合を確認することです。ええ、我ながら暗い楽しみだと思っています。

現在の有リスク資産(株だの投資信託だの元本割れする資産)と無リスク資産(現金や債券など元本割れしない資産)の割合は次の通り。

資産

…うーん、去年とあまり代わり映えがしません。
有リスク資産の割合が1パーセント増えただけで、あまりというか全然変わっていないというのが実態です。
今のところ、無リスク資産は住宅ローン残債+α分を確保しておきたいので、そうすると手厚めになってしまうのでした。
せっかく年に一度のお楽しみなのに、つまんなーい。

2024年スタートの新NISAへの期待!

さて。今年は金融庁からデカいクリスマスプレゼントがありましたね!
2024年から新しいNISAが始まります!
金融庁 新しいNISA

ワタシ的にはこれはかなり嬉しい知らせでした。

従来の一般NISAの何がイヤって、非課税保有期間が5年ぽっきりと短いこと。
短期間でポンポン売買していくスタイルならいいんだけど、じっくり成長を待つには向いていません。売買が面倒くさくなると一般NISAは使いづらいモノでした。
かといってつみたてNISAが素晴らしいかというと、非課税保有期間が20年間なのはいいとして、年40万円という枠の小ささが気に入らない。
20年間×40万円=800万円分しか優遇されないって。800万円+利益で老後何年間の生活費だと思ってんのさ。

しかし新NISAは非課税保有期間が無期限ですって!
更に限度額は1,800万円と大幅アップ!
しかも現行NISAでの投資分は外枠ですってよ!

個人的には、非課税保有期間が無期限になるだけでも金融庁を褒め倒したい気分です。
現行つみたてNISAも20年間ありますが、非課税期間が終わる前に売るのか、それとも特定口座に移してまだまだ育てるのか、出口戦略が必要でした。
しかしいつ売っても非課税なら戦略はただひとつ、「お金が必要なときに売る」それだけです。これはかなり気楽になりました。

保有限度額が1,800万円というのも、お金持ちの人には不満かもしれませんが、ワタシみたいな庶民にはまずまずという印象です。
正直なところ長生きしてしまったら1,800万円では老後資金はまったく足りないと考えていますが、現行NISAと比較したら「金融庁、頑張ったじゃん!」というカンジ。
あえて不満を言うならば、2014年からこの制度にしておいてくれれば…というところでしょうか。

 

というわけで、2024年からは保有限度額の1,800万円をなるべく早めに埋めるよう資産を動かすつもりでいます。

年間投資額が360万円なので、最短では5年間ですね。
まずは特定口座で持っている商品を売り払ってNISAで買い、特定口座が空になったら待機資金や現金もNISAに突っ込む。財形貯蓄なんかもNISAを埋めるまでは中止中止。
さすがに5年間で完了できるかはビミョーですが、やれるところまでやってみます。

なぜそんなに急いで限度額を埋めようとしているかというと、ひとつは自分の年齢のせいです。
2024年から5年というとしっかり50代に足を突っ込んでいるので、老後の準備時間があまり残されていないんですよね。
もうひとつは、NISAが充実すると特定口座の税率が上がるんじゃないかと危惧しているからです。
庶民は1,800万円も買えれば充分だよね。てことは特定口座に資金がある人はお金に余裕があるよね。その利益から税金ガッポリ取っても生活に支障はないよね。となりそうで怖い。
実際、ド庶民のワタシは「1,800万円を埋めた後に株を買う余裕があるかなあ」という気がしているので、とりあえず特定口座は空にして、限度額を埋めた後にまた考えればいいやーと思っています。

これがまだ若い20代や30代ならねえ。
10年20年かけてゆっくり枠を埋めても老後まではまだあるし、ゆとりあるNISAライフを送れると思うと羨ましいです。
自分が新社会人になったときに新NISAがあったと仮定したら、最低限の現金以外はNISAに突っ込んで、枠を埋め終わった後にマンションを買うような気がする。
今からの世の中、お子さんにやれ結婚資金だのやれ住宅資金だのを都度都度支援するよりは、NISA用資金をさっさと支援して「あとは自分で育てなさい」というのが正解になるんだろうなあ。
いいなあ、ババアは枠を埋めたらすぐ死んじゃうみたいな可能性もなくはないお年頃だからなあ…。

そんなこんなで急に資金計画の変更を余儀なくされるわけですが、良い方向に変わるなら大歓迎。
2023年も新NISAに備えてせっせと貯蓄に励みます。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “【家計簿大反省会】値上げに悩まされた2022年と、2024年新NISAへの期待”

  1. 新NISA、私も物凄く楽しみです!
    現状のは5年と短いし、毎年ロールオーバーしてると枠がいっぱいになってしまうよなぁ、いつ解約しようかなぁなんて思ってたので、まさかの無期限に歓喜です!
    1800万は庶民の私には十分な枠です(笑)。
    チマチマやってた財形はもうすぐ限度額いっぱいになるので、なり次第財形をやめて、その分もNISAに回していこうと思っています。

    1. おかゆサマ
      ワタシも1,800万円あればお腹いっぱいです笑
      5年はやっぱり短いですよね。
      昔は1年定期でも拘束時間長いなあと思ったけど、この歳になるとふっと気づけば10年経っているので笑、5年のパンニーは使いこなせませんでした。
      今のところ株価高騰な材料はなさそうなので、安いうちにせっせと買って老後に備えたいですね!

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