旅ログ ~スイスの周遊ルートと旅支度~

2015年の夏はスイスに行ってきました。

事の発端は、母が「スイスに行きたい」と言い出したこと。
確かに1度くらいは行きたいよねぇということで、どんなルートにするか半年前くらいからいろいろ調べていました。

しかし…、ワタシ、山ってそんなに好きでもないかもしれんですわ…。
一応登山アイテムは何となく一通り持っているのですが、山ガールが流行ったときに揃えたニワカなカンジなので熱心に山登りはしていません。
そんななのでスイスのガイドブックを見ても「めくってもめくっても山ばっかりだがや…」と、フライトを取る前から食傷気味になったのでした。

しかもスイスって1都市滞在が面白い国でもないですから、あちこち周らなきゃいけません。
鉄道が充実しているからそれは大丈夫っぽいけど、どのチケットをどう買えばいいのかわからない。そもそも、どこを周ればいいのかわからない。

そうこうしているうちに観光列車の発売日が迫ってきてしまい、自力でルートを立てるのがイヤんなったワタシは懇意にしている旅行会社に丸投げしてしまいました。

こちらが希望した要件は次の通り。
・ミラノin ジュネーブやチューリッヒout(ミラノで姉と集合だったため)
・特急列車に乗りまくりたい。ベルニナ急行と氷河特急はマスト。
・マッターホルンを見たい。
・あとはユングフラウヨッホに行きたいかなぁ。
・ホテルはなるべくいいところを。
・列車は全部1等で。

その結果、立ててもらったプランはこんなカンジです。

1日目:セントレア→フランクフルト→ミラノ
2日目:ミラノからルガーノを経由して、ティラーノからベルニナ急行でサンモリッツへ
3日目:氷河特急でツェルマットへ
4日目:ゴルナーグラート展望台でマッターホルンを見て、ハイキング
5日目:列車を乗り継いでグリンデルワルト
6日目:ユングフラウヨッホに行ってからハイキング
7日目:ゴールデンパスラインでジュネーブへ
8日目:ジュネーブ→フランクフルト→
9日目:帰国
スイスの南側を横断するようなルートですね。
ハイジの故郷には行けないけど、まあいいや。スイスの風景なんてどこも似たようなもんだろ(←ある意味正しく、ある意味間違ってました)。

旅行会社から送られてきたのは、ホテルのバウチャーと列車の切符。
この列車の切符がよくわかりませんでした。
ベルニナ急行・氷河特急・ゴールデンパスの特急券はすぐわかる。
あとはスイスパスという乗り放題の乗車券を使って移動するみたいです。小さな登山列車なんかも対象になってます。
スイスパスは、日付を指定できる4日間有効のヤツでした。これをどの日に使えばいいんだ?
乗継はどうすりゃいいんだ??
しかもスイスパスは1人1枚だけど、特別な登山列車なんかはモノによっては3人で1枚だし、どの検札で何を出せばいいのかよくわからない。
というわけで、久しぶりに眉間の皺を寄せながら地図とチケットを睨む旅支度になったのでした。

悩んだ旅支度といえばパッキング。
登山(といっても初心者向けハイキングだけど)をするとなると、結構な大荷物になります。

まずは機内持ち込みから。
今回はハイキングに備えて、珍しくリュックに詰めました(いつもはポケットの多いボストンバッグ。PC用ポケットもあるのでiPadの収納に便利なのです)。

・パスポート
・クレジットカード
・現金
・航空券やホテル等のバウチャー
これさえありゃ旅に出られます。
ヨーロッパは現金がほぼ要らないのでラク。一応家族でまとめてスイスフランを用意しておきましたが、どうしても現金じゃなきゃダメな場面はなかったかも。

・iPhone, iPad, カメラとその充電器
最近は、紙のガイドブックは持たずにKindleで済ませています。
「るるぶ」のハイキングマップが便利でした。「ここで鉄道を渡る」とか細かいルートの指示があって、迷う心配なし。
もう少し細かい解説も欲しかったので「地球の歩き方」も併用しました。
しかし、古いiPadは重い! ハイキングで背負っていると肩が痛くなってきます。旅のときはminiが欲しいなぁ。

・基礎化粧品(日焼止めと保湿液)
・歯磨きセット
・ハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュ
・薬
・リップクリーム
デジタルガジェットが年々肥大していく一方、身の回りのモノは減っています。
昔は乗継便のときは「万一飛行機が飛ばなかったら…ロストバゲージしたら…」と一泊分くらいの下着や化粧品は持ち歩いていたものでしたが、重くてやめました。ヨーロッパなら現地で買えばいいし。

お次はスーツケースに詰めるモノ。

・トレッキングシューズ
・トレッキングポール
・合羽上下
・フリース
・帽子
・手袋
・アームカバー
・ネックカバー
この辺はハイキング用です。氷河を見に行くから真冬装備が必要。そのくせ暑いところも歩くから真夏装備も要る。軽いけど嵩張る…。
ポールはワタシ用というより母用です。結局使ってなかったけど(そして転んでいたけど)。

・半袖Tシャツ×3
・長袖Tシャツ×2
・長袖シャツ
・キャミソール
・ハーフパンツ
・登山用スカート
・登山用パンツ
・クロップドパンツ
・タイツ×3
・靴下×4
・下着セット×4
・寝間着
移動ばっかりの旅だと、ろくに洗濯ができません。なので着替えが多くなってしまいました。
オシャレワンピやパンプスはもういいや! どうせ山国なんだし! ずっと登山の格好でいるよ! と覚悟を決めて行ったら、サンモリッツの高級ホテルで少し恥ずかしかったです…。

・化粧品
・行動食
行動食は、煎餅やとらやの羊羹です。

小型羊羹は携帯に便利

荷物多いなーと思って頑張って減らしたところ、スーツケースはかなりガラガラになってしまいました。帰りにワインを持ち帰るのが大変だったくらい。
オシャレ着を持っていけばよかったなー。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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