旅ログ ~ヨーロッパの頂上・ユングフラウヨッホへ~

この日は朝から鉄道を乗り継いで、ユングフラウヨッホへ行きました。
マッターホルンへ行ったときはゴルナーグラート鉄道1本だったのでラクラクですが、ユングフラウまでは乗継。しかしこの頃になるとスイスの列車事情にも慣れてきて、移動もスムースです。

ユングフラウヨッホ登山鉄道は、ほとんどトンネルの中。
防寒してホカホカしているところに暗い車内…。そして早朝…。眠いです…。マジ寝れる…。

そんな眠気も、駅を降りるとひんやりした空気で吹っ飛びます。

ユングフラウヨッホ

来ました! ヨーロッパのてっぺん!

この日も天候に恵まれ、メンヒもユングフラウも頂上を拝むことができました。
空の色の深さが、宇宙に近いことを物語ってますね。

ユングフラウ

メンヒ

氷河が目の前。すごい迫力です。

氷河

マッターホルンを見たときのゴルナーグラート展望台とは寒さが桁違いでした。フードを被っていないと頭や耳から熱がどんどん逃げていきます。
それでも晴れているだけまだマシで、知らないオジサンに双眼鏡を借りてメンヒにアタックしているパーティを観察したり、なんて余裕はありました。

ユングフラウヨッホは気ままに見物できるわけではなく、道順が決まっています。
なんだかよくわかんないけどいろいろ展示物が。

暗いからブレブレ
暗いからブレブレ

強制的に、氷河をくり抜いて作られた展示室へも行かされます。雪道・氷道を歩けないワタシは、この辺で半泣きに。

氷の回路

そして真夏でも雪の上をざくざく歩けます。うう、別に歩けなくていいのに…。

ユングフラウヨッホ展望台

あれだけ晴れていたのに、あっという間にガスってしまいました。山の天気は気紛れですな。

ユングフラウガス

すっかり身体が冷え込んだので、レストランのオープンと同時に早めのランチです。スイス料理に食傷気味だったので、カレーを食べてきました。
どうやらそこは団体の予約客がメインらしく、客が全然居ない状態。インド人らしきスタッフに「えっ、カレーしかないけどいいの?」と言われました。
フツーはスイス料理も食べられるフードコートに行くみたいです。だってそっちは混んでるもん。

スパイスのおかげで温まってからは、土産物屋を物色。
ユングフラウヨッホ限定品とかあれば買っちゃおうかなーとウキウキ覗いたら、特になんてことのない土産物が並んでいてヤル気が萎みました。

でもリンツのショップだけはテンションアップ!
これこそ別にユングフラウヨッホじゃなくても買えるのに、この先の行動食用にと量り売りのチョコを買いました。

リンツチョコ

帰りはまたまた登山列車を途中下車してハイキングです。

今回はアイガーグレッチャー駅からクライネシャイデック駅までの約1時間コース。
マッターホルンのときはガレ場を歩くカンジだったのが、今度はのどかな草原をのんびり歩けます。

列車と牛を眺めながらのハイキング。スイスっぽい!

氷河と牛

マッターホルンのような劇的な風景はないものの楽しめました。…とか書いたけど、氷河を見ながらお気楽ハイキングってなかなかできないことですよね。充分劇的風景じゃん。

せっかくならお弁当を持って半日くらいうろうろしたかったなあ。

登山鉄道

人工池?

牛は人間ごときには動じず。

牛

クライネシャイデック駅は登山鉄道の乗換駅なので、結構賑やかです。
ホテルのレストランでジュースやケーキなどを補給して疲労回復。人心地ついてから、また列車に乗ってグリンデルワルトへ戻りました。

【スイス旅行の日程】
1日目:セントレア→フランクフルト→ミラノ
2日目:ミラノからルガーノを経由して、ティラーノからベルニナ急行でサンモリッツへ
3日目:氷河特急でツェルマットへ
4日目:ゴルナーグラート展望台でマッターホルンを見て、ハイキング
5日目:列車を乗り継いでグリンデルワルト
6日目:ユングフラウヨッホに行ってからハイキング
7日目:ゴールデンパスラインでジュネーブへ
8日目:ジュネーブ→フランクフルト→
9日目:帰国

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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