久しぶりに(といっても1年ぶり)に京都に行ってきました。

年1回の京都なんてワタシにしてみればどうってことないペースですが、実はなんとブリ男が来てから初めて新幹線に乗って遠出をしたのです。
日帰りとはいえ「久しぶりの旅だー!」とテンションが上がりました。
メインイベントは京都国立博物館で開催中の「国宝」展。こういうビッグイベントは名古屋に来ないのですよ…。
ま、それはそれとして、せっかくの京都ですから美味しいモノを食べるのもやはり目玉です。
今回はごだん宮ざわを選びました。
お昼のコースは5,800円・8,800円・13,500円の3コース。内容はすべて料理人にお任せで、店のサイトを見ても何が食べられるかさっぱりわかりません。
初めて行く店なので、間を取って無難に8,800円にしました。
店内はこじんまりとしたカウンターと個室。
華美なところはないけれど、器や家具など厳選されているのがよくわかって、快適な大人の空間です。水差しひとつとっても60年代のオランダ製の可愛らしいモノだったり、ビールのグラスもガラス作家の手作り品だったり、凝っていました。
そしてお料理!
これがまあ素晴らしかったんですよ!
蜜柑や柿、甘海老のなます。

しっかり甘いフルーツと、これまたとろとろに甘い海老がほどよい酸味と絡んで、食欲をそそられます。
椀物は鯛。

京都のゴハンの何がいいって、お出汁の旨さですよ!
軽く炙ったカンパチに雲丹と薬味をたっぷりと。

これ、ものすごく美味しかったです。
炙った後の香ばしさに雲丹のとろんとした甘さと薬味のしゃっきり感が絶妙なハーモニーをもたらします。これだけで丼いっぱいくらい食べたいくらいの美味しさでした。
焼き物は鰆の塩焼き。

塩はほんのり、魚の甘味を引き立たせる程度のお上品な塩梅です。
焼き胡麻豆腐。

上には帆立と枝豆のソースが乗っています。
表面に焼き色がついたあつあつの胡麻豆腐、これがもちもちで美味しいのです。
そこに甘い枝豆ソースと帆立の旨みが重なって、口の中がお祭り状態。
手打ち蕎麦の自家製カラスミがけ。

カラスミのパスタがあるんだから蕎麦と合わせてもいいはずなのに、思いつかなかったなあ。
自家製カラスミは塩分控えめ。ワタシはカラスミってしょっぱすぎてあまり好きではないのですが、ここのヤツはめちゃくちゃ好きでした。
また蕎麦が美味しくて、濃厚なカラスミとじゃなくてあっさりおつゆでも味わいたかったです。
揚げ物は、ワカサギと白舞茸。

黒糖や酢を煮詰めた甘酸っぱいソースがワカサギのほんのりした苦みとよく合います。
茸と魚の自然薯がけ。

魚はイサキだったかな。炙られていてぶりぶりの食感でした。こんなの食べたことない! ワタシの知っているアレじゃない! とビックリして魚の名前を忘れてしまった…。
〆のご飯はたくさんの漬物やおじゃこと共に。

一膳目は蒸らし切っていない早や煮えを。ちょいと芯が残ってリゾットみたいな食感です。お米の風味をダイレクトに味わえます。
時間をおいた二膳目三膳目になると、いつも食べている「ご飯」に変化。そんな味わい方をしたことなかったので、新鮮でした。
最後の甘味は梨ジュースと最中。

この最中、中身の餡子は当然のように美味しいのですが、皮も炭火でパリッとさせていてすごく美味しかったです。

写真で見るとさほど派手さのない料理ですが、味はどれも繊細かつ華やかでした。
またぜひ訪れたい店のひとつです。
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