久しぶりに東京に行ってきました。
いやー、最近の東京のホテルは高いですね!
ついこないだまで「せっかく東京で泊まるならラグジュアリホテルで贅沢ステイしよーっと☆」なんてことをやっていたのですが、今回もそのノリで予約サイトを覗いたらあまりにも高額で鼻血を吹くかと思いました…。
2020年まではこんなカンジなのかなあ、としょんぼりしています。
しょんぼりしつつも、美味しいものをいろいろ食べてきました。
ひとつは精養軒です。
明治の文豪に愛された西洋料理の王道を堪能しに行きました。
頭の中では「森の中のこじんまりとした瀟洒な洋館」てな風情を勝手にイメージしていたので、まあまあの規模の旅館みたいな雰囲気でちょっと「あれー」と思いました。
行った日は小春日和というか、体感的には夏日かよってくらい暖かかったので、4階のテラス席へ。
不忍池を一望!
気持ちいい!
セーター1枚でも全然平気な陽気だったので、池を眺めながらぼーっとできました。
東京は大きな公園があちこちにあって羨ましいなあ。名古屋って緑が少ないんですよ。航空写真を見ると東京よりも灰色で愕然とします。
近くのテーブルではお坊さん達がコーヒーを飲んでいたり、正午には鐘の音が響いたりして、西洋料理店なのに仏教の香りも味わえるという実に日本的な場所でした。
さて、ここで食べたものは。
ローストビーフ!
ソースがいかにも「正しい日本のローストビーフのソース」というカンジで、初めて食べたのに懐かしい味でした。
肉も柔らかくて美味しいです。
それから、カレーライス!
精養軒といえばハヤシライスの方が有名なんでしょうが、すいません、カレーのが好きなんです。
これまた「これぞ日本のカレーの美しい姿」といった安心感抜群の味。おうちのカレーより高級感がありつつも、「カレーといえばこの味よね」といったお馴染み感もあります。お澄まししているのに気取らないという、絶妙のバランスでした。
甘みの強い福神漬けも美味しかったー。
気取った西洋料理ももちろん好き!
旅ログ ~プラハで食べた美味しいもの~
One thought on “日本の正しい西洋料理 ~精養軒~”