と、まあ、前回書いたように、ブリ男と一緒に寝るためにはそれなりの儀式が必要なわけです。
参考:猫って、思春期の男子か面倒くさい女子みたいだよね。
一度ベッドに連れ込んで添い寝モードになれば

こーんなカンジではありますが。
ワタシの手や腕に身体を預けて、すぴすぴと寝息を立てているモフモフのブリさんは本当に可愛い。
一旦甘えん坊さんになると、昼間の塩な猫はどこいった…てなくらいデレデレして、落差が面白いです。
完全にデレデレモードになると、ベッドに連れ込む手順も簡素化されます。
ときどき「デカい生き物起きてるじゃん! オヤツおねだりしたろ!」と張り切って皿の前に行き、カリカリをもらって満足してから、「あれ、俺なにしてたっけ…」みたいな顔をする。
目が完全に覚めていると再度「嫌がるブリさんをベッドに無理矢理拉致して、ブリさんが不承不承一緒に寝てくれる」というプレイをかまさなきゃいけないのですが、ちょっと寝惚けていると手順を省いても大丈夫です。
「ブリさん、お母さんはお布団に戻りますよ〜。ブリさんもおいでよ〜」と先にさっさとベッドに戻り、読んでいた本の続きに取りかかると、程なく毛玉がスタッと布団に乗ります。
んで、布団の上でどたーっと丸くなり、ワタシの腕に顎を乗せたいようで前脚をちょいちょいと出してきます。
可愛いなあ。
と、こっちもデレデレして腕を貸してやり、妙な体勢でタブレットを操作するから身体がバッキバキになる。
というのがお約束。
夏はこうした時間がまったく、そう、まったく! ないので、貴重なうふうふタイムを少しでも長く取るために、この季節は風呂上がり即ベッドくらいの勢いで就寝準備をするのでした。
ワタシがベッドから布団乾燥機を下ろして枕の位置を整えてーとやっていると、たまにブリ男がベッドサイドに置いてある椅子にちょこんと乗って、ワタシのやることをじっと見てきます。
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ワタシが布団に潜り込んで「ほら、ここはブリさんの場所だよ〜」と脇をポンポンと叩くと、椅子から布団へのっそり移動するブリさん。
そんで素直にワタシにもたれて毛繕いを始めると、あまりの可愛さに心の中でガッツポーズです。
また夏になったら一緒に寝てくれないから…いつまでもこの感動を覚えていよう…そして次の夏の独り寝のときに思い出すんだ…と、ちょっとキモいことを考えながらブリ男をなでなでするのでした。
さて、孤高の野獣たるブリ男は、いかに冬といえど常にデレデレするわけではありません。
先日も、しばらく添い寝して途中何度かオヤツを出してやり、さて本格的に寝ようとしたときにブリ男のスイッチが急に入った日がありました。
その日最後のカリカリを出してやり、「俺はまだ食べられるのに、デカい生き物は俺をみくびっているぜ!」みたいな顔をするブリ男に「さてブリさん、お母さんはねんねしますよ。ブリさんもおいで」と声をかけると、イヤだとばかりにケージから小走りで逃げ出しました。
あらー、荒ぶりモードになっちゃったか。ここで遊ぶと、最後にまたカリカリを欲しがるんだよなあ。
というわけで布団に戻って消灯すると、暗い部屋でブリ男がうろうろする気配がします。
それから我慢できなくなったブリさんが「んふうぅ〜?」と謎の声を挙げ、ワタシも「うーん?」と謎のレスポンス。それでも布団に乗ってこないで、ベッドの周りをうろうろしているようでした。
しばらくするとバーテブラがきしむ音がしたので「あれ、ブリさん、一緒に寝ないつもりかな」とガッカリです。
いやいや、もう床暖房切っちゃったし、寒くなって来るよ。と忍の一字で目をつむっていると、スコココーンと音が響きました。
何かというと、ブリ男が落として遊ぶようにと、キッチンペーパーの芯をテーブルの隅に立てておいたのでした。
大人になったブリさんは、キッチンペーパーやサランラップの芯を見て即飛びつくということはなく、そのときも立てた状態で2日間ほど放置してあったのです(こうして部屋が散らかっていく)。
それがここへ来て、寝ているデカい生き物の気を引くために、ようやく芯をテーブルからはたき落としたのでした。
可愛くて大笑いした後、それでもブリ男を迎えに行かずに布団の中でじっとしていると、ブリ男は物見台の上へ移動。
しばらくそこからデカい生き物を観察した後、「きゅるっ」とか言いながらようやく布団の上に戻ってきました。
あー、久しぶりに喉鳴らしちゃう? ふみふみして甘えちゃう?
とワクワクしていたら、そこまでの気分ではなかったようで、ワタシの鳩尾をぎゅううっと踏みつけてきました…。
しばらくしてからワタシの脇腹にどっかりともたれて、ワタシの腕に抱きついて、寝始めたのでした。
ブリ男にしてみたら、デカい生き物こそ「アイツ、俺が来いっつってるのに迎えに来なくて、面倒くさいヤツだなあ!」と思っているのかもしれません。
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