ゴールデンウィークといっても、今年も遠出の予定がないワタシ。
毎年のように海外旅行に行っていたのは過去のこと、今は為替・物価のせいでエアとホテルを調べるだけで「もういいや…」と頓挫しています。
国内も、どこも外国人観光客が多いとニュースで見ると「疲れそう…」と萎えてしまう。そしてやはり高い。
去年はそれでも日帰り南禅寺散歩をやる元気はあったのになあ。年々、腰が重くなって歳を感じます…。
参考 : 初夏だ、京都へ行こう! 青紅葉の中で南禅寺を散策!
それでもさすがに連休中ずっと家に引きこもるのもいかがなものかと思われて。

常滑のやきもの散歩道をフラフラしてきました。
とこなめ観光ナビ
昔から「急に会社をサボって気の向くままに電車に乗って見知らぬ街へ行き、海や山を見て元気を取り戻して帰る」みたいなことに憧れているのですが、真面目に会社員をやっているとなかなか実行する機会がありません。
急にサボることがあっても、大抵は体調不良で寝込むだけですね。
てなわけで、「よし、今日は出掛ける」ということだけ決めて、あとはノープランで家を出ることに。
着替えて化粧している最中も、名古屋市内でまったりするのか、はたまた郊外を歩き回るのか決めかねていたので、服装や持ち物が正解なのかわかりません。
とりあえず最小限の荷物で出掛け、名古屋駅に向かったのでした。
しかし、「テキトーに電車に乗って見知らぬ街に」といっても、難しいものですね。
名古屋から、ブリさんの世話のために夕方帰宅できる範囲で出掛けるとすると、浜松とか大垣とか知多半島とか? 別に知らん街でもないし、旅感はあまりないよねえ。
ワタシが憧れる「テキトーに電車」は、首都圏の異様に発達した路線でないと成立しないとようやく気づいたのでした。
そんで、とりあえず普段あまり使わない名鉄の改札口へ行き「最近は飛行機と無縁だから空港へ行くのもいいな。その手前の常滑でもいいか」と思い立ち、そのまま改札を通ったのです。
ホームで待っていると外国人ファミリーに話しかけられ「この電車は常滑へ行く?」と訊かれました。
名鉄名古屋駅は地元民も困惑する乗り場になっていて訊きたくなる気持ちもよくわかるので、次の次の電車だよーあそこの緑のパネルがピカピカするところが乗車位置だよーと伝達。
それをきっかけにそのファミリーのケア要員になってしまい、電車内でも「常滑は次?」「そうそう、次の駅だよ」みたいな会話が続いて、ワタシも海外旅行のときはその辺の人にバスや電車を訊きまくったのをぼんやりと思い出し、なんとなくワタシも常滑で降りたのでした。
さて、常滑といえば。

街を見下ろすデカい招き猫です。
この子、「とこにゃん」って名前があるんですね。知らなかった。

間近で見るとギョッとするほどデカいです。

裏側のこのハリボテ感よ。

表側はいいカンジの立体感になっているんですがねえ。
そしてとこにゃんを見る猫の焼き物も可愛い。
とこにゃんの裏を見られただけでちょっと満足しかけたのですが、そのままやきもの散歩道に入ります。
やきもの散歩道は、昔の焼き窯や煙突が多く残っているエリアに張り巡らされています。

細い路地が入り組んでいるので地図を見てもわかりづらいのですが、あちこちに看板が立っていたり地面に目印が埋め込まれていたりするので、一応迷子にならずに済みました。

それでもときどき民家の駐車場や寺の境内に紛れ込んだりしちゃいましたが。
この日は平日であまり人がいなかったけど、観光客がわらわら歩いているような日は生活している人は大変そうだなーと思いました。
煉瓦造りの煙突。

狭いエリアに結構な数の窯が密集していました。
散歩道の途中には、オシャレなギャラリーも。

ワタシのほかに客はおらず、スタッフさんからいろいろと説明を聞けて面白かったです。
常滑は港に近いから常滑焼はいろんな地域から出土するとか、常滑焼といえば朱泥のイメージだけどアレは一時的な流行りとか(一時的つっても江戸から昭和とかだけど)。
実家も親戚の家も朱泥の常滑焼の急須を使っていて、常滑焼はああいう色だと思い込んでいた愛知県民としては「そうなの!?」とビックリでした。
参考:[新居Newアイテム]東屋 平急須 横手
さて、目的地を決めずにフラッと出掛けると、やはり準備不足になります。
この日は曇り空でしたが歩いていると暑くなって、日傘や帽子を持ってこなかったことを後悔したのでした。4月の日差しを舐めちゃいかん。
そして、飲み物も持たずに歩いていたので喉が渇きました。
なぜそんな無謀なことをしたかというと、地図を見ると散歩道のそこかしこにカフェがあるのであちこちで休憩しながら水分補給でオッケーでしょと高を括っていたのです。
やきもの散歩道 カフェ巡り
ところが、平日の人少なな日のせいなのか、多くのカフェがクローズしていました…。
人が少ない方が観光としては快適だけど、こういうのが困りますね。いやでも、人の生活圏をウロウロするのだから贅沢は言えない…。
ほうほうの体でBARBARA COFFEE ROASTERSに飛び込むと。

白熊…?

なんか、入っちゃいけない空間に紛れ込んだのかと思いました。
しかし入っちゃいけないということはなく、美味しいアイスカフェオレをフツーに頂いて一息ついたのです。

こういうごちゃっとしたインテリアもいいですよね。埃を払うのが大変だから自宅では絶対やらないけど。
BARBARA COFFEE ROASTERSの近くにある登り窯。


立派だなー。久しぶりにへうげものを読み返したくなりました。
土管坂。

と、古くからの焼き物の街を楽しんできたのでした。
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