椎間板ヘルニア、手術の後の状況

椎間板ヘルニアの手術をしてから数週間となります。

前回にも書いた通り、手術してスッキリ完治したかというと、そういうわけでもありません。

手術直後、集中治療室で目が覚めたとき、右脚には何ともいいがたい重たい疲労感がズシーンとありました。

足指は動かせるし血栓防止のポンプの触感はあるし神経は無事だろうとすぐ理解できたのですが、それはともかくなんだこの重さは、というのはとんでもなく不愉快でした。
そして、いつかどこかで経験したことがある重さなのですが、それが何なのか思い出せず、それも不愉快です。
いつだったか、骨折したときか。いやいや、ワタシゃ骨折したことはないぞ。んじゃ捻挫のとき? 捻挫直後はズキズキ感が勝って、こんなずっしり感とは違ったような。

と、背中のズキズキ感の合間にいろいろ考えてしまいました。
ほら、集中治療室ってヒマだから。

恐らく、長い期間神経が圧迫されていたのが急になくなったせいで出た疲労感のようで、その不快な重さは入院しているうちにほぼ消えました。

それで残ったのは、お尻の痛みと指先の痺れや麻痺です。

お尻の方は、ここ数年間腰の調子が悪いと出ていた痛みと同じです。

今思うと、数年前から坐骨神経痛の萌芽はあって、確かに整体師さんにも「酷くなると脚にも出るよ」とは言われていました。
が、その頃は腰やお尻の凝りを取れば痛みも取れたので、手術なんていやいやとんでもないというカンジでした。

結局手術することになり、その残ったお尻の痛みを感じると「振り出しに戻る」という気分になります。

お尻の痛みは、神経そのものも傷んでいるのでしょうが、やはり腹や腰やお尻の筋肉の凝りが大きいようです。

というのも、鍼に行ってお尻をマッサージしてもらったり鍼をぶすっと刺してもらったりするとラクになるんですよね。

そして、理学療法士さんのアプローチも面白かったです。

お尻や脚の裏側がガッチガチなのでそこを動かしやすくしてもらうのかと思いきや、腹をひたすらぐりぐりされました。
問題のある椎間板から坐骨神経に繋がる大腰筋がガッチガチなので、そこを集中的にほぐしてくれたのです。

ぐりぐりといっても痛いわけではなく、痛気持ちいい程度で、眠ってしまうかと思いました。
その日のリハビリは腹ぐりぐりでほぼ終わったのですが、立ってみるとお尻の痛みがキレイさっぱり消えているではないですか。

その後、診察を受けて脚の動きをチェックしてもらうと、仰向けから右脚を90度持ち上げることができました。

これが手術前だと15度くらいでお尻も脚もイテテとなったのですよ。
という話を理学療法士さんにしたら「それは…酷かったんですね…」と言われたので、ヘルニアの程度はやはり酷かったようです。
手術を経て、左脚同様90度上げられる(硬いので脚裏は突っ張るのですが)ようになってみると「手術した甲斐があったなあ」とホロリとします。

ま、お尻の痛みもすぐに戻ってしまうので、気長にリハビリやストレッチをやっていくしかないです。

自分でできる大腰筋のオススメトレーニングということで、療法士さんに次のやり方を教えてもらいました。

  • 仰向けに寝て、膝を90度に曲げて足をソファなどに乗せておく
  • お尻に力を入れる(大腰筋がぐっと固くなる)のと緩めるのを繰り返す
  • 腰骨からおへそにかけての辺りをぐいぐい押して大腰筋をほぐす
  • これらを繰り返す
  • 足首や足指を曲げたり伸ばしたりする

最後の足首・足指は、ワタシの弱点がそこだから追加してもらっています。
大腰筋がほぐれると神経の伝達がよくなるのか、足指の感覚も強くなるそうな。


そう、お尻も問題なのですが、割と困っているのが足指です。

足指や足首の感覚が鈍いし、ふくらはぎの筋肉も弱っているし、歩くのに支障があるのです。

ぐっと踏み締める感覚が弱くて、ゆっくりとしか歩けないし、大股でも歩きづらい。
大股で歩くとお尻の筋肉強化にもなるからぜひやりたいのに、できなくてもどかしいです。

ショーウィンドウに写る様子はフツーに見えますが、感覚的にはびっこを引いているカンジがあって、歩きづらい。
んで15分間も歩くと脚の重さが怠くなって、それで長時間歩行するのはまだ無理という状態です。

ちょっとでこぼこした歩道を歩くにも、踏み締める感覚が弱いから足首をぐきっと捻りそうになってヒヤッとすることがしばしば。
機敏に動くのもできないので、人を避けるのもやや困難です。
杖をついていたら親切な人は避けてくれたのになあ。

怖いのが「歩きづらくてしんどーい」と思うのではなく「手術前は、これに激痛が加わっていたからなあ」と思ってしまうこと。
あの頃は脂汗をかきながら、杖を頼みに歩いていたっけ…。
と、今の不便な感覚をマシなものと見做してしまいます。
いかんいかん、歩行しづらいのを肯定しちゃいかん。

手術しても違和感が残る人もいるよ。

というのはコレか。というのを実感中というのが現在ですが、まあまだ手術から1カ月も経っていないし。

入院中も退院してからも医者や医療関係者には「そのうち良くなるよ」と気休めなのか本当なのか知りませんが言われているので、それを信じてリハビリするしかありません。

数カ月間まともに歩けなかったんだから、気にならなくなるまで回復するのも数カ月かかるでしょ。
ってことで、気楽にやることにします。
ほら、気分が軽い方が痛みも軽くなるしね。

コメント

“椎間板ヘルニア、手術の後の状況” への4件のフィードバック

  1. まだむのアバター
    まだむ

    確かに、手術したらスッキリ、サッパリと行けば良いけどね、中々…ですよね。
    全く変わらず、半分くらい?まぁほとんど?という方…個人差多いですよね。
    地道にリハビリは欠かせないんですけど。
    ストレッチもしないとね…

    今、私の友人も手術をするか?悩み中。
    私も将来的には膝関節…憂鬱です

    1. りんむじんづのアバター
      りんむじんづ

      まだむサマ
      スッキリとしないなら手術する甲斐がないじゃん…と思っていましたよ、激痛になる前は笑
      今は多少違和感があっても「手術前の痛みを考えたら別世界!」と感激しています。
      ある程度歩けるようになるまで筋肉が戻れば、まあいいんじゃないかな。と、まだ体力ある年齢のうちに手術してよかったのかもしれません。

  2. ひまわりのアバター
    ひまわり

    リハビリの内容、凄く勉強になりました。
    痛んだりだるかったりすると、つい患部の近くをマッサージしがちなんだけど、離れたところを緩めることが大事なんだよね。
    わかってはいるんやけど、具体的な話を聞いたのが初めてなので目からウロコでした。

    身内に抗がん剤治療をやった者がいて、治療以来足首から下の感覚が鈍くなってしまったらしくて、歩き辛いそうです。
    ちょっと似た感じなのかな、て思いながら読みました。
    あとね、ヘルニアの手術した子もいるんやけど、術後1年経ったあたりで劇的に楽になってた。

    私が2年前に蜂窩織炎(かなり重症)で入院した時も、炎症を起こしたほうの脚の感覚がしばらくおかしくて、皮膚が固まってしまって歩き辛かった。股関節の腫れもなかなか引かなくて。
    筋肉もずいぶん落ちて、ちょっとした段差を上がるだけでも一苦労だったな。
    今では元通りだけど、しばらくリハビリしましたよ。
    ちょっと時間かかるかもしれないけど、地道なストレッチとマッサージで良くっていくはず!

    1. りんむじんづのアバター
      りんむじんづ

      ひまわりサマ
      お身内の方の、足首から下が…てのがまさにそんなカンジです。
      ぐっと踏みしめられなくて変に力が入り、脛の方が痛くなったりと、歩きづらいです。
      まだ日によって差もあって、昨日は踵から着地して〜と足裏を使えてすっすっと歩けたのに、今日は重くて疲れちゃう…という具合でして。
      そんな中、術後1年でというお話はすごく励まされました!
      鍼灸師さんによると頚椎のヘルニアの人も1年半くらいかかったといいますし、それくらいかかるものだと割り切って気長にやることにします。
      気長過ぎてサボらないようにしなきゃ笑

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