ブリ男が血便を出しました……。

本人は元気にワタシのPC作業を邪魔してます。
実は、去勢して1週間ほど経ったときにも猫砂にちょびっと血がついたことがありました。
薄赤いフレッシュな色だったので、大腸か肛門辺りからの出血と思われます。
慌てて病院に電話したら、食欲はある・よく遊んで元気・便の形状はいつも通りということで「様子を見ましょう」ということに。
確かに、去勢直後はブリ男がカリカリ拒否をしたりして食生活が大いに乱れていたので、お腹の調子がおかしくなっても不思議ではありません。
参考:[猫のハンスト]ブリ男がカリカリを食べなくなりました…
その後すぐにカリカリをもりもり食べるようになり、ブリ男の肥大化した食欲を満たすためと水分を摂取させるためにウェットフードを増やしたところ、いいウンチを出すようになりました。
砂に血がつくようなこともなくなり、あれは一時的なものだったのかと胸を撫で下ろしました。
参考:【キャットフード】猫のゴハンとウンチ
ところが、しばらくすると便の表面に粘膜が付着するように。
健康でも便に粘膜がつくことはあるらしいのですが、去勢前には気にならなかった現象です。術後に与えているフードが合わないのかもしれない。
ちょうどその頃サブカリカリとして混ぜていたブルーバッファローをブリ男が残すようになったため、残りは1/4袋程度だったこともあってこちらは中断することにしました。
食欲大魔神のブリ男が残すなんて! ってカンジですが、小さくてコロコロしたカリカリが皿に残っても食べるのが面倒くさくなっちゃうみたいです。
開封して時間が経ったから風味が落ちたってのもあるんでしょうね。
メインカリカリにしていたサイエンスダイエット・プロの去勢後用は相変わらずガツガツ食べるので、しばらくそれだけにして様子見。
便の粘膜は日によって状態が異なるので、日替わりで与えるウェットフードのせいなのかなあと思いました。
というわけで、サブカリカリを再開です。今度はオリジンにしてみました。
メインカリカリが穀物多めのサッパリ系なので、肉肉しいカリカリをチョイス。
ブリ男は高タンパクのカリカリでお腹を下した前科があるのでドキドキしましたが、身体が大きくなった今なら1~2割程度混ぜる分には問題ないようです。オリジンを混ぜてもいいウンチを出すのでホッとしました。
血が出たのは、やっぱり去勢手術のバタバタでストレスがかかったのかな。
なーんて思っていました。
と油断していたある日、ブリ男のウンチ後の砂にまたもや血がついていました。
あらー、一過性ではなかったのか。
相変わらず元気も食欲もあるから緊急性は低いだろうし、週末に病院に連れていこう。
と様子を見ていたら、翌日は「砂に血がほんのりつく」というレベルではなく「便の表面にベッタリと血が付着」という状態になってしまいました。
幸い動物病院がまだ開いている時間だったので電話をかけ、慌ててほやほやの血便を病院に持ち込むことに。
夜の病院は初めてなので、検便の最中ブリ男は「ねー、なになに、なにごと?」とワタシを見上げていました。
検査の結果、菌も虫もなし。
便の状態はちょっと固めだけど良好。
獣医さん曰く「元気だけど大腸の粘膜が剥がれて出血する子はたまにいるんですよ」とのこと。
つまり、病気でもなく虫がいるわけでもなく、原因不明ということでした。
えー、そういうもの!?
重篤な病気じゃなかったのはホッとしたけど、原因がわからないのはもやもやするなあ……。
とワタシが眉を顰めていたら獣医さんに「粘膜の出血はすぐに治りますよ。皮膚の怪我なんかよりよっぽど早く血が止まりますよ」と言われましたが、原因がわかんないんじゃ再発するかもしれないじゃん。と、やはりスッキリしません。
対症法としては「去勢後用のカリカリを止めてみましょう」とのこと。
去勢後用カリカリってカロリー抑制や毛玉対策のために食物繊維が多めだから、傷ついた腸の粘膜にはよろしくないらしいです。
「えっ、ひょっとしてブリ男のウンチが固くて腸に傷がついたんですか!?」と訊いたら、そんな凶器になるほど固いわけでもないからそれはないそうです。うーん、やはり出血の原因はわからないんですね…。
しかし、勧められるがままに取り入れた去勢後用カリカリにそんな落とし穴があったとは。
よくよく思い返せば、ブリ男が毛玉を吐いたときにフードの繊維が合わないことを疑うべきでした。
参考:猫が初めて毛玉を吐いた。
タンパク質やミネラルやカロリーは気にしても、繊維質はさほど気にしていなかったんですよね。
成分表を見ると、サイエンスダイエット・プロの仔猫用の繊維質は3.5%以下。去勢後用は10.0%以下。これは確かにお腹に負担がかかるレベルでの急増でした。
もっとちゃんと考えるべきでした。猛省です……。
病院から出されたのは、ロイヤルカナンの消化器サポート(可溶性繊維) 。
可溶性繊維がウンチをぶよぶよにしてくれるからソフトに排便できるそうです。
それにしても、ロイヤルカナンか……。
今はフランスやオーストリアからの輸入だからいいけど、近いうちに韓国工場産が日本に入るらしいのでその後は食べさせるのには抵抗があります。産地がまともな胃腸ケアカリカリを探さなければ。
でも下痢対応カリカリはよく見るけど便秘対応って見かけない気がするんですよね。
ロイヤルカナンの代替カリカリを探すより、サイリウムとか可溶性繊維入りのサプリを探す方が早いのだろうか…。
といっても今回の療法食での対応もずいぶん緩いもので、獣医さんによると「半分くらいは元のカリカリを混ぜても別に構いませんよ」とのこと。
そしてウェットフードについては今まで通り与え続けても全然問題ないそうです。
てな話をしていたら「もっと重篤な患畜もいるのに、フードの切替で対応できる程度でいちいち大騒ぎすんなや」的な空気を言外に感じました…。
すみませんね、不勉強な飼い主で。でもフツーは血便が出たら検便をしてほしいじゃないですかー。
肝心のブリ男自身はどうかというと、病院に連れて来られて耳掃除すらしなかったのは初めてだったので「何だったの?」という顔をしていました。
嫌なことは保定されたことくらいだもんねえ。しかもその保定してくれた看護師さんが若い別嬪さんだったから大して嫌そうじゃなかったし(うふうふした顔で看護師さんを見上げていた)。
参考:美人が好きな猫
病院から帰るといつもご褒美におやつを出していたので、この日も帰宅すると「ゴ・ハ・ン! ゴ・ハ・ン!」とキラキラした目でワタシを見上げるブリ男。
早速病院でもらったロイヤルカナンにこれまた処方された整腸剤をふりかけて出すと、ペロリと完食しました。
初めて食べるテトラポット的な形状のカリカリにも臆さず食らいつくブリ男。食べてる途中で「ひょっとして、これ初めて?」的にワタシを見たけど、それだけです(なぜか初めてのカリカリを食べさせると途中でワタシを見ます。気に入ったという合図なのか?)。
粉薬はウェットフードに混ぜ込まないと無理かと思っていたのに、カリカリにかけるだけでも平気なのか。食欲大魔神ってラクですねえ。
翌朝のウンチにはまったく血がつかず、実に素晴らしい出来でした。獣医さんの言う通り出血は一晩で治まったようです。
翌々朝のウンチは、ブリ男史上最高の一本糞!
これまでもウェットフードによってはコロコロ感がなくなっていましたが、猫砂に着地してもスコップで掬ってもバナナの形状をしっかり保ったウンチは初めてです。ウンチが大きくなりますよ~とは聞いていましたがこれほどとは。可溶性繊維と整腸剤の効果は覿面でした。
しかもその日は夕方にも立派なバナナを出して、「このサイズのウンチを何度も出すのは、それはそれで腸と肛門に負担なのでは」と心配になってしまいました。なるほど、療法食は半分程度でいいと言われたわけです。
その翌日はロイヤルカナンを1/3程度にしたら、日に1回バナナを出す程度になりました。
出血が続くようなら抗生剤の投与をしなきゃいけないところでしたが、しばらくはこのまま様子見でよさそうです。よかったよかった。
しかし根本的な原因はわからずじまいなので、今後も注意する必要があります。
メインカリカリに据えていたサイエンスダイエット・プロの去勢後用は、出血の原因ではないかもしれないけど腸に負担をかけるかもしれないと言われてしまった以上、二度と食べさせる気にはなれないです。
無難に選んだつもりのメインカリカリが撃沈し、キャットフードの難しさを思い知りました。
入手しやすくて、栄養バランスがほどほどで、それなりに信用できて、ブリ男の胃腸に優しくて、ブリ男の好みの味で、ブリ男の好きな大粒カリカリって何だろう。
長く険しいフードジプシーの旅路の一歩を踏み出してしまった感に慄いています。
ブリ男が好き嫌いなく何でも食べてくれるのだけが救い……。
それも今のうちだけだったりして、とか思うと戦慄しっぱなし……。
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