あれは2019年の春。
あちこちの雑誌やSNSでルイ・ヴィトンの新作モノグラム・ジャイアントを見て、久しぶりに気分が高揚しました。

オーバーサイズのモノグラムが可愛い!
リバースの配色も新鮮!
定番のスピーディがめちゃくちゃ可愛く見える!
やだ、欲しい!
と、十数年ぶりにルイ・ヴィトンにときめいたのです。
どんなブランドでもシーズンによって好みじゃないということはあります。
フェンディが顔だらけだったときはどうしようと思ったし、最近のグッチも「も、もう少しおとなしくなってくれないと一般人は持ちにくい…」と思ってしまう。
ルイ・ヴィトンは「ちょっとこれは」という時期が非常に長く続いていて、ここしばらくは店に立ち寄りもしないという状況でした。
元々、ヴィトンの頑丈さや昔から変わらない定番デザインなどは好きなだけに、最近のピリッとしないヴィトンを見ては淋しい思いをしていたのです。
参考:最近のルイ・ヴィトンはダメだ
それがモノグラム・ジャイアントの登場で、久しぶりにハートを鷲掴みにされました。
んで、ウキウキとルイ・ヴィトンの店に行ったわけです。
店頭にあったモノグラム・ジャイアントの商品は、カンヌとキーポル。
カンヌは使いづらいし、キーポルは旅行のときに持っていたら素敵だと思うけれど重い。
やっぱりスピーディが欲しいんだよね。
と思って店員さんに訊いてみたら、スピーディは入荷していないそうです。
数日後、その店舗にまた行ってみたら、カンヌもキーポルも消えていました。
どうやら即売れてしまったようで、店員さんにも「よく実物を見られましたねえ」なんて言われる有様。
いやいや、でもそこら中の雑誌にモノグラム・ジャイアントのスピーディが載っていたよ? 売りたいんでしょ? 売るためにあれだけ掲載していたんでしょ? 今後ざくざく入荷するのよね??
と期待しましたが、店員さんに確認してもらうと「日本の店舗にはありませんね。入荷予定もないです。私もスピーディは実物を見ていないんですよ…」だそうな。
えー、あれだけ煽っておいて売ってないとか、いけず過ぎない!?
こんなことならせめてキーポルを買っておけばよかった!
と、落胆したのです。
未練がましく、店員さんにはもし入荷したら教えてくれと依頼。
ヘルシンキや台北に行ったときにはルイ・ヴィトンを見つければ立ち寄り、ヨーロッパに旅行に行く人がいれば買ってきてと頼み、と日本以外でも探しましたが、空振り。
モノグラム・ジャイアントの気配すらなく、ワタシが見たカンヌやキーポルは夢だったのか…と呆然とするほどです。
参考:【ヘルシンキ】アカデミア書店とカフェ・アアルトにてアアルトデザインを堪能!
参考:マンダリンオリエンタル台北で優雅なアフタヌーンティーとエステを体験!
モノグラム・ジャイアントの発売から1年近く。
すっかり諦めモードのところに件のヴィトンの店員さんからメールが入りました。

内容は、相変わらずスピーディは入荷しないのですが財布が入りましたよ。とのこと。
送られてきたURLに飛ぶとモノグラム・ジャイアントのジッピー・ウォレットでした。
あー、可愛いねえ。しかもこの手のジッパータイプの長財布って好き。
以前、ヴィトンのエピの長財布を使っていたことがあります。
これがものすごく丈夫で、延々と10年間使ってしまいました。それでもジッパーが壊れたり目立つ傷がついたりするわけでもなく、縁が擦れて使用感が出たな、という程度。
あまりにも頑丈過ぎて買い替えのタイミングが掴めず(財布は3年くらいで買い替えるのがいいらしいのに)、いい財布はもう使わないでおこうと決意。
それからはハワイに行ったときにケイト・スペードとかのプチプラ財布を買って、短いスパンで買い替えるようにしていました。
ところがプチプラはプチプラなりの品質で、今使っているケイト・スペードの財布は1年でジッパーが壊れました…。
あるとき、引き手がポロリと取れたのです。無理やり嵌めて使っていましたが、いつポロリするかと思うと気が気じゃない。
最近は、現金をさほど使わないこともあって、長財布じゃなくて小さな財布に切り替えてもいいかなーなんてことも思います。
参考:【Apple Pay】キャッシュレス生活は快適!?
小さな財布は、小さなバッグ用に買ったボッテガ・ヴェネタのものがありますし。
ただ、クレジットカードと少々の現金しか使わないとわかっているお出掛けのときには便利なんだけど、普段は不便なんですよね。急に病院に行くときのために保険証も持ち歩きたいし、ふと思い立って買い物するときのためにポイントカードも要るし。
そういうモノのためにカードケースを持ち歩けばいいんだけど、それなら長財布にまとめておけばいいじゃん。と、小さな財布への切り替えには踏ん切れずにいました。
と、ぐずぐず悩んでいるところにジャイアント・モノグラムのジッピー・ウォレットが颯爽と登場!
「いや、ワタシが欲しいのはスピーディなんだよね…」と思いつつ、買ってしまいましたよ。


うふー、可愛い。
頑丈な財布はもう買わない。という決意は、好きなデザインの前には塵と同じでした。
これから10年間はこの財布で過ごします。
余談ですが箱に掛かっていたリボン、ブリ男がめちゃ気に入りました。
ソファの背もたれの隙間にリボンを仕込み、それを狩ってドヤ。
この遊びのゴールはここまでで、狩ったリボンを放置してブリ男は再びソファに乗ります。デカい生き物はリボンをまた仕込んでやらなければなりません。
という遊びを、財布を買った翌朝は朝4時半から付き合わされました。ブリ男が喜んでくれて何より…。

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