京都迎賓館で目に贅沢させた後は、胃にも贅沢させねば。
ということでランチです。

今回は祇園の重なが。
昨年末に宇治から四条へ移転したら、コロナ騒ぎで大変だったとか。気の毒に…。
お昼は3コースありました。
3,000円のハンバーグのコース。4,000円のメインを肉か魚か選べるコース。5,000円の海老もついたコース。
海老も食べたいに決まってるじゃんということで5,000円のコースをチョイスです。
まずはアミューズ。
炙った鱧。

鱧の下には蟹が隠れています。
そういえばこの夏は鱧を食べていなかった…! と、今年の不自由さを噛み締めました。
オードブル。
八寸的な雰囲気が和も感じさせていいですね。

鯛のヅケとイクラが胡瓜に包まれています。ソースは豆腐と山葵。このソース、美味しかったです。

炙った鰤に雲丹。ソースは葱とエシャロットって辺りがフレンチを感じさせます。

鯛にかかったソースは、バジルの風味がついたオリーブオイル。一気に口の中がイタリアン!

烏賊はキャビアととびっこのプチプチ感と共に召し上がれ。

オードブルが美味しいと期待が一気に高まりますね!
ワクワクしているとスープが出てきます。
お椀の蓋を開けると、万願寺唐辛子とジャガイモのポタージュに、九条葱が散らされていました。

万願寺唐辛子をピューレにしてポタージュに入れているんですって。そのため、爽やかな匂いになっています。葱の鮮烈な香りとシャキシャキ感でますます爽やか。
コーンポタージュってものによってはもったりし過ぎて重いけれど、これはいい!
赤い万願寺唐辛子を使うと薄いオレンジ色になって、目にも楽しいそうな。
北海道産岩牡蠣のハーブバター焼き。

このハーブバターがすごく美味しいんですよ…。シェフがフランス人からレシピを教わったそうな。
バターのコクの後ろにチーズの酸味が隠れていて、牡蠣の旨味を引き立てるしバゲットは美味しく食べられるし、このハーブバターだけでも欲しい。
自家製野菜のサラダ。胡椒のパンチが効いて、お口直しにちょうどいい。

外せない! な海老が来ましたよ。
賀茂茄子やムール貝を添えられた海老のソテー。ソースは壬生菜とガーリック。

壬生菜がソースになるんだ…と驚きです。
賀茂茄子も決して添え物ではなく、歯応えが良くて美味しい。京野菜の魅力を堪能です。
いよいよメインですよ!
魚は太刀魚のフリッター。ソースは赤の万願寺唐辛子。

太刀魚の白、野菜の緑、ソースの赤がキレイですね。フリッターはふっわふわの仕上がりです。
こちらは肉。
伊賀牛頬肉の赤ワイン煮込みです。

頬肉のワイン煮込みなんて今更なあ…と迷ったのですが、よくある料理だからこそわかることもあるわけで、オーダーしてみました。
するとこれが大正解! 今までで食べた頬肉の煮込みの中で最も美味しかったです!
肉の旨味がしっかりしていて、かといって筋張って固いこともなく、ほのかに脂の甘みもあって、でもくどいということもなく、肉らしい肉をしっかり楽しめるとんでもない美味しさでした。
頬肉の煮込みってややもするとホロホロッとして噛み応えがなく、肉の味というより濃いソースの味ばかりになって、てなこともありますが、これは美味しい肉が主役の煮込みでした。
なんでもシェフの奥様の遠縁の方が伊賀牛の飼育をすごくこだわってされていて、そこに超こだわり派の精肉家とこれまた超こだわり派のシェフがタッグを組み、美味しい伊賀牛料理を提供できるとのこと。
そういうこだわり派の皆様のおかげでこんなに美味しいお肉が食べられるとは、ホントにありがたいことです。
〆は自家製メープルプリン。
カップの中身はエスプレッソです。

柔らかいふるふるプリンで、バケツいっぱい食べられそうでした。
いやー、京野菜を楽しみに行ったはずなのに、なぜか伊賀牛に感動するという想定外の体験ができました。
この牛ならフィレ肉のローストとか絶品なんだろうな。た、食べたい…。
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