ブリ男の誤飲騒動について、皆様にご心配におかけして申し訳ございません。
そして励ましや労いのお言葉を頂戴し、ありがとうございました。
「酷い飼い主だ」と非難を覚悟で記事にしたのに、温かいコメントを頂けるとは。
思いもかけなかったので涙が出ました。ブリ男の入院時と違って嬉しい涙です。こんな涙なら瞼を腫らすのもいいものです…。
【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#1
【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#2
【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#3
内視鏡手術は夜だったため、その晩もブリ男は入院。
翌日の午前に迎えに行きました。

点滴ハゲを作ってしまった。可哀想に…。
手術前夜から絶飲食のため退院の朝も点滴を入れてもらったブリ男さん。
更にカリカリも出してもらえて、ちょびっと食べたそうです。
「朝ゴハンもちょっと食べましたよ~」という看護師さんの説明に違和感。
ちょっと?
それは「ちょっとしか出しておらず、それは全部食べた」なのか、それとも「たくさん出したけどちょっと食べて残した」なのか。後者だったらブリ男らしくありません。
診察室に入ると、既にブリ男はキャリーバッグに入れられておとなしくしていました。
去勢手術のときは看護師さんに術後の注意なんかを指導してもらったけど、今回は獣医さんから説明がありました。
まず見せてもらったのは、胃から取り出した蜂の頭。案の定まるっとそのまま形状が残っていて、噛み砕いた形跡はありません。
蜂の目はバラバラになって小さなフェルトの破片になっていたけど、それもキレイに取り出してもらえていました。
内視鏡を入れた段階では、もう少しで腸に流れそうな位置にあったそうです。そしてサイズ的に腸に入ったら間違いなく詰まっていたということを再度説明され、改めて背筋が凍る思いをしました。
無事に発見できたのはよかったけど、噴門から食道に通すのが困難で時間がかかったのこと。「こんなサイズ、よく飲み込めましたねー!」と獣医さんに笑われました。
別に「んがぐぐ」とやっていた様子もないし、飲んじゃった後も動物病院へ電話をかけている最中に「なんでカシャぶん取り上げるの? 遊ぼうよー」と鳴いていて、苦しそうでもありませんでした。
いつもウェットフードは食べやすいように細かくほぐしていたけど、そんなことしなくても飲み込んじゃうんだろうな…。
で、ひとりの獣医さんでは取れなくて、院長先生まで引っ張り出して交代しながら作業をしてくださったようです。
かかった時間は約2時間半。
これは胃を直接開いて取り出すしかないか…という段階でようやく取り出せたとのこと。開腹手術となればブリ男の負担がぐっと大きくなるわけですし、それが回避できたのは本当に幸運でした。
ついでに全身麻酔に備えて行った血液検査の結果を見せてもらったところ、肝臓関連の数値が著しく悪かったです。
何事かと焦ったら、前日の催吐薬+吐かせるための腹マッサージによる肝臓への外的刺激のせいで一時的なものらしい。
催吐薬でもやっぱり肝臓には負担をかけるんだなあ…とゾッとすると同時に、吐かせるためにいろいろやってもらったんだな、ブリ男もイヤだったろうに、よく耐えたな、と病院とブリ男に感謝しかありません。
催吐薬で7~8割の猫は吐くらしいですね。
ブリ男は吐かない2~3割だったようです。
そして「催吐薬で胃が荒れますよ」と説明を受けていたのですが、内視鏡で見る限り荒れた様子はなかったとのこと。
その胃の丈夫さが直腸にもあればいいのにねえ……。
参考:[悪夢再び]猫の血便、再発させてしまいました…。
予後がいいのでこの後の診察は不要、もうカシャぶんは与えない方がいいですね! と注意されて今回の誤飲騒動は終了となりました。
カシャぶん並みに食いつきのいいオモチャ探しの旅の始まりです。
ブリ男が助かったから言えることだけど、カシャぶん以上のオモチャなんて見つかるのかなあ。しかも安全なヤツ…。
(カシャぶんも猫パンチするくらいなら充分安全なオモチャだと思います。どんなオモチャでも熱狂する猫にガッブガブに噛ませるのはよくないだけで…)
さて、二晩ぶりに我が家に帰ってきたブリ男の様子はどうだったかと言いますと。
「デカい生き物、俺やっと帰ってきたよ~!」と喜ぶ様子はなく、「なんかよくわからんけどロクな目に遭わんかったわ…」とワタシに対してよそよそしかったです。
それでもブリ男のゴハンの用意を始めるといつも通りにキッチンに突撃し、いつも通りにワタシの脚にすりすりして、喉を鳴らしてご機嫌で食べました。
その後は、熱心に毛繕い。
ずっとエリザベスカラーを着けていたから毛繕いができず、ストレスが溜まっていたらしいです。
ブリ男は男の子だし、普段はそこまで神経質に毛繕いをしているようにも見えなかったけど、やっぱり毛繕いはしたいのねー猫ですねーと改めて実感しました。
ワタシが昼寝をしたフリをすると、しばらくはキッチンや物見台をウロウロしていたブリ男ですが、小一時間ほどでいつも通りワタシの顔面にもたれて毛繕いを始めました。そしてようやく我が家で一眠り。
目を覚ました後は盛大に喉を鳴らしながら毛布を踏みまくり、横になって寝ているワタシの腹にもたれてまた一眠り。
撫でてやると、いつも通りうふうふと転がりました。
ああ、無事に帰ってきてくれてよかった。
と、ワタシもやっと安心しました。
絶飲食後なので一気に食べるのはよくないだろうと、その日はブリ男がおねだりをする度に少量ずつゴハンを出していました。
一眠りしたらカリカリ数グラム。また一眠りしたらウェットフード20グラム(普段は70グラムでも一気に食べちゃうので、ブリ男的にはこれでも少量なのです…)。
いつもは「ゴハンください!」と主張してもワタシに「あーとーで」と言われてばっかりなのに、この日は請求する度にもらえるので「えっ、マジ!? いいの!?」と大はしゃぎのブリ男さんでした。
それでもやっぱり慣れない入院で疲れていたようで、20時頃にはソファの背もたれでうつらうつらしていました。
ワタシも事故の日はほとんど寝ていないので疲れています。
「ブリさん、もう寝んねしよっか」とベッドに入りました。
すると、ワタシが布団を被り切らないうちにベッドに登り、ワタシの二の腕の上で丸くなるブリ男。
寝返りが打てなくて身体の節々が痛いのも、ブリ男なしで過ごす淋しさに比べたら何ということもありません。
結局その晩はワタシもブリ男もぐっすりで、翌朝は珍しくアラームが鳴るまでブリ男も眠り続けたのでした。
なお、右前脚の点滴ハゲは、1週間もしないうちになんとなく毛が生えて痛々しさが薄れています。
仔猫の新陳代謝の高さに驚愕。
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