ブリ男、今年もワクチンと血液検査前の絶食を頑張る

春の恒例行事、ブリ男のワクチン接種の季節がやってまいりました。

猫

この時期は狂犬病ワクチン接種のワンちゃんが動物病院に押し寄せて混むので避けた方がいいんでしょうけど、ブリ男がウチに来たのがこの時期なので、あえてズラすのも面倒で毎年春に接種を続けています。

ブリ男を病院に連れていくことは難しくはないのですが、血液検査のために絶食させるのが厄介で、毎年毎年ブルーになっています…。

と、昨年の様子をブログで振り返ると、去年も同じように苦慮していました。
参考:ブリ男、健康診断の採血のための絶食と戦う
タイトルから「ワクチン」の文字が消えるほど、ワクチンは二の次扱いになっていましたね。
これで何もない健康な子なら血液検査はスキップしてもいいのかもしれませんが、ブリ男は肝臓の数値がずっとよろしくないので、定期的に検査が必要です。
特に今回は前の検査から数カ月空いているので、せっかく病院に連れて行くんだから絶好の採血チャンスなのでした。

さて、去年の健診の前に

…これ、今思ったのですが、フツーに朝ゴハンを食べさせて夕方ワクチン接種の方が生活リズム的にはラクかもしれません。
ワタシが出社する日は昼間半日絶食とかよくあることですし。ワクチンの日は朝からワタシが8時間外出し、夕方近くに病院へ行くという方がいいのかも。

なんてことを考えたことをすっかり忘れて、今年も朝イチの健診の予約をしてしまいました。

8時間絶食が必要。
病院の予約は朝9時。
ということは、夜中日付が変わる頃までは食べてもOK。
てなわけで、去年と同じように健診の前日は夜更かしをして、夜中にたらふく食べさせる作戦でいきました。

ワタシもブリ男に付き合って健診日の朝は抜くので、夜映画を観ながらダラダラと食べていました。
いやー、自堕落な生活がいかにも連休ってカンジでいいねえ。実はワタシもこれがやりたくて、無意識にブリ男の健診を朝イチにしているのかもしれません。
ダラダラしているワタシのところへブリ男がときどきやってきて、俺にもゴハン寄越せと訴えます。

よしよし、今日は甘やかしちゃうぞ~。と、おねだりの度にカリカリをもらえるのでブリさん大歓喜です。
しまいにゃ夜中にウェットフードを出してもらい、食後のカリカリもしっかり出されるというお祭り騒ぎ。
多少戸惑いつつも、大はしゃぎのブリさんでした。

これだけしっかり食べたなら、朝まで寝かせてくれるでしょう。
…と期待していたけど、そこまで甘くはなかったです。

いつも通り4時前にベッドに来て、デカい生き物の頬をぎゅうぎゅう押しながら「んぎゃっ」と起こしてきました。
えー、あなた4時間前に満腹になったハズなのに、なぜいつもと同じ時間に起きるのよ…。
無視して寝たふりを決め込んでいたら、去年は割とすぐに諦めたのが、今年は延々とデカい生き物の周りをウロウロして鳴いたり踏んだり蹴ったりするブリさん。
それでも我慢して放っておいたら、しばらくしたら諦めて寝に行ったようです。

次に起こされたのは、朝7時。
タイマーを切ったカリカリマシーンが稼働しないので「アイツ、動かないぜ!」と訴えにベッドへやってきて、またしても頬をぐっと押されました。
その後はベッドの隅とかテーブルの上とかからカリカリマシーンを見張り続け、時にはワタシの方を観察しています。
8時になると空腹maxのようで、4時のとき以上に起きろ起きろと大騒ぎを始めました。

あー、これだけ興奮したブリさんをキャリーバッグに詰めるのは大変そうだなあ。
と、内心ドキドキしながら身支度を整えていたのですが、いざ捕まえる段になると、ブリ男は不穏な気配を察知してフリーズし、ほぼ無抵抗でデカい生き物に捕まりました。
普通の猫は捕まりそうな雰囲気を察したら人間の手が届かないような狭い場所に隠れそうなものだけど、ブリさんは動揺してベッドの上に乗ってから固まったりするので捕まえやすいです。

 

さて、そんなカンジで無事に動物病院に連れていくことができたわけですが。
今回も診察室に入れてもらえず、待合室で「ブリちゃんお預かりしますね~」と奥の処置室へ拉致連行され、ワクチンも採血も爪切りも終わった状態で再びバッグに戻されたブリ男を返却されるという流れでした。

バッグを開けたら獣医師さんに「シャー」とか言っちゃうブリ男とか。
若い看護師さんにホールドされてウフウフ顔のブリ男とか。
注射の瞬間は無言なのに、爪切りのときは「キャッ」と言うブリ男とか。
全部終わってキャリーバッグの蓋を開けると、自分でさっさと中に入るブリ男とか。

そういう動物病院じゃないと見られないブリ男を、ワタシも見たいんだよなあ………。
と、淋しくなります。
この時期は狂犬病ワクチンで忙しい時期に病気でもない猫(と飼い主)に構ってられないから、余計に合理性重視の流れ作業になるんでしょうけど。

一応最後に獣医師さんも出てきて、最近目の横に作ってしまった傷からのハゲについては「特に問題ないっすね」と説明され、ワクチンや採血のときも無言でおとなしかったですよ~、血液検査の結果は問題がなければ郵送しますね~、と話してから終了となりました。

そういえば、ブリ男の体重を訊くのを忘れたな。
最近は上から見たときにくびれがあるから問題はないとは思うけど。
お腹が垂れているから角度によってはトドみたいに見えるんですけどね。

 

帰宅してからしっかりゴハンを平らげたブリさんは、疲れたから昼寝するかと思いきやちょっと興奮気味なのか、窓の外を眺めてはワタシのところへやってきてアンアン鳴いておねだりしと、忙しく過ごしていました。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “ブリ男、今年もワクチンと血液検査前の絶食を頑張る”

  1. おはようございます。

    年1度のワクチン接種、健康診断、お疲れ様です。
    あ。聞いてるだけで憂鬱になりますね。
    毎年、検尿、血液検査ですが、未だに血液検査以外、出来てません。
    無理…ウチは砂におケツを付けて、ちーをするので取れないです。血液検査は去年、若い看護師さんを血祭りにさせたのでね…。嫌がられるでしょうね。

    絶食を言われないので、気にせず検査受けますけど。気が狂います、間違いなく。

    1. まだむサマ
      血祭り! 大きい子はパワーが違いますね~。
      ブリ男はたまにシャーが出るときもありますが、今年もワクチン・採血共に無言だったようで、おっとりっぷりに感心します。
      ブリさんもちーはお尻を落とす派なので、直で採取は無理ですね。システムトイレ様様です。
      幸い今のところ頻繁に採尿する目には遭っていませんが、シニアになるとどうなんでしょうね~。

      最近はあまりポッチャリしてないといえど、徒歩10分の病院に連れていくだけでも結構なズッシリ感なので、そろそろカートが欲しいです笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です