今年に入ってから、元々あまり良くなかった肝臓の数値が悪化したブリ男さん。
そんなわけで、3カ月おきに血液検査をして様子見をしています。
夏の検査時に「フードを変えてみましょう」と提案され、この3カ月でカリカリをじわじわと置き換えていました。
参考:【猫の血液検査】ブリ男、肝臓の数値は果たして改善されたのか!?
それまでアカナとソリッドゴールドの2本立てでやっていましたが、まずソリッドゴールドをロイヤルカナンのニュータードケアに変えました。
ソリッドゴールドのフィット・アズア・フィドル、パッケージの丸顔猫がブリ男っぽくて気に入っていたんですけどね。
ニュータードケアは下部尿路の健康を維持するためのフード。
ロイヤルカナンには肝臓サポートなるそのものズバリなフードもあるのに、ニュータードケアでいいんだ。
と思わないこともないけど、その辺はさすがに獣医師さんは詳しいだろうし、素直に指示に従うことに。
幸いブリ男はニュータードケアはすっごく美味しいようで、ワタシが皿に出すのを待つ間喉を鳴らして涎を垂らすという夢中っぷり。
徐々に切り替えたので胃腸もビックリしなかったのか、ウンチにも異常なしです。
血便太郎のカリカリを切り替えるときは、いつも緊張します…。
さて、血液検査の日はいつも8時間絶食します。
が、今回はフツーにゴハンを食べさせてやりました。
前回、夏の検査のときに院内の簡便検査だったので肝臓以外の血糖値なんかは全然触れられず、まあいいやと判断しました。
食いしん坊は絶食になると「デカい生き物、ゴハン忘れてるよー!」とずっとそわそわしているのでストレスになっているだろうし、それを見ているワタシにもストレスです。
いつも検査の前日くらいから「明日朝9時に予約しているから夜中の1時くらいにたらふく食べさせて…、出発ギリギリまで寝ているフリをしてブリさんの攻撃をかわし…、刺激しないようにワタシも絶食に付き合って…」とか作戦を練るのがちょっとイヤなんですよね。
今回はフツーにワタシも朝食を食べ、ノンストレスな通院日の朝でした。
予約時間に間に合うようにブリ男を動物病院へ連れていき、受付を済ませて待合室で待っていると、奥から獣医師さんがやってきました。
「今日は血液検査と爪切りですね。奥でやってきますので、飼い主さんはちょっとここでお待ちくださいね~」とキャリーバッグごと拉致されるブリさん。
そして処置室へ消えていく獣医師さん。
えっ、診察室に入れてもらえないんだ。
「むーん」とした顔のブリ男を診察台の上に乗せ、体重が増えてますね減ってますねと確認し、怖くないよ~とブリ男を宥めながら爪をバチンバチンと切ってもらい、処置が終わったらキャリーバッグの中に自主的に戻るブリさんに大笑い、という診察室のあの流れが好きなのに。
思い返すと、いつの頃からか飼い主は割と追い出されがちになって、経過を説明したら「じゃあ処置しますので待合室でお待ちください」と診察室を出されてしまうので、ブリさんの注射の瞬間に立ち会ったのはもう何年前? というカンジになっています。
ブリさんが耳をぺたーんと寝かして「なんか酷いことされている…」という顔をしつつ、でもお利口さんに我慢している可愛い様子を、獣医師さんと看護師さんで独占するなんてズルい! などとつまらないことを考えながら待合室でぼんやりしていました。
しばらくすると「検査結果が出るまでもう少しお待ちくださいね」とキャリーバッグに戻されたブリ男が待合室に再登場。
近くにいたゴールデンレトリーバーに「おっ、ちっちゃい猫ちゃん」とバッグの中を覗き込まれたけど(いや、猫としてはデカい方なんだけど)、ブリ男はビビることもなくバッグの中でどーんと構えて眠そうな様子でした。
レトリーバーサイズの犬にビビらないって、あなたスゴいわね…。
10分ほど待つと、検査結果が出たとのことで診察室に呼ばれました。
今回の検査項目は、ALTとAST。どちらも肝細胞の障害に関わる項目です。
まずALTは、標準が22-84 IU/lのところが194。
なかなかの結果ですが、夏には214だったのが、春の検査時と同程度まで下がったので「まあ、悪化の一途というカンジではなくなってよかったね」というところです。
ASTは、標準値18-51 IU/lに対して46。おお、標準内じゃないですか。
春には60、夏には50、そして今回46と推移しているので、こっちはまあ良さそうです。
ALTについては仔猫のときからずっと高めの子なので、肝臓が弱い子なんだろうねえというのが病院の見解です。
じわじわと高くなり続けているから今後も要注意ではありますが、とりあえず短期間で劇的に悪化するということもないし、今のところ元気だし、まだ投薬するほどでもないかな、となりました。
しかし次の誕生日で6歳になり、シニア世代に片足を突っ込むブリ男さん。
そのうち日々投薬のじいさんになるのかと思うと、時の流れを感じます…。
さて、今回病院へ行った日のブリさんは可愛かったです。
ブリ男の病院の後はデカい生き物の病院も予約していたので、ブリさんにおやつを出してからワタシは再び外出していました。
2時間ほどして帰宅し、その後はブリさんと過ごしていたのですが、病院でちょっと不安になったところに留守番はイヤだったみたいです。
その夜ワタシが入浴しようとすると「デカい生き物、またいなくなっちゃうのやだ」と言いたげに、浴室の前でワタシを待っていました。
最近はワタシが風呂に入ろうとしても、バーテブラの上で微動だにしなかったのに。可愛いヤツめ。
そして夜中、2時頃に起こしに来たブリ男さん。
なんでこんな時間…と寝たふりをしていたら、喉をぶうぶう鳴らしながら念入りに布団やワタシの腕を揉んでいました。
ブリ男が飽きてベッドから降りたときにもう一度時間を確認すると、3時。
休憩を挟みつつ1時間くらいふみふみしていたらしいです。えらい熱心だな。
デカい生き物の意識があるときに素直に甘えりゃいいのに、なぜか見ていない(とブリさんが思っている)ときに甘えん坊さんになります。
おはようございます。血液検査の結果、特に問題なくて良かったですね。
まぁ肝臓数値が枠内に入らなかった……でもずんずん数値が上がるという事もなく、〇と言う事ですかね。(笑)
ロイカナのフードは万人…万猫をも虜にするんですね 笑笑
アレを拒否する猫…知らないなぁ笑
我が家も、子猫の頃、アレやコレやと色々試しましたが。ロイカナに着地しました。
何時でもどこでも手に入るし…第一何でも食べるので試す理由も無いという所か?
ゴールデンの洗礼を受けても寝てますか笑笑 中々の根性の持ち主ですね。
ともあれ、許容範囲内の数値で何より。
そろそろ健康診断の数値に一喜一憂するお年頃、コレから違う悩みが出てくるんでしょうね
まだむサマ
おかげさまでずんずん悪化の一途という事態にはならず、ちょっとホッとしました。
とはいえ異常値なのは確かなので気にはなりますが…。
それを言ったらワタシもずっと異常値が出ても何もなく過ごしている項目もありますし、体質もあるよねー…とある程度は割り切って程々に気にしていこうかと思います。
ついこないだまで赤ちゃんだと思っていたのに、もうほとんど自分と同世代になってしまって、猫の時間の速さに呆然としています…。
ロイカナはウケがいいですねえ。
あいにくどこのペット用品店の店頭にもあるというカリカリではなくなってしまいましたが、今はポチッとすれば数日後には届くのでありがたいです。
送料無料キャンペーン中にどっさり買い込みました笑
レトリーバーサイズの犬を間近で見るのは初めてだったのでビックリするかと思いきや、内心はともかく態度はリラックスしていたのでこっちがビックリしました。
まあでも普段は自分の10倍くらいの人間と一緒に過ごしているから、サイズはあまり気にならないのかもしれません。