2022年2月22日ということで、にゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんな猫の日ですね。
ブリ男はあまり「にゃー」と言わないタイプなので、にゃんにゃんが猫の日と言われてもいまいちピンときません。
どちらかというと「あぉん」とか「うぉん」とか、そういう喋り方の猫です。
さて、「4歳のブリ男も元気でしたよ」と書いた傍から、動物病院に行ってきました…。
何があったかというと、また瞼というかおでこというか、狭い猫の額に痒みが出たらしく引っ掻いてしまいました。
ある日、ふと見るとブリ男の右の額がほんのり赤くなっていました。
あらら、また例のアレルギー疑惑の症状かな。
参考:【猫の病気】ブリ男、まさかの皮膚炎? それともアレルギー?
と気になったものの、本猫はケロリとしているし痒がっているカンジでもないので様子見です。
翌日、額の赤みはちょっと引いて、代わりに(?)瞼が少し赤くなっていました。
目も痒いのかなあ。と目を観察しましたが、瞬膜はキレイな白だし涙もいつも通りだし結膜炎の心配はなさそう。
一応、前回病院でもらった軟膏をおでこに塗って、引き続き様子を見ることにしました。
…しかし、開封した塗り薬っていつまで使えるんですかね。
使用期限まではまだまだあるとはいえ、開けたのは去年、いや一昨年だったか…? と一抹の不安が残ります。
これが自分の塗り薬、例えばムヒとかだったら「使用期限前ならオッケーでしょ!」と何も考えずにわーっと塗るのに、猫にはつい過保護になってしまいます。
その一方、ブリさんが小さいときは「テキトーに判断して勝手に塗って万一のことがあったら」とオロオロして何も出来なかったのが「ま、前回と同じでしょ」とエイヤッとやってしまう辺りいい加減な飼い主になってきました。
んで、そのまま赤みが治まってくれればよかったのですが、そのまた翌日は痒かったようです。
気づくと後ろ足でパタパタとおでこの周りを引っ掻いている。
家で仕事していたので見かけたら「ブリさん、あんまり掻くと痛い痛いになるよ」と止めて、指先でコショコショしてやっていました。とはいえまったく止められるわけもなく、夕方にはおでこから瞼に赤みが広がってしまいました。
あらー、これは病院に連れていくしかないか。
動物病院に電話したところ、当日は無理でしたが翌日、幸いにもワタシが仕事の都合をつけられる時間帯の予約が取れました。こういうときテレワークってありがたいですね。
というわけで、ブリさん久しぶりに病院へ行くの巻です。
昼の、ちょうどブリ男の昼寝真っ盛りの時間帯。
ワタシがいつも通りにダイニングで仕事しているので、ブリさんはベッドの上でぐーぐー寝ていました。しめしめ。
トイレに行くフリをしてさり気なくキャリーバッグを用意し、眠くてぼんやりしているブリさんを抱えてバッグに押し込みました。
こんなにラクにキャリーバッグに入れられたのは久しぶりです。今後も病院に行くときは、可能な限り昼寝最盛期の時間帯にしよう。
と、順調な滑り出しのように見えましたが、久しぶりの病院なのでワタシもうっかりしていました。
まあまあ寒い日だったのに、バッグに毛布を入れておくのを忘れたのです。
それに気づいたときは今から引き返すと予約時間に間に合わないという状態だったので、毛布を取りに帰るのは断念。バッグのメッシュ部分の扉を塞ぎ、ワタシの脇でバッグごとブリ男をぎゅうぎゅうに挟み、いつもより早足で病院に向かうことにしました。
ブリ男は外が見えなくなったことにご不満だったらしく、あんあん言ってました。
暖房が効いた動物病院の待合室でキャリーバッグの中を見ると「何だかつまんないことになったぜ…」みたいな顔してブリ男が横になっています。無茶な運び方をしてしまって申し訳ない。
さて、診察室に入ると、今回の獣医師さんはブリ男が初めて動物病院に来た日にお世話になった方で、去勢手術も担当してくれた先生でした。
体重測定の結果は5.6キログラム。
えっ、減ってない。
前回も5.6キログラムでヤバいとなってから、日々のカリカリを1~2グラムほど減らしていたのですが効果なかったようです。仕方ないので、もう1~2グラム減らしてみます。
ブリさんももう中年だからなかなか減らないわね。デカい生き物と一緒だわね…。
おでこの方はどうなっていたかというと、実は病院の日の朝には既に赤みがマシになっていました。病院に電話した時点がピークで、ブリ男をキャリーバッグに押し込むときには「病院に行くほどでもないかな…」と思ったほどです。
とはいえ開封後の薬を使い続けていいのか問題も気になっていたので、とりあえず連れてきたのでした。
おでこを見ると獣医師さんは「あー、いつものアレルギーですね」と一言。
あー、やっぱりそうですか。
最初に「何かのアレルギーっぽいですね」と聞いたときは「えっ、アレルゲンの検査とかせずに対症療法だけでいいのかしら…」と不安になったものですが、今は「たまに症状が出る程度ならアテにならない検査をしても仕方ないわな」と割り切っています。いい加減な飼い主になったなーとここでも思いました。
いい加減になったというか、神経質に育てるだけがいい結果を生むわけでもなし、と肝っ玉母ちゃん化したというカンジですかね。
ワタシが内心自分の肝っ玉母ちゃんぶりにしみじみとしていたら、獣医師さんから「前回の塗り薬、まだ残ってますよね」と言われました。
あ、やっぱり塗っても大丈夫でしたかそうですか。
「残っているので塗ってはみたのですが、直後に顔を洗っちゃうので…」と相談したところ、塗ってから5分くらいは置かなきゃダメだそうです。
そうか、ついにブリ男も自宅でエリザベスカラーを着ける日が来たか。
と思ったら「舐めちゃうなら飲み薬にしましょうか。飲み薬大丈夫な子でしたよね」と獣医師さんが切り替えてくれました。
食いしん坊なブリさんは、今まで服薬させるのに苦労したことがないです。ワタシ的には塗り薬や目薬よりラク。
んじゃ次回の診察までの数日間分出しときますねーということになって、ザッと目や歯の様子を診てもらい、最後に爪をバッチンバッチン切ってもらって終了。
診察台にキャリーバッグを乗せてやると、自分から入って中でさっさと丸まっていました。
……そういえば、最近動物病院に来るとシャーシャー言っていたブリさんですが、この日はお利口さんでした。
一言も文句を言わず、爪切りの最中も憮然とはしていましたけど黙っていました。
機嫌が良かったのか、それとも今回の獣医師さんが好きなのか?
思い返すと、最近シャーシャー言っていたのは女医さんで、今回の獣医師さんは男性。ひょっとして、女相手には強く出ちゃうタイプ!?
と、ちょっと謎が深まりました。
病院から帰宅後、お昼用に取り分けておいたウェットフードをブリ男にやって、ワタシはテレワーク再開です。
いつも寝ている時間に起こされてさぞや眠かろう。おやつも食べたことだし存分に寝るがよい。
と思っていたら、ブリさんはいつまでもそわそわとしていました。
おやつも食べて、食後のグリニーズももらったのに、カッと見開いた目でワタシを見て「まだ何か忘れてない?」みたいな顔をしています。それどころか、たまに「…あぁん」と可愛く鳴く始末。
そういえば、動物病院には夕方前に行って、帰宅後夕食兼ご褒美ということでたっぷりゴハンをあげる日が多かったかも。それに比べたら昼のおやつの量は少なくて、ブリさん的には「ちょっと違くない?」となったのかもしれません。
動物病院なんて前回行ったのはいつだったかデカい生き物もロクに覚えてないくらいなのに、自分に都合のいいことはよく覚えているものだなあと感心しきり。
結局、その日の午後はたまに部屋の中を巡回したり窓から外を見たりする以外は、PC周りをウロチョロして、ろくに昼寝をしませんでした。
まあしかし、毎回病院帰りにもケロリとしていて、「あんなところ連れていくデカい生き物嫌い!」と機嫌を悪くしたり「すごく痛くて理不尽な目に遭った…」と脅えたり(この日は爪を切っただけだけど)しないのにも感心します。
その大物ぶりの一方で、よくわからないキッカケでアレルギーを発症したりして、図太いのか神経質なのかわからない。
今回も獣医師さんに「何かキッカケはありましたかね? 寝床が変わったとか引っ越したとかお客さんが来たとか新しい猫が来たとか」と訊かれましたが、そんなわかりやすいイベントはなかったんですよね。
ストレスらしいストレスといえば、デカい生き物が朝から晩までカタカタやっていることくらいで。それはワタシのストレスか…。
その日の夕食には、処方された薬を混ぜました。
小さな錠剤なのでそのままでもイケそうな気もするけれど、念のため爪でパキッと割ってツナのチャンクに紛れ込ませたりして。
以前飲み薬をもらったときにピルカッターを買わねばと思いつつ、結局爪でパキッで済ませています。この辺りにも肝っ玉母ちゃん感が出ています。
幸い薬を飲み始めて2日もすると赤みは消えて痒がる様子もなくなりました。
次回の動物病院はワクチンかな。
ついでに血液検査をしてもらうとなると絶食になるので、今度はキャリーバッグに押し込むのに難儀しそうです。
春ですね〜〜〜笑笑
ウチも何時もの場所にいつもの瘡蓋が出来てます。
目の上の・・・麿の部分と耳の下あたり・・瘡蓋できて。
もう毎度も出来事なので、慣れっこになってしまった・・。
前回、夏にワクチンと健康診断に行った時・大暴れして大変だったので・・ああ・・やっぱり肉食獣の親戚の末端やったか・・
そんな感じで噛みつかれ、引っ掻かれて病院行くのが億劫になってます。
やっぱり、人間と一緒で季節の変わり目には色々出る様ですね。大病って訳じゃ無いけど、、。
体重・・減らないですよね・・・
いやいや・・現状維持って素晴らしいですよ。
年々・置き物になって20時間は寝てるかも・・
薬で悩まないなんて・・・素晴らしい。
憂鬱ですよ・・・ご飯に混ぜても何しても駄目。顎をホールドしたら巨体と爪と歯で攻撃するし・・今度、薬でたらエリザベス買います。
まだむサマ
春ですよね〜〜〜。
ブリ男の赤いおでこを見て、季節の変わり目に調子悪いのは人間と同じなんだなあ…としみじみしました。
そんなときにデカい生き物がピリピリと仕事ばかりしてるから、あんまり良くないんでしょうね…。
病院大暴れはお互いストレスですね…。
昔飼っていた犬も病院の時はこの世の終わりみたいな態度だったし、なぜブリさんはこれだけ落ち着いてるのか謎です…。
薬もラクさせてもらってますね〜。
錠剤を1/4にパキパキ割っておけばゴハンと一緒にペロリですもの。
横着して1/2のときは残してましたが笑
ウチもそろそろエリザベスカラー常備かなーと考え中です。
とはいえしばらく常用するわけでもないし、10分だけなら最初は紙の使い捨てタイプでもいいかな?
それなら厚紙とかで自作でもいいんだろうか。
と考えているだけで全然実行していません!笑
何かいい物があれば是非教えてください!