猫の爪とぎのサイズを間違えた…

ブリ男が愛用している穴あきロング枕。

その寿命は、ブリ男の使用だと大体半年ほどみたいです。

研ぐ場所がないわけじゃないけれど、使いやすいゴールデンスポットは半年も使うとへなへなになって上手く研げなくなるカンジ。
仔猫時代より賢くなっているブリさんは「ここをこうすればまだ研げるんだぜ！」とばかりに穴あき枕の側面にへばりついて妙な姿勢でバリバリやってくれますが、ときには本猫的に気持ちいい姿勢になって「バリバリ」ではなく「たすたす」という中途半端な音を立てているのを聞くと「新調してやらねば」と不憫になります。
そのサイクルが約半年というわけでした。
参考：［猫の爪とぎ］ブリ男ウチの子１周年記念に爪とぎを新調！

このサイズの爪とぎは、ワタシの住んでいるエリアだと粗大ゴミになります。

指定のゴミ袋に入れば可燃ゴミに出してもいいらしいのですが、70センチともなるとそれは無理。
ではリサイクルセンターに持ち込むのはどうか？ 段ボール製品なら何でもいいらしいし。
というわけで訊いてみたら「猫の毛がついているのは止めて…」とおじさんにイヤな顔をされました。そりゃそうか。

そんなわけで仕方なく粗大ごみに出すわけですが、収集日が月に１度しかないんですよね。しかも事前に（１週間前に！）申請が必要です。
爪とぎを買い替えようと思い立った瞬間と収集日が上手くマッチするとも限らず、爪とぎの買い替えはつい腰の重い作業扱いしてしまいます。

さて、今回は「そろそろ買い替えるか…」と思い立ったのがまさに収集日の１週間前でした。んで、慌てて名古屋市に電話。
それから急いで新しい穴あき枕をポチりました。

数日後、届いた穴あき枕がですね…。

やけに小さい。

そして軽い。

あ、穴あき「ロング」枕じゃなくて、普通の穴あき枕を買ってしまった………。

ヘタに商品名を覚えていたものですから「爪とぎ買わなきゃ。穴あき枕ね。検索検索。ポチー」という勢いで買い物してしまったのです。購入履歴から買えばこんなことにならなかったのに…。
なんか安いなあとも思ったのですが、前は「猫グッズって高いぜ！」と思っていたのが今は慣れて安く感じるだけでは、と脳内で歪曲していました。

横や縦は穴あきロング枕も普通の穴あき枕も変わらないんですが、奥行がね。ロングの方は40センチに対して、普通の方は29センチなのです。ウチの大型猫はそりゃ大きい方がいいのです。
重量も１キログラムほど違います。ブリ男がキッチンに乗るときに穴あき枕を足場にするのですが、勢いがいいとズレちゃうんですよね。なので重い方が好ましい。

あーあ、これはブリ男使ってくれないかも…。即買い替えた方がいいんだろうか…。
と、がっくりしながら穴あき「ロング」枕をカートに入れました…。

ブリ男の様子はどうだったかというと、「何か違うくない？」みたいな顔をしていましたが一応バリバリ爪を研いでくれました。
そしてお尻がはみ出ながらも上に乗って寛いでもいました。
なんて優しい猫なんだろうねえ…。窮屈な姿勢にさせてしまってごめんよ…。

というわけでブリ男の好意に甘えて、間違えて買ってしまった爪とぎはそのまま使ってもらっています。
次の買い替えは半年後と言わず、ブリ男の誕生日に実行する予定。
アホなお母さんでごめんよ、ブリ男。
（そして小さくて軽い爪とぎの方が取り扱いはラクだと思ったことはブリ男にはナイショ。）