【猫の投薬】薬を飲んでくれる猫だけど、ピルカッターで楽々投薬生活！

ウチに来て以来、血液検査の肝臓の数値がイマイチだったブリ男さん。
ついに薬を飲んでみることになりました。
参考：【猫の血液検査】ブリ男、肝臓の数値が急激に悪化！？

ウルソという薬を処方しましょうということが決まって、まず獣医師さんに「１回１錠ずつ、しかも朝夕２回ですが、大丈夫ですか…？」と心配されました。
何の心配だろう？ と、一瞬ピンとこなかったくらい、ブリ男は薬を飲ませるのがちょろい猫なのです。

遡ること６年前、去勢手術後に抗生物質を飲ませなきゃいけないということがわかっていたので、手術の少し前からウェットフードを食べさせていました。
粉末の薬ならウェットフードに混ぜりゃ食べるだろ、てなことで始めたところ甚くお気に召し、一時期はカリカリ拒否・缶詰しか食わんというお口になったほどです。
参考：［猫のハンスト］ブリ男がカリカリを食べなくなりました…

今ではカリカリも大好きです！ という風情ですが、水を飲まない子なので朝夕のウェットフードは習慣化しています。
ついでにサイリウムも与えて、コロコロウンチを回避しているという状況。
参考：［猫の便秘解消］サイリウムを与えて４カ月、快調です！

そこに錠剤がちょっと加わることくらい、何てことないさ。
皿が削れるんじゃないかってくらいバッチリ平らげるブリさんですもの。

ということで、薬を飲ませることは全然心配していなかったんですね。

ワタシ的には服薬はちょろいんだけど、目薬や塗り薬の方が苦手です。
目薬はすっごい嫌がって上手に目にヒットさせられないし、塗り薬は毛を掻き分けている間にブリ男が逃げてしまう。そして塗っても舐めてしまう。
幸い最近は目薬・塗り薬のお世話にはなっていませんが…。

 

さて、病院で薬を処方してもらった日の夕方、早速夕食のウェットフードに薬を混ぜてみることにしました。

さすがにそのまま混ぜたら異物感に気づいて吐き出しそうな気もするので、パチンパチンと割って投入。
念のために、皿を洗ったんじゃないかってくらいピカピカに舐め回す、大好物のアニモンダにしてみました。

病院から帰った直後にもオヤツをあげたのに、夕食もスゴい勢いで平らげるブリさん。いいぞいいぞ。
食後に皿を見てみると、いつもの通りひと欠片も残すことなく食い尽くし、薬もペロリと飲んだようです。食いしん坊ってラクだわ。

というわけで投薬もブリ男には何らストレスを与えないようですが、一点問題がありました。
それは処方された薬が割りづらく、ワタシがちょっとストレスを感じること…。

以前も何かの錠剤を飲ませたことがあったけど、そのときは爪でパチンパチンと容易く割れたような覚えがあるんですけどね。
錠剤かー、ピルクラッシャーが要るなー。と思いつつ動物病院から帰宅するも、割ってみたら大したことなかったのでそのまま爪でパチンパチンやって済ませていたんですよね。３日間くらいのことだったし。
それが今回は割れ目も何も入っていないツルンとした小さな錠剤で割りづらく、しかも３日間ならともかく２カ月、更に朝夕の話なので「ちょっとこれは」と思い、ピルクラッシャーをポチッとしたのでした。

翌日届いたピルクラッシャー。

割ることもできれば擂り潰すこともできるし、薬の保存もできるという代物です。

割るのは、このカッターを使います。

逆さまにすると、ピルケース的に保存できるようになっています。
１回に半錠飲ませる場合など、割った後に残りの半分を収納できるのはいいですね。

擂り潰すのはどうやってやるんだ…？ と戸惑いました。
本体が分解できるようになっていて、この間に薬を挟んでギュッギュッと閉めれば潰せるという使い方のようです。原始的。

ブリ男の場合、粉々にしなくともある程度小さければ飲むので、カッターを２回パチンパチンとやって1/4に割って与えています。
しっかり磨り潰すと粉の始末が面倒そうだなー…というズボラな思考です。

今はピルケース的部分も使っていないし、カッターに特化したもうちょっと小さいヤツでもよかったんじゃないの…という気もします。
もし粉じゃないと飲まなかったらどうしよう…と一応考えちゃったんですよね～。

ということで、猫も人間もストレスなく投薬生活を送れそうです。
これで数値が改善してくれればいいんだけど。２カ月後の再検査がドキドキです。