前回書いたように坐骨神経痛がイタタな状態なものですから、いろんなことが頓挫している2025年です。
ちょっと痛みが落ち着いてからやろう…とフィルター掃除だの窓拭きだのを全部放置しているし、気分転換の週末のおひとりさま外食も「お尻痛いのに飲食店の硬い椅子に座るのはなあ…」と諦め(自宅だと、酷いときは行儀悪いけど立ったり座ったりして食べていた)、ましてや遊びに行くなんて以ての外、みたいなカンジ。
最もラクなのは寝ているときなので、休みの日は寝て過ごし、夜も風呂から上がったらさっさと寝てしまうという生活です。
これでも痛みとしてはマシな方らしくて、酷い人は痛くて眠れないという話を整体師さんから聞き、下手な怪談話よりよっぽど「ひっ!」となりました。
ワタシの場合は睡眠薬を飲んでいるということもあって眠れないほどでもなく、痛みのある方を下にして寝てもさほど苦痛ではありません。
が、痛みが酷いときは夜中にふと目を覚ましたら尻も脚もズキズキと痛み、そこから眠れなかった日がありました。
これが何日も続くとなると、疲弊してたまらんだろうな…と思います。
一時期は寝起きが一番酷くて動けないという状態だったけれど、毎週整体に通って足腰をほぐしてもらって大分マシになり、今は寝起きはほとんど痛くないという状態です。多少脹脛が疲れているかな? という程度。
しかし、ブリさんの朝食の準備をしたり、洗顔や化粧をしたりしているうちにだんだん痛くなり、鎮痛剤が効いているうちはまずまず動けるけど、会社から帰る頃には薬なんてとっくに切れて、脳内で「こんちくしょーべらぼうめー!」と呪いを吐き散らしながらのそりのそりと歩く、というカンジ。
帰宅して薬を飲むけれどすぐに効くわけでもなく、風呂から上がってもまだズキズキしていて、「もうダメだ!」とベッドにダイブする羽目になります。そして唸りながら布団の中で七転八倒…。
幸いなことに、ワタシが唸っていてもブリ男はあまり気にしておらず、それどころか最近は唸っているワタシを寝かしつけるのが趣味みたいになっていて助かります。
ワタシが「ぐおおおぉ」とか唸りながら布団の中で転がっていると音もなくブリさんがやってきて、しゅたっとベッドサイドの椅子に乗り。
そのままワタシの頭の右側に移動してきます。
しばらくそこで座って何やら思案しているのですが、そのうちその場でぐるぐると周り、どすんと丸くなってワタシの顔に背中やお尻をぐいっと押しつけてきます。
これがなかなか容赦のない押しつけ方でして、力いっぱいぐいぐいとしてくるのでデカい生き物の鼻が潰れそう。
ブリさんが気を悪くしない程度にこそこそと頭の位置をズラし、鼻で呼吸できるポジションを確保してから、ようやくブリさんのふわふわツヤツヤ毛皮を堪能できる喜びを嚙みしめます。
これでブリ男が喉をゴロゴロしてくれればデカい生き物の坐骨神経痛も多少マシになりそうなものですが、このときのブリさんは甘えているわけではなくワタシを甘やかしているだけなので、無音です。
それでもふわふわ毛玉を撫で回していると気持ちがとんでもなく安らいでいくのを感じるので「ブリ男がいない頃は、どうやって苦痛に耐えていたっけ…」と不思議になるくらい。
そのうちブリ男も眠くなってきて、ご機嫌でごろーんと転がり、ヘソ天ポーズになります。
そうすると背中や尻を押しつけられていたワタシの顔は、今度はブリさんの後ろ脚に挟まれるという状態に。
ブリ男は枕元で寝るとき、ワタシの頭に後ろ脚を乗せがちなのですが、顎をV字に後ろ脚で挟まれたときにはさすがに笑ってしまいました。
そんなカンジで寝るときだけは癒されるので、それで余計にさっさと寝てしまう生活になっています。
痛みがマシな日に「録画しておいた大河ドラマでも観るか」とソファでダラダラしていると、ブリさんは、不満そうに鳴いたり変な場所で寝たり荒ぶって走り回ったりするので、ブリさんも一緒に寝るのを一応楽しみにしているようです。
とはいえ、ブームが去るとまったく一緒に寝てくれなくなるんですけどね…。そして暑くなるとベッドにちっとも寄りつかなくなる…。
それまでには神経痛がマシになっているといいのですが。
なお、ちっとも遊びに行かないからお金を使っていないかというとさにあらず、そのぶん整体(高い)や鎮痛剤で飛んでいって、家計の状況は普段とあまり変わらないです。
ブリ男くん、優しいですね〜
うちのブリちゃんはそーゆー事してくれません涙
しかも「俺が寄り添ってやってるんだからゴロゴロは言わないぜ」なんて…漢ですね笑
それにしても前回のお返事の四足歩行の考察にはちょっと笑ってしまいました…肩甲骨…ツボりました笑
ニンゲンは腰やられたら何も出来ないですよね…
ナナさま
寝かしつけブームもいつ終わるか分かりませんけどね〜。
その気まぐれさもお猫様ということで…。
ブリさんはゴロゴロをあまりしない子で、ゴロゴロで癒されたいデカい生き物としては残念です。
仔猫のときは目を合わせただけでゴロゴロだったのが、ゴロゴロしなくてもお世話してもらえると気づいたのか安売りしなくなりました笑
ホント、腰は大事ですね…。
贅沢は言わない、苦もなくスタスタ歩けるようになりたいです…。