いつの頃からか、ブリ男はワタシがお風呂に入ろうとするときに甘えるという癖がついてしまいました。

夕食を食べる→遊ぶ・暴れる→夜のカリカリを食べる→満腹→眠い→甘える
という図式らしいです。眠いときしか甘えてこないので貴重な時間です。
夏の間は、ワタシが歯磨きなど入浴の準備を始めるとケージの天板に登り、そこで寝っ転がってうふうふしてきました。
撫でてやると喉をごろごろ鳴らし、ワタシの手を枕にしてうとうとし始めます。
デカい生き物は歯磨きをしているのだが。もうすぐお風呂が沸いてしまうのだが…。とか言いつつ、ブリ男がうふんうふんしているので無碍にできません。
彼が飽きて「俺、なんで甘えているんだ?」と正気に戻るまで手枕が続きます。
涼しくなってからはケージの天板に転がることもなくなったブリ男さん。しばらくは入浴前のうふうふタイムはこれといった儀式がなく、曖昧なままでした。
ところがブリ男は、ベッドカバーの下に潜りこんでワタシといちゃいちゃするという方式を編み出しました。
ブリ男が夜のカリカリを食べている最中、ワタシはハナコ(ルンバ)を片づけて、ベッドを整えたりブリ男のオモチャの位置を戻したりしています。
あるときワタシがベッドカバーを整えていると、カリカリを食べ終わったブリ男がやってきてカバーをすんすんやっています。
戯れに「ブリさん、潜る?」と訊いてカバーを持ち上げてやると、素直にカバーと羽毛布団の間に滑り込みました。
んで、カバーと布団との間の狭い空間で丸まって、喉を爆音ぐるぐるさせます。
「まー、ブリさん可愛い可愛いだねえ」と顔周りを撫でてやると、喉のぐるぐるが一層激しくなる。それからワタシの手を散々ペロペロし、安心したようにワタシの手や腕を枕にしてうとうとし始める。
それ以来、ワタシが部屋を片づけている気配を察知するとワクワク顔でやって来るブリ男さん。
「潜る?」とカバーを持ち上げると、サッと潜るブリ男さん。
うふうふぐるぐるしてワタシの手枕でうとうとするブリ男さん。
寒くなってからは特にこれが気に入ったようで、ワタシが余所事をしていてベッドメイキングが遅れると、ご不満顔でとことこ後をつけてきます。
「ゴメンね、ブリさん。遅くなっちゃったね」とカバーを持ち上げるや否やベッドに上がり、「デカい生き物、どんくさーい」とワタシからちょっと離れた布団のド真ん中で丸まります。
そうするとワタシは一生懸命腕を伸ばしてブリ男をなでなでし、床暖房のない冷たい床の上で変な体勢で座り込む羽目になります…。
ブリ男に付き合ってワタシもベッドカバーの下に頭を突っ込んでみて初めて気づいたのですが、カバーの下は快適です。

布団の下に潜るのと同じくらい温かいし、カバーが薄いのでほんのり明るい。
ここで甘えたらそりゃ幸せだろうな。と、ブリ男の気持ちがわかりました。
問題は、飽きっぽいブリ男はこのベッドカバー下の儀式にもすぐ慣れて、今はカバーの下でなでなでしても喉を鳴らさないときがあります。猫の要求は日々高くなる一方…。

可愛いから甘やかしちゃうんだけどさ。
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