[アレルギー疑惑]ブリ男、動物病院で再診。

アレルギーと思われる症状でおでこがかいかいになってしまったブリ男さん。
参考:【猫の病気】ブリ男、アレルギー?再発で久しぶりに動物病院へ

猫
こらこら、それは食べられませんよ。

処方された薬を飲み終え、再び動物病院へ行く日となりました。

薬を飲み始めて2日もすると痒みが治ったようで掻くこともなくなり、赤みも落ち着いていました。
ちょっと過剰に慌てちゃったかな? という気がする一方、早めに薬を飲んだからさっさと落ち着いたのよね、とも思います。
どっちにしろ動物病院へ行くためにキャリーバッグに押し込められるブリ男はたまったものじゃありません。

再診の日は動物病院が混んでいて、ちょうどブリ男の夕食タイムにしか予約が取れませんでした。
さて、困った。
夕食タイムの1時間前から「そろそろ、そろそろだし!」と騒ぐ坊ちゃんが夕食を後回しにして病院に行けるとも思えないし、先に満腹にさせてから病院に行っても帰宅後にご褒美が待っていると固く信じているから食べたがるだろうし。
というわけで、ちょっと早めに夕食を半分食べ、帰宅後に残りの半分を食べさせるという作戦でいくことにしました。

案の定、まだ夕方とはいえない早い時間から「そろそろ!」と騒ぎ出すブリ男さん。
「まだよ。あーとーで」と言うデカい生き物の頭をポカポカ叩いてメシを出せと訴えてきます。
もー、しょーがない子ねー、と言いながら作戦通り早めに缶詰を開けて食べさせ、食べ終わって洗顔しているブリ男を捕まえてキャリーバッグに入ってもらいました。
前回はお昼寝真っ最中だったから無抵抗だったブリさんも、今回は「何すんのー」的にあぁーんと鳴いていました。ファスナーの隙間から頭を出して脱出を試み、デカい生き物にぐいぐい押し返されて、という攻防戦。
前回の反省を胸に、今度はちゃんと毛布をバッグに敷いたので、のんびりお散歩しながら病院へ移動です。

 

受付を済ませて待合室で待っていると、診察室から「りんむブリちゃーん」と呼ばれました。
…あれ、呼んでくれたのは獣医師さんです。

いつもは看護師さんが呼んでくれるのになあ。と診察室に入ったら、そこに居るのは獣医師さんだけでした。看護師さんがいないのは初めてです。
ワタシひとりでちゃんと保定できるんだろうか…と、若干不安になりました。

前回はおとなしかったブリ男ですが、今回は活発な時間帯に無理矢理連れてこられたせいで不機嫌なのか、キャリーバッグを開けるとシャーッと文句を言ってました。
はいはい、わかったわかった、出てきて先生に可愛い顔を見せてごらん〜と抱き上げて診察台に乗せます。
いつもならこの隙に看護師さんがバッグを診察台からどかしてくれますが、この日は獣医師さん自らバッグを移動させてくれました。なんかすみません…。

体重は5.4キログラムでした。
えっ、つい10日前に5.6キログラムだったのに。
正確に言うと5.44キログラムだったのでほぼ5.5キロみたいなものですが。人間でいうと10日で1キロ痩せたようなものなので、ちょっとハイペースかと不安になりました。
この日も前回に引き続き初診からブリ男を診てくれている獣医師さんで、ブリさんのちょいポチャを気にかけている先生でした。先生曰く「いいことですね」とのことなので、そこまで心配するペースでもないようですが。
10日間何をやったかというと、朝計量して取り分けるカリカリを1〜2グラム減らしました。
こんなちょっとで変わるかなーとあまり期待していなかったけど、効果はあったみたいです。今まで少しずつ食べ過ぎていたのかもね…。
そんなわけで際限なく太るということもなく、何とか5.5キログラム前後をウロウロするちょいポチャブリショという状態はキープできたようでした。今から年齢的にダイエットが難しいだろうし、もうちょっと気を遣ってやらねばです(自分の体重もね…)。

おでこの方はすっかり赤みが消えて綺麗なことを獣医師さんに確認してもらい、ついでに耳や口の中もチェック。
耳に汚れはあるものの「これくらいは、まあ普通にありますから」という程度のようで、掃除の必要もなさそうでした。
歯と歯茎は相変わらず「年齢なりの貫禄が出てきたなあ」という風情ですが、特に何も言われなかったので急いで対処すべきトラブルはないようです。

「おでこと同じような赤みは、全身のほかの部分には出ませんでしたか」と訊かれ、ドキッとする飼い主。
ブラッシングは嫌い、抱っこも嫌ということで、日常的に毛をしっかり掻き分けて地肌を観察するということができてないんですよねー…。
眠そうなときにたまに見ようとしても、毛をわしゃわしゃしていると鬱陶しいみたいで避けられるし。
皮膚の症状はおでこにしか出ないというものでもないし、これももうちょっと気を遣ってやらねばと反省しました。

ということで、特に問題はなさそうなので服薬は一旦打ち切って様子見です。

とはいえまた症状が出るようならすぐ来てくださいね。薬の量を調整しながらやっていきましょう。
と言われたので、引き続き油断はできないようでした。

何がアレルゲンかさっぱりわかりませんが、獣医師さんによると花粉やら何やらで空気が汚いこの時期は、猫も調子が悪くなりがちらしいです。
「猫も花粉症があるんですね…」と訊いたところ、人間と違って鼻水が出るというよりはブリさんみたいに皮膚症状に現れる子が多いとか。
毎年春先に赤みが出たり目をショボショボさせたりしているから、ブリ男も花粉症的な要素はあるんだろうなあ。空気清浄機は稼働させているけど、完全に除去とはいかないみたいです。
あるいは、空気清浄機があるからこの程度で済んでいるのか。デカい生き物は花粉症と無縁なのでよくわからんです。

空気清浄機
参考:猫のアレルギー疑惑を機に空気清浄機を買ってみたが、効果は!?

という話をしながらキャリーバッグを診察台に戻すと、ブリ男は「一刻も早くここから帰りたい」と言いたげに自分からバッグに入っていきました。
先生にふくふくほっぺをもしゃもしゃされて「ブリちゃん、バイバイね〜」と言われても、憮然とはしてますがシャーとは言いません。
猫愛に溢れている先生相手だとブリ男も文句を言いづらいみたいです。それならシッターさんにもシャー言わずに優しくしてあげてよ…。

 

さて、この日の支払いではワタシは重大なミッションがありました。

何かというと、前回爪切りの代金を支払い損ねていたのです…。

「本日はいくらです」と言われたときに「なんか安いな」とチラリと思ったのですが、まさか請求漏れがあるとは思わず、明細を見ずに畳んで財布に入れていました。
それが帰宅して仕事しながら思い返し、「さすがに安かったよなー」と気になって明細を見てみると、診察料も薬代も取られているけど爪切り代が入っていない。
慌てて動物病院に電話するも、忙しい時間帯だったようで繋がらず、留守電に「爪切り代は次回支払います…」と吹き込んでいたのでした。

ということを再診の支払い時に話すと、「先生のカルテ記入漏れだったみたいですね〜。今回はいいですよ、サービスです」とのこと。
どういう経緯で漏れたのかよくわかんなかったのが、先生のミスだったと発覚して、そこはちょっとスッキリしました。先生、しっかり。
そして気前良くサービスしてもらってしまい、申し訳なかったです。安いのはありがたいけど、動物病院が潰れたら困っちゃうから取れるものはちゃんと取って儲けてほしい。
と、自分が明細を確認しなかったことを棚上げして思ってしまいました。

 

帰宅後ブリさんは残りの夕食をもらって、ご機嫌でした。
この日は爪切りもなく、先生にほっぺをもしゃもしゃされただけなので、普段以上に平気なご様子。
とはいえちょっと疲れたことは疲れたようで、寒い時期には珍しくテーブルの上で伸びてました。

病院から帰った後、キャリーバッグをしばらくリビングに放置しておくと「さっき俺、これに乗って冒険したぜ…」と反芻するのか、バッグの中を覗いたり潜ったりしています。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

6 thoughts on “[アレルギー疑惑]ブリ男、動物病院で再診。”

  1. お誕生日のコメントで「最近は体調もいいようで」的なこと書いた途端のこれだったんで、なんだか申し訳ないような気持ちでしたよ。

    過剰に慌てたなんてことはないですよ。
    人間もそうですけど、病院は早めにこまめに行くに越したことはないです。
    自戒の念を込めて、強くそう思います!いいお母さんで良かったねブリちゃん!

    とりあえず治まったようで良かったです。
    しかもダイエットにまで成功してたのか。羨ましい。ちょっとゴハン減らしたくらいじゃおばちゃんもう減らないですよ。

    何はともあれ、ブリちゃんもりんむさんもお疲れさまでした。

    1. ひまわりサマ
      いえいえ、ワタシが調子いいようでとか書いちゃったものですから。
      幸い酷くなることもなく済んだので、このまま季節の変わり目を乗り切ってほしいものです。
      昔飼っていた犬は春先だからといって別に変化なかったので、ああ見えてブリさんたら繊細ねーと思いました笑

      ダイエットは、カリカリをちょっと減らしたくらいじゃ効果ないだろうと思っていたのに変化があったので驚きました。
      デカい生き物もちょっとだけ減らせばいいのでは…とは思うのですが…なかなか……。

  2. 我が家の猫もおでこと首の辺りに急に出来物が出来ました。一旦引いてきたので様子を見ていますが。
    今まで季節の変わり目でも出てこなかったのにと思って少し不安になりましたが気が付かなかっただけかもです。もう少しちゃんと猫の様子を見てなきゃと反省しました…
    猫の花粉症は人とはまた症状が違うのですね!私も獣医さんと話すと新たな発見があって勉強になります。
    りんむさんもブリさんも通院お疲れ様でした。

    1. うなたサマ
      あらー、どこの猫ちゃんもこの季節は要注意なんですねえ。
      ブリ男は首回りがもっふもふなので気づいてないだけで、実は同じように荒れていたのかな…。
      たまには嫌がられても掻き分け掻き分け観察せねばと反省です。

      ブリ男の場合はそこまで嫌がるわけではないので通院もさほど苦労しませんが、なかなかの重量のキャリーバッグを抱えて歩くとバッグが当たる腰の部分に痣ができます笑
      ブリさんがシニアになって頻繁に通院するようになったらカートを買わねば…。

  3. 猫さんの、おでこ…眉辺りに出来る、瘡蓋な様な物は、猫の世界ではフツーなのか?
    毎日、毎日ご丁寧に洗顔?ご飯食べたりすると必ず洗顔するし…後ろ足でカリカリするし、傷が出来やすいのか?
    よく見ると……初めは米粒位の発疹が出来てそれが広がって1センチ程の瘡蓋になります。大体はその大きさで、だんだん瘡蓋が小さくなって消えます。
    おでこ意外は出来た事ないですね。
    数年前、それが顔面に広がり血液検査したけど「好酸球」の数値が高い。でも顔面以外の潰瘍は無い…詳しく調べるには生検するが全身麻酔なので、今のところそこまで必要ないと言う診断でした。
    抗生剤で治ったのでアレルギー?と思うと。
    季節の変わり目、人間も猫界も色々あるようです。

    体重…5.5!素晴らしい!
    ウチはご覧の通り…巨大豚猫となってます。
    見ての通り健康体なのか?
    巨体の上にロン毛のモフモフで覆われてるので…7.5には見えない…いやいや猫にも見えない…。
    体重管理…出来ないですよ〜!

    1. まだむサマ
      おでこの辺りだけ毛が薄いから弱いんですかねえ。
      生検となると全身麻酔ですか…。それはそれで負担がかかるからちょっとイヤですね。
      抗生剤などで治まるようなら様子を見ながらだましだましやっていくしかないんでしょうねー。

      いやー、まだむサマのところのブリちゃんは骨格が大きそうですから!
      ブリ男の場合は猫としてはデカいけど、ブリとしては小ブリで、父猫5キロ・母猫4キロらしいのでちょいポチャなんですよ。
      まあ現状維持ならいいか…と獣医師さん達も諦めモードなので、無理にダイエットせずにこのまま5.5キロで維持かなーと思っております。

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