猫生活、始めました。

猛烈に片づいているだけが取り柄の我が家に、急に生活感が出ました。

猫のケージ

猫のケージです。

猫と暮らすための準備らしきものをしてみた。で「もし猫を飼うことができたらこんなグッズを揃えるんだ…!」とあれこれ妄想していたのですが、出会いはある日突然でした。
妄想していたことはほとんど役に立たず、「とりあえず急いで必要なモノをデザインは何でもいいからください」という状態に。

猫

ブリティッシュショートヘアの男の子です。

猫

遊んだり甘えたりしている間はカメラを手にする余裕がなくて、まだ寝顔しか撮れていない。

 

名前はそうですね、一応つけていますが、飼い主もイカレポンチなハンドルネームなのでこいつだけ本名というのもフェアではないから、このブログ上では「ブリティッシュの男の子」ということで「ブリ男」と呼ぶことにします。

猫と暮らしたいなーと思ってはいましたが、実際に飼えるかというと難しいだろうなと考えていました。
ひとつの生命を健康に育て上げ幸せにしてやるというのはそうそう簡単なことには思えず、ワタシにできるかどうか自信がなかったのです。

あと、ワタシの趣味が旅行というのもネックでした。
1泊ペットホテルに預けただけでもこの世の終わりみたいに鳴いていた飼い犬を思い出すと、動物を飼ってしまったら長期の旅行は諦めることになる。20年も海外旅行をしていたワタシにそんなことできるんだろうか。

それに、犬にはすごく懐かれるけど猫にはあまり懐かれないワタシ。野良猫は確実に逃げられるし、友人の飼い猫にはシャーッと威嚇されます。
同じ屋根の下で暮らすならシャー言われるよりもゴロゴロ言われる方がいいわけで、どんな猫でもいいんだけどワタシにベッタベタに甘えてくれる性格の子がいいな。という曖昧かつハードルの高い野心を抱いており、なかなか「これは」という子に出会えないまま何年も経っていました。

ブリ男は、最初に出会ったときの印象が「えらいおっとりした子だな」でした。

ワタシのことが特に気になって仕方ないという様子でもなかったのですが、とにかく抱っこさせる。どこを触ってもされるがまま。
ぬいぐるみを与えるとおとなしくひとり遊びをするし、繰り出す猫パンチはへなちょこだし、仔猫だからというのもあるけど動きにキレがない。
これくらいのおっとりした子の方が一緒に暮らすにはいいかもしれん、と思ってしばらく抱っこさせてもらっていたら、ブリ男めっちゃ舐めるんですよ。犬かっつーくらい舐める。噛みもしなければ爪も立てない。そのうちワタシの腕の中でうとうととし始めました。

ひょっとしたら、この子かもしれん!

とはいえ「ワタシがホントにこの子を幸せにできるんだろうか」という心配は拭えません。カワイイだけで飼ってはいけない。
散々悶々としましたが「あのおっとりさ加減とリラックス度合いは二度と出会えないかもしれない」というのが気になって、家に連れ帰ることにしました。

モノならどんなに高額な買い物でも、失敗したところで「ま、いっか。高い勉強代だった」で済みます。
が、相手は生き物です。
やっぱりワタシには無理でした。では済まないんだよね!

その恐怖は今でもあって、ブリ男をウチの子にしたのが果たして正しいことだったのか、いまだにわかりません。
でも始めてしまった以上は、この愛くるしい毛玉を全力で幸せにします。

 

さて、我が家に初めてやってきたブリ男の反応はどうだったかと言いますと。
キャリーケースの蓋を開けて放っておいたら、さっさと部屋に出てきました。
尻尾をぼわぼわさせて警戒しまくっていたけれど、ソファの下に潜り込んだり急に走ってみたり、それなりに楽しそうです。
その後ケージを組み立てるためにもう一度キャリーに閉じ込めたら、ご不満だったようで初めて鳴いてました。みゅうみゅうじゃなくて「アッ」とか「キャッ」とか蚊の鳴くような声。なんつー可憐な声を出すんだ。

出来上がったケージに餌と一緒に入れると、物怖じする様子もなくガツガツ食べました。一通り満腹になったら毛繕い。
トイレでちゃんと大小を済ませ、さて環境の変化に疲れて眠るかなと思ったら、また「アッ」とか「キャッ」とか声を出します。
試しに抱っこしてみたら、喉をグルルと爆音で鳴らし続け、その内グルルと言わないほどに熟睡。
膝の上で安心しきって眠る小さな毛玉を撫でながら「ああ、この子でよかったなあ」としみじみしました。

しかし、これがよくなかったのか、餌を食べる→「アッ」とワタシを呼ぶ→抱っこ&なでなで→寝る というのがルーティンだと思っている節があります。
ブリ男よ、お母さんね、朝からあなたを寝かしつけている時間はないのよ……。

ウチに来て2日目には、ワタシの顔を見れば抱っこの請求をするというカワイイ甘えたさんになりました。
おかげでスリングをお急ぎ便で注文しましたよ。しょっちゅう抱っこ抱っことせがまれるのでブログの更新が捗りゃしない。

スリングの到着前のブログ更新作業中。

猫

また寝顔だ。
琥珀色の瞳でキレイなんですよ。そのうちお披露目します。

 

というわけでブリ男との生活が始まってしまったため、ブログの更新頻度等変化があるかもしれません。
しかし今後ともよろしくお願いいたします。

はー、しかし膝で猫が寝ちゃうと何もできなくて困ったもんだわねえ(歓喜)。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

6 thoughts on “猫生活、始めました。”

  1. 初めまして。さくらんぼと言います。
    ブリ男君、可愛いですね❗

    私もアラフォー1人暮らしで、半年前から猫生活を始めました。

    元々ウサギかチワワを飼いたくてペット可の物件に住んでいたのですが、知り合いが自分はウサギを飼っているのに捨て猫を拾い…
    これも縁だと思い、猫を迎え入れましたやんちゃ姫ですが可愛いです

    また、ブリ男君の記事も他の記事も楽しみにしています

    1. さくらんぼサマ
      はじめまして。コメントありがとうございます。

      やんちゃ姫は半年経って少しは落ち着きましたか? それとも半年くらいだとまだまだやんちゃ盛りでしょうか。
      ブリ男は新しい環境にワクワクしっぱなしで、見ているこちらが心配になるくらいはしゃいでます笑
      猫生活のアドバイス、ぜひお願いします!

  2. とうとう猫生活ですかー。おめでとうございます !
    ブリ男かわゆすな〜
    赤ちゃんの時期は短いので楽しんでくださいね

    1. yukiサマ
      コメントありがとうございます。
      とうとう始めちゃいました~!

      こっちがびひるくらい遊び倒してますが、それも赤ちゃんのうちだけなんですよね。
      大暴れのブリ男を見ると「大丈夫かな…」と不安になりますが、今だけの特典だと思って楽しみますね。

  3. 走り回って遊ぶのはほんの少しの間だけ
    沢山一緒に遊んであげてくださいね
    うちの寝子たちはごはんの時以外、ずーーーーーーーっと寝てます。

    1. このドタバタが懐かしく思える日が来るんですかねえ…てほどに走り回っています。
      気分的には子を育てるというより、孫のパワーに翻弄されているお祖母ちゃんってカンジです。

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