ワタシが食事を摂っていると、ブリ男は必ず突撃してきます。
テーブルに乗れるようになったばかりの頃は、「デカい生き物が何か食べているけど確認できない…」とそれまで溜めていたフラストレーションを爆発させるかのように「何それ何それ!」とすんすん嗅ぎまくりでした。
ワタシの皿に鼻や手を突っ込もうとする度「んもー、それお母さんのゴハンだよ!? ブリさん、ひどいよ! お母さんはブリさんのゴハン取らないじゃん!」とプンプン怒ってみせて、ブリ男をテーブルから降ろしたり掌でぐいぐい押し返したりしていました。
それで一応「デカい生き物の食事を邪魔すると、アイツ怒る」というのは理解したらしく、最近はある程度すんすんした後はテーブルの上で香箱を組んで「デカい生き物の食事中はヒマだぜ…」という顔で眠そうにしていることも(先にブリ男が食べるから腹が膨れているのです)。
蕎麦だのペペロンチーノだの炭水化物まみれのときは、その傾向が顕著。
麺類はオモチャっぽくて見ていてうずうずするようですけど、そ~っとパンチの構えをした途端ワタシに「ブリさん~~」と警告を出されるので諦めます。
しかし、肉や魚のときは大騒ぎ!
ししゃもを焼こうものなら、喉を鳴らしながらテーブルの上で動物園の虎よろしくウロウロして「いい匂い! いい匂い!」と鼻を突っ込もうとする。
お母さんだって本物のししゃもは滅多に食べられないんだからやめてよ。
大体、ブリ男にししゃもなんか食べさせたことないのに。
コンロで肉を茹でたり焼いたり煮たりしているときもそわそわしています。
なぜか調理中はキッチンに乗ってコンロに近づくということはしないブリ男。多分換気扇や調理の音が怖いのだと思われます。
でも肉の匂いには抗えず「それ、美味しいヤツだよね…」とワタシの脚にすりすりして、控えめに「ニャー…」とか言っている。
そんなに気になるのなら、とササミの水煮を出してやったことがあるのですが食べませんでした。何がダメだったのか。
参考:【手作りゴハン】ササミの水煮
一度、友人が遊びに来て唐揚パーティーをしたときもブリ男はそわそわしていました。
ブリ男はテーブルに乗っては唐揚の皿に近づき、その度にワタシや友人が皿を移動させます。
そのうち「別に興味ないし」みたいな顔をしてテーブルの端に座り込み素知らぬ顔をするけれど、突然パッと手を出してくる。でも目がそわそわしっぱなしなので、やっぱり皿を移動させちゃいます。
拗ねて「もういいよーだ」と物見台に行って外を見るも、いつの間にかしれっとテーブルに戻ってきて唐揚をじーっと見る。
参考:【猫の転落防止】窓辺に物見台を設置
ワタシが座っている椅子の座面に割り込み、ワタシのお尻にぐいぐいとくっついてくるので「おっ、構ってほしいのかな。可愛いヤツめ」と思っていたら、ワタシの取り皿の上の唐揚にパンチしやがりました……。
参考:[Newアイテム]家具蔵のチェア・アルコⅡとヴォーグⅡ
ブリ男が狩りに成功したのはその前にも1回あって、そのときはピーマンの焼き浸しという猫が食べても美味しくないでしょう…てモノをパンチしていました。
そのときに比べれば、唐揚という猫的にも美味しそうな獲物を捕らえるだけ狩りの手腕が上がっていると言えなくもないです。
上達しなくていいんだけど。
最近は、冷蔵庫で保存しておいたウェットフードを温めるために電子レンジを使うので「あの箱から美味しいの出てくるんだよね!」と学習したらしく、ワタシがレンジを開け閉めしているとそわそわしています。
ワタシの目を盗んでレンジの上に乗ることもあるので、怖くてオーブンが使えません…。
冷蔵庫の中からヨーグルトとか出てくるというのも覚えちゃったしなあ。
困ったことに、ウチの冷蔵庫はブリ男の肉球も反応するタッチオープン式。
そのうちブリ男が飛びかかって扉を開け、そのまま開けっ放し…なんて惨事が起きそうでビクビクしています。
(*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪
我が家は、一部屋だけしか開放していないので、LDKはニャンコにとって未開の地です・・(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
もう・・LDKを開放したら、、すごい事になりそうです。。怖過ぎる。。
自分の部屋に、コーヒーとか持って来たら興味津々、、最近は顔も近ずけないですが、、まだ食べるものは、持ち込んだ事ないので、、多分、、突進して来そうです。
今の冷蔵庫は、タッチオープン?凄い・・
あそこは、宝島・・と思っているかも知れませんね・・笑笑
まだむサマ
お猫様専用部屋ですか!
羨ましい!
それができるならベストだと思います~。
キッチンを探索しているブリ男は楽しそうだけど、危険がないように常にきっちり片付け続けるというのも疲れてしまう日もあります。
落ち着いたらキッチンに興味なくすのかなあ。
と猫飼い先輩に愚痴ったら、食への関心がある限りムリムリと笑われました…。