【猫のトイレ】仔猫用の思い出と成猫用の使い勝手

先日、ブリ男の仔猫時代のトイレを処分しました。

猫
処分前の記念撮影。なぜか神妙な顔をしてトイレに入るブリ男。

こうして見ると、ずいぶん小さいトイレだわね。

猫

最近まで小さなトイレで我慢させちゃって、ゴメンね。

ブリ男がウチに来てからずっと使っていたトイレなので、思い出が詰まっています。

初めてのウンチのときはアンアン鳴いていたブリ男。「ウンチ出ちゃうんだけどー! トイレここでいいのー?」と不安になったらしいです。
その頃はこのトイレも大きく、ブリ男を10頭くらい詰め込めるってくらいのサイズ感でした。

ウンチはなぜか極限まで隅っこに出したがるブリ男。
赤ちゃんのときは、トイレの縁に後ろ足を乗せて逆立ちするような姿勢でウンチをしようとしていました。そんなことをしてもお尻にウンチがつくだけだぞ。

ウンチの前は必ず鳴いてワタシを呼んだブリ男。
そして砂を盛大に掻いて、耳を寝かせてキリッとした顔でウンをします。
ウンチのお知らせ声の可憐さと、出している最中の渋い顔のギャップがおかしかった。
(今は「デカい生き物、俺がトイレに入るのを見てるな」と確認した後は無言でウンチしに行きます。ワタシがブリ男を見ていないときは鳴く。)

ワタシの気を引きたくて、ウンでもシーでもないのに砂を掻くブリ男。
(これは今もやる。)

トイレの中に寝そべってドヤ顔をするブリ男。

全身の筋肉をもりもり使ってウンチを出すブリ男。

ウンチを踏んでワタシに捕獲されるブリ男。
(これも今もやる。)

ケージ内の移動に失敗してトイレの中に転がり落ちるブリ男。

嗚呼、思い出がいっぱい…。

二度と帰らぬ仔猫時代を共に過ごしたトイレ。
これを捨てるのは忍びない……。

と思いましたが、改めて見ると猫砂とブリ男の爪とスコップでガシガシされまくったので細かい傷がいっぱいついています。
第一、洗ってあるとはいえウンチやシーがついたモノを後生大事に残しておいてどうする。
それよりも新しいトイレの収納場所確保の方が重要な課題です。

ということで、割とあっさり処分できました。

思い出は胸の中にあるからいいのです。
参考:[捨てたい!]どうしても捨てられない、でも捨てたモノ

後悔するとすれば、仔猫用のトイレの隅でちんまりと気張っているブリ男の写真を撮っておかなかったことかなあ。
トイレ中にびっくりさせちゃダメだと思って「ブリ男はトイレ上手だね~。ウンチ出たね~。よかったね~」と声掛けしながらジロジロ見るだけに留めていました。
今思えば、望遠レンズを使ってでも激写しておけばよかったです。

 

ところで、ブリ男の新しいトイレですが。

猫のトイレ
参考:【猫のトイレ】ニャンとも清潔トイレ・成猫用スタートセットを導入

トイレ本体のサイズとウチにあるシーツの在庫との兼合いで、ニャンとも清潔トイレの本体にデオトイレのシーツを2枚敷いています。
正確に言うと、真ん中から漏れた際に備えて下にもニャンとものシーツを敷いていて、3枚使いという贅沢仕様です。

一時しのぎのつもりでこの体制にしたのですが、これがなかなかいい。

ブリ男は真ん中でシーをしないので、下に漏れることなく2枚のシーツがキレイに吸収してくれます。

デオトイレのシーツは、1週間取り替え不要という謳い文句。

実際は、1週間分のシーを吸収できんこともないだろうけど凄いことになるだろうな…という気がします。
少なくとも身体が大きくなったブリ男の場合は、2~3日に一度の頻度でシーツを交換していました。ブリ男の急成長期はちょうど気温が高くなるタイミングだったし、シーツにも砂にも消臭機能はあるとはいえ部屋の中にシーが存在するというのも気分がよろしいものではないですからね。

それがシーツを2枚にすると「そろそろ取り替えたい」と思うまでに時間がかかるので、シーツの交換頻度が減りました。

なんというか、「そろそろ取り替えたい」と感じるまでに1枚だと3日間だったのが、2枚だと6日かかるとでも言いましょうか。
ブリ男が「必ず左奥の隅でシーする」と決めていたらこうはいきませんが、「昨日は奥、今日は手前」と均等に使っていくタイプなのでシーツ1枚が以前の半分の速度で汚れていくというカンジなんですね。
これならホントに1週間取り替え不要で使えそうです。

実際は、週2回のゴミの日に合わせてシーツ交換をしています。
1枚体制のときは週3~4回のシーツ交換でしたから、シーツの消費量が劇的に増えたわけではない。むしろ交換の手間は確実に減ったので「今の使い方は悪くないかも」と思いました。

このまま2枚体制を続けるかどうかは、ニャンとも清潔トイレの純正シーツの吸水力・消臭力次第。1枚で済むならそれに越したことはないもんね。

デオトイレのシーツ2枚を撤去した後にニャンとものシーツ1枚で使ってみましたが、消臭力はまあまあかなーといったところでしょうか。
それよりも純正品のくせにサイズがギリギリというのが気になりました。端っこでシーするのでシーツからはみ出そうです。
シーツをどうするかはもうしばらく検証します。

 

新しいトイレの使い心地をブリ男自身に訊いても返事はありませんが、ウンの前にトイレ中をぐるぐるしながら男らしく砂を掻きまくっている彼を見ると「広いトイレになってよかったね!」と思います。
というか、デオトイレの仔猫用は今の君には小さ過ぎたね…。ゴメンゴメン。

今にして思えば、トイレなんか最初から成猫用を使わせてもよかったかな。
ニャンとも清潔トイレの成猫用スタートセットの本体だと入口が高過ぎるということもないし、もし高過ぎても爪とぎとかで足場を作ってやればいい。
ブリ男を迎えたときは仔猫の小ささに圧倒されて「仔猫ちゃんの体格に合ったモノを!」と気負っちゃったんですよね。仔猫なんかあっという間に大きくなるのにね。

ま、おチビちゃんが仔猫用のキュートなトイレを使っている様子を観察できたのは貴重な体験ですから、3カ月しか使わなかったトイレもまったく無駄ではありませんでした。

猫は、トイレは端っこを使うと決めているらしい

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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