ブリ男が我が家に来てからまだ4カ月だというのに、ウチには猫のオモチャが溢れています。
無印良品のプランターカバーがブリ男のオモチャ箱。勝手に好きなオモチャを取り出しています。
そして床にオモチャが散らばって保育所みたいになり、その様子を見た友人達は口を揃えて「アンタ変わったね…」と言います。
参考:シンプルな部屋が好きな理由
ひとりでお留守番する時間が長いので、後ろめたくていろいろ買っちゃうんですよ。子どもに次々とゲームを買い与えるバカ親のようで、後ろめたさをカネで解決しようとする自分にますます心臓がチクチクします。
ま、単純に店で猫のオモチャを見ると「これはブリ男が喜ぶかな~」と妄想して買ってしまうのです。
食いつきがいいのは、やはり羽根ですね。野生の血が騒ぐらしいです。
ウチに来て数日のブリ男。小っちゃかったなあ…。
ブリ男がウチに来ると同時に買った羽根じゃらしはバッキバキにされてとっくにお陀仏に。
じゃらしの棒が溜まる一方なので、紐の先を取り替えられる竿を使っています。
これなら羽根だけ買い替えていけばいい。
1カ月も遊んでいるとバッキバキになって「これでは羽根の軸?が口の中に刺さってしまう」「これでは抜けた羽根を次々飲み込んでしまう」みたいなカンジになるので取り替えています。
引っ掛けるためのループさえ付いていれば何でもじゃらしに変身するのがいいですね。
豹柄の紐は「ニョロりん」と呼んでいまして、ブリ男の大のお気に入りです。
スリングの金具に装着したところ、ベッドの上に持ち上げようと四苦八苦していました。
顎、丈夫だな。
何をしたいのかと思ってスリングから外したら、ベッドの上というかワタシの上でニョロりんを嬲って遊んでいます。夜中にワタシの腹や腿でどったんばったんと暴れるブリ男。何のプレイ?
なので1本は竿につけて、1本はフリーの状態でオモチャ箱に放り込んであります。夢中になって羽根部分を飲み込んじゃったりするかと心配したけど、大丈夫そう。
ニョロりんをあまりにも気に入っているのでボロボロになったときに備えて買い足してしまいました。新しく出してやったら飽きていたりしてね…。
カシャぶんは食いつきが良過ぎて、あっという間に棒がバッキバキになりました。
今はカシャぶんスーパーロングを買い直して、そちらで遊んでいます。ダッシュとジャンプを繰り返してくれていいカンジです。
釣竿形式じゃなくて単純な猫じゃらしも食いつきがいいです。
ブルーバッファローを買ったときに貰った猫じゃらし。
「エノコログサの何が面白いんだか」と思って買っていませんでしたが、食いつきますね。ま、すぐに飽きていたけど。
(肝心のカリカリはどうだったかというと、可もなく不可もなし。粒が小さいのでガブガブ王子のメインカリカリにはならないかなーというカンジでした。)
棒系のじゃらしは、ビニール袋の下でカシャカシャさせるとすっ飛んできます。
ベッドカバーの陰とか、クッションとクッションの隙間とか、そういう場所で振って飛びかからせています。
このカシャカシャじゃれる系は、ものによって非常に脆弱。一瞬でただの棒になってしまうこともあるので、買い置きしてあります。
カシャカシャしなくても、羽根があれば大興奮。
ボワボワした飾りがついていたけど、あっという間に食いちぎっていました。
こちらはホントに釣竿。
糸をリールで巻くのは手で振るのと動きが違うらしく、くわっ! と飛び掛かってきます。魚釣りならぬ猫釣り状態。
ぬいぐるみ系は大小ふたつ。
大きなけりぐるみと、小さい方は犬のオモチャ。押すと「ピホッ」と鳴ります。犬と違って、この「ピホッ」は喜ばないですね。
ブリ男が来たときにけりぐるみを買ったものの、デカ過ぎてあまり遊んでくれませんでした。
そこで当時のブリ男にちょうどいいサイズのぬいぐるみを購入。
仔猫のときから慣れ親しんでいる大好きなオモチャ的なポジションを狙ったのですが、あまり使ってくれません…。
そうこうしているうちに大きなけりぐるみがちょうどいいサイズになってしまいました。
自分からけりぐるみを取り出すことはないけど、たまに床に転がしておくとドリブル&けりけりをしています。
大のお気に入りは「ちゅーちゃん」と呼んでいるデンタルケア用のオモチャです。
これはブリ男をウチに連れ帰るキャリーケースの中に放り込んだモノで、ワタシからブリ男へ贈った最初のオモチャ。
タクシーに揺られても動じることなく、ケースの中でちゅーちゃんを嬲っていました。
ウチに来てすぐ、ケージの中でもちゅーちゃんで遊んでいました。
ほかのオモチャも与えてみたらしばらくちゅーちゃんブームは去りましたが、ケージの外に慣れた頃からブームが再燃。
ダンッと派手な音を立ててハンモックに飛び掛かり、上に乗せてあるちゅーちゃんを引きずり落とし、咥えて部屋に持ち出して、蹴ったり噛んだりして遊んでいます。ときどきワタシも投げて「取って来い」をやっています。
困ったことにケージやテレビ台の下、冷蔵庫の裏に入り込んでしまうので、その度にワタシをじーっと見て「ちゅーちゃん、いない…」という顔をするブリ男。最近は鳴かずに見てくるだけなので、手が放せないときは知らんぷりします。
すると「そうだ!」という顔をして再びハンモックに挑みかかるブリ男。
ブリ男よ、ハンモックからちゅーちゃんが発生しているわけではないのだよ…。
必死! てカンジでハンモックに飛びかかっていましたが、今は余裕。
そして、現在青いちゅーちゃんは行方不明。
冷蔵庫の下かなあ。今度捜索します…。
ちゅーちゃんと同じくらい今ブリ男の心を掴んでいるのは、ファーのボールです。
これは「けだまん」とか「けっだーま」と呼んでいます。
夢中になり過ぎて走り回り、口を開けてハアハア呼吸をしちゃいます。危なっかしいので普段は収納して、ブリ男が「あー、俺今荒ぶりたい!」という様子を見せたときに取り出します。
これもちゅーちゃん同様あちこちに隠れてしまうのが難点。2つくらい行方不明です。冷蔵庫を動かしたときが怖い。
ちゅーちゃんやけっだーまで遊ばせると、家具の下に入り込んだのを取り出す作業が発生して全然ひとり遊びになりません。
なので家具の下に入らないサイズのボールも買いました。
ゴムゴムしい感触がイヤなのか、最初は触ろうともしませんでした。
何度か遊びの見本を見せてやると、ボールにエアパンチをかますブリ男。しばらくすると慣れて、ドリブルして遊ぶようになりました。
でもちゅーちゃんやけっだーまほど気に入っているわけではなさそうで、オモチャ箱(というか袋)から自ら出すことは滅多にありません。自分で咥えられるサイズかどうかというのがポイントなんでしょうね。
鴨やネズミを捕まえると、咥えたままドヤ顔で走り回るので面白いです。
そしてこれらも「なくした!」としょっちゅう呼びに来ます…。
「ねこのきもち」の付録のキャットテントは相変わらず大好き。
最初夢中になっていたポンポンは今は歯牙にもかけず、むしろ「邪魔なんだけど」とイラついているときもあります。そう言わずに遊んでおやりよ。
今はテントの中でまったり寝ることもあるし、遊んでいるときはズザーッとスライディングしたりテントの上を軽やかにジャンプしたりしています。
ブリ男がテントの中に入っているときに、ワタシがオモチャや手でテントの上からガサガサしてやると大興奮。テントの布越しに噛んだり引っ掻いたりしようとドタバタやっています。
おいかけっこオモチャは、たまにチリチリ鳴らしています。
ケージの掃除をするときに取り出すと、すっ飛んでくる。んで喉を爆音ぐるぐるさせてワタシと一緒にチリチリしたがります。掃除が捗りゃしません。
チリチリ鳴るボールを取り出したくて、頻繁にガブガブしています。顎の力がだいぶ強くなったからそのうち割れるかもしれません。その前にこのオモチャは引退かな。
スリングも今となってはすっかりオモチャです。
大抵はスライディングしたりして勝手に遊んでいるけど、たまには本来の用途で使うことも。
抱っこも悪くないねえ! という顔をして喉をぐるぐるさせます。
ミリタリーオタクの友人がくれたオモチャ。
ときどき何を見上げているのかというと、ワタシと友人です。
この動画の後、兵士の腕や脚を咥えて引きずり回していました。
爪とぎポールは、朝晩寝起きにぱりぱりやっています。
ブリ男がオモチャを華麗に引きちぎった後、無理矢理取りつけてみましたが食いつきはイマイチ。
たまに遊ぶくらいで最初のときほどの熱狂は見せません。出しっ放しのオモチャは飽きるんでしょうね。
↑最初の熱狂。
と、いろいろ買い与えてみましたが、反応がいいのは紙くずを丸めたモノだったりするんですよねー…。
これは「カサコソ」と呼んでいて、涎でべとべとになったら取り替えています。
ブリ男のパンチと涎に対する耐久性、程良い重量感とカサコソ感を求めると、どんな紙でもいいというわけじゃないというのが面白い。
キッチンペーパーの芯でも遊びます。
こっちは自分で取り出すほど好きでもないけど、出してやるとドリブルしたり噛んだりしています。
ビニール袋は何かというと、中にぬいぐるみなどを入れるとパンチして遊ぶのです。ゴミの有効活用。
ワタシは猫が後ろ足で立って前足でオモチャをぽふぽふぽふっと叩く仕草が大好き。
と、友人に動画を見せたところ「これって可愛く見えるけど、狩りだよね。要は『ちねちねっ!』てことだよね。ズザーッて飛び掛かるのは『ちねーっ!』てことだよね」と言われ、以来ブリ男のぽふぽふを「ちねちね祭り」と称しています。
ブリ男がちねちね祭りを開催していると「今日も楽しく遊んでるねー」と嬉しくなる。
テレビ台の下に入ったちゅーちゃんを取り出そうとワタシが這いつくばっていると、ブリ男がワタシの頭をぽふぽふぽふっと叩いてきます。
あれはワタシに「ちねちねっ!」と言っているのだろうか………。