ブリ男、めでたく生後半年を迎えました。
特に病気をするでもなく、無事にすくすくと大きく育ってくれてお母さんは嬉しい。
6カ月齢って犬猫を育てるうえでなんとなくターニングポイントに考えていて、人間でいえばほぼ成人と同じような骨格や内臓に育つとでもいうのでしょうか、15歳にもなると薬はオトナと同じ分量だけ飲んでもいいよね的なとでも言いましょうか、ちょっとのことで神様に連れていかれる心配が減るのが生後半年くらいだと思うのです。
あっという間にここまで育って、淋しくもあり嬉しくもあり、それでもやっぱり安堵しました。
ところでですね。
先日、休日にブリ男と午睡を楽しんでいたときのことです。
ブリ男をなでなでしてやって、ブリ男もいつも通りうふうふしていたのですが、急に喉を鳴らすのをやめて立ち上がりました。
何があったのかと見ていると、トイレに直行します。
ブリ男はシーをする時間帯が大体決まっているので、昼寝の真っ最中にトイレに行くなんて珍しいなーと思って見ていました。
すると、砂を掻くでもなく、座って何やら考え込んでいる。
近寄って見ると、お腹の辺りが変な風に動いているので「あ、こりゃ吐くな」と気づいて「ブリさん、ゲーしていいよ。ここトイレだから大丈夫だよ」と声をかけてやると、毛玉をごろっと吐き出しました。
ブリ男が吐くのはこれが生まれて初めてだと思います。
ゴハンを吐いちゃったこともあるけど、そのときはがっつき過ぎて上手く飲み込めなかったから胃じゃなくて食道からころんと戻したカンジでした。それ以外は、少なくとも胃からごろっと吐いたことはありません。
参考:【キャットフード】猫のゴハンとウンチ
猫は吐く生き物だと聞いていたのでそれなりに覚悟をしていたのですが、ブリ男は短毛種でまだ抜け毛もあまりなかったので全然吐かず、ワタシも油断していました。
それがいきなり吐いたのでワタシはビックリ。ワタシもだけど本人が一番驚いていたようで「何か口から出てきた…」と神妙な顔をしていました。
それにしても、わざわざトイレに行って吐くとはね!
なんという飼い主孝行のお利口さんなんだか!
もちろん片づけは超簡単。猫砂ごとポイッと捨てるだけですから。
「トイレで吐いても全然平気だよ。ほら、お母さんがすぐ片づけるからね~」と言ってやりましたが、ブリ男はまだ気にしています。人間にはわからない臭いが残っているのか、ずっとすんすんやっていました。消臭スプレーをかけたら収まりましたが。
しかし、4カ月間毛玉吐きと無縁だったので、油断していました。
確かに最近以前より抜け毛が多くなったなーとは思っていたのです。
が、ブラッシングの頻度を増やすとか具体的な対策は取らなかった。
抜け毛が多い割にはウンチに混じる毛の量が増えたわけでもないし、毛繕いの時間が減ったわけでもない。この時点で大量の毛が胃や腸に残っていると想像すべきでした。
短毛種のおチビちゃんに吐かせるとは…。飼い主失格です。
反省して、即ブラッシングの時間を増やしました。
幸い、ブラッシング大好きに育ったブリ男さん。食後のまったり時間にはおとなしくブラッシングさせます。
毛玉ケア用のゴハンとか食べさせた方がいいのかなあ。
と思っていたら、今食べさせているカリカリは一応毛玉ケアを謳っていましたわ。
ま、メインカリカリにちょっと混ぜている程度だから効果がないのかな…。
あとはラキサトーンの投与ですかね。
秋の換毛期にブラッシングが追いつかなかったら考えようかしら。
それにしても、短毛種でこの有様ってことはワタシには長毛種は飼えそうにありません。
長い毛をケアしている飼い主さんを尊敬します。
長毛種の子は全然吐かず、短毛種の子が長毛種の子の分まで吐きます。
まさに個性、ブラッシングをサボったお母さんの言い訳なのですが。。。
それにしてもブリ男さん、お母さん孝行な賢い子ですね〜
yukiサマ
それは短毛の子が長毛の子のグルーミングをしてあげてるってことですよね。仲良しでいいですね。
そういう話を聞くと多頭飼いが羨ましいです。
トイレでゲーはホントにビックリでした。
人間でもトイレまで我慢できないこともあるのに、しかも初めて吐くのに!
ツラそうで可哀想! ってのと なんてお利口さんなの! てのが交じって興奮してたので、ブリ男が不審そうでした笑