今年の夏は、ほぼ一日中ケージの天板でごろごろしていたブリ男さん。

やっぱり猫は高い場所が好きなのかなあ。冬になったらここに毛布とか敷いてやった方がいいのかしら。
などと考えてあれこれ見て回っているうちにめっきり秋が深まり、今度は一日中ベッドの上でごろごろするようになりました。
おチビちゃんの頃に猫ベッドを拒否。キャリーバッグの中に毛布を敷いてやると「余計なことをしやがって」みたいな顔をする。あったか毛布はたまに踏むだけで、その上で寝たりはしない。年中使っているベッドカバーはさらりとしたコットン製。
なんてあれこれを勘案すると、どうもふわふわふかふかしたものはさほど好まないようです。
こっちとしては新たなアイテムを買わずに済むのでありがたい。
ブリ男としても、狭い猫用毛布に縛られるよりは、ダブルベッドを広々と使う方が快適なのでしょう。カメラの記録を見ると、ベッドの上で存分に寝返りを打つブリ男が映っていて「いい生活しているなー」と羨ましくなります。
参考:【Withings Home】見守りカメラが故障!?
さて、夏の間は夜になると床で転がっていたブリ男さん。
「ブリさん、お母さんねんねしますよ。一緒にねんねしよう」と誘っても、決してベッドには乗りませんでした。
なぜかわざわざベッドの傍の床で転がるし、夜中になるとベッドの上に乗ってくるし、一緒に寝たくないわけではなさそうです。でも暑いらしい。
それが秋の深まりと共に、ワタシが寝る素振りを見せると飛んでくるようになったブリ男さん。
布団をめくって、スリッパを脱いで、布団に足を突っ込むと、いそいそとやって来ます。
しかしちょっと面倒くさいのが、いかにも「俺はデカい生き物と一緒に寝たいんだ!」という雰囲気を出さず、仕方なくベッドに上がってやってるんだぜという風じゃないと来ないこと。
ワタシが寝る体勢になるとキラキラした目でこっちを見てくるので、そこをワタシが「ブリさん、おいでおいで。ほら、紐があるよ~」とパジャマのウエストに通っている紐をひらひらさせてやると、尻尾をぴーんと立てて駆け寄ってきます。
んで、紐をめがけてズボッと前足を突っ込んだらそれで満足するらしく、あとはワタシに布団をめくってもらって中を探検したり、シーツのど真ん中で丸くなったりしてベッドを楽しんでいます。
夏は一旦ベッドに上がっても、一通り見回ったらすぐに床に降りてしまいました。
それがこの季節はワタシの脇だの脚だのにもたれかかって、熱心に毛繕いを始めます。それが終わったら丸くなって寝てしまう。
ときどき、視線を感じるので布団の上のブリ男に手を伸ばしてやると、基本的に撫でられるのがイヤなので電光石火の速さでワタシの手をキャッチします。それから甘噛みしてみたりなんかして、ぺろぺろと熱心に舐めてくる。
それから「ふー」と溜息をついて、ワタシの手を枕に寝てしまいます。
思い返すと去年の今頃は、ブリ男はまず枕の横で丸くなってワタシといちゃいちゃするのがお約束でした。
「ブリさんはいい子だね~。お母さんはブリさん大好きですよ」と言いながら撫でると、喉をぎゅるんぎゅるんと鳴らしまくっていたブリ男さん。その振動を頭や手に感じ、ワタシも非常に幸せな気分になったものです。
今年はこの枕の儀をすっ飛ばして布団の上で落ち着いてしまうブリ男さん。バイクみたいにぎゅるんぎゅるんと喉を鳴らすこともなく、ちょっぴり淋しい思いをしています。
その反面、去年は夜甘えてくるのを見ると「昼間はデカい生き物がいなくて淋しいんだろうな…」と胸が痛んだものですが、今年はお留守番にも慣れて、デカい生き物と一緒に寝るのも当たり前になって、別にすごーく幸せなことではなくて当然だから喉をぎゅるぎゅる慣らさないんだろうな、なんて思うと安堵もします。
すごーく幸せなことが当たり前になっている毎日。
それってすごーくすごーく幸せなことなんだよ。
と言ってもブリ男にはわからないだろうなあ。
ワタシに出来ることは、すごーく幸せな当たり前の毎日をブリ男が天国に引っ越すまで守ってやることです。
そうそう。
去年のブリ男はなぜかワタシの左の二の腕の上で寝るという癖があって、毎日腕が痺れて難儀したものでした。
大人になったブリ男はその辺を気遣ってくれるのかどうなのか、ワタシの脚や脇にどっかりもたれはするものの、身体全体を乗せることはしなくなりました。多分大きくなり過ぎて乗らないだけだとは思いますが。
普段膝に乗らない猫なだけに、べったりくっついて一緒に寝てくれるのは幸せです。
冬なんてさほど好きな季節でもなかったけれど、ブリ男が来てからは大好きなシーズンになりました。


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