安室ちゃんの最新ライブビデオ「LIVE GENIC 2015-2016」を楽しんでおります。
ついこないだライブを観たと思ってたのに。早いなあ。
ワタシはどんぴしゃアムラー世代。
20年前は茶髪のシャギーヘア、ミニスカート、厚底ブーツという絵に描いたようなアムラーでした。
でも当時は流行りに乗っかっていただけで、そこまで安室ちゃんラブでもなかったです。
「BEST FICTION TOUR」。
安室ちゃんが10代20代30代とミリオンを取った! と話題になったアルバムを引っさげてのツアーです。
こう言っちゃなんだけど、元アムラーでも安室ちゃんは昔のアイドルという認識だったので「えっ、ここに来てのミリオン?!」と驚きました。
そしてツアーを見ると、さらに驚きの連発です。
まずアラサーだと言うのに、ピンヒールで2時間以上踊りまくるってのが信じられません。
当時ですら「あんなことやったら膝がやられる!」と驚愕したのに、アラフォーの現在でもやってくれるからますますびっくり。
さすがに昔よりは踊る量は減ったけど、それでもアラフォーの運動量じゃないです。
ほかに驚いたのは、それまで安室ちゃんはすっかりR&B路線を突っ走ってるものだと思っていたのに、キュートでラブリー路線もベタなポップス路線もやっていることです。
それを見て、「ああ、この人は本当にアイドルなんだな」と実感しました。
安室ちゃんのスタイルの良さは、ちょっと常人離れしています。まずそれだけで女子は憧れてしまう。
でも、単に可愛くてスタイルが良ければアイドルになれるかというと、そうでもない気がします。
例えば、私生活を見せない非日常感とか。
例えば、時折のスキャンダルで見せるほんの少しの人間臭さとか。
それから、何者にでもなれるお人形さん感。
安室ちゃんはこれがすごく上手だと思う。
汗を飛び散らせながらダンスするカッコいいオンナも、ふわふわのドレスを着てキュートな笑顔を見せる乙女も、エロスでセクシーな大人の女性も全部やってのける。
見てる方としては、この幅広さの中からは何かしら自分の好みに引っかかる要素があるわけで、それで多くの人が「安室ちゃんいいね!」と感じるのだと思います。
これが若い頃のR&B路線だけで押し通していたら、ここまで長期間支持されたとは思えません。
ビジュアルだけじゃなくて歌も同様です。
どの曲も時代の流行りに乗っかった音楽で、安室奈美恵らしさはない。
でも、その安室色の無さが流行をライトに味わう層にも受け入れられるのではないかと思います。
かく言うワタシも、どの曲聴いても同じに聞こえる! と思っちゃう歌手やバンドを追っかけてるより、安室ちゃんのアルバムで「今回はアメリカンポップス風だなー」と聞き流すのがラクな口です。
とりあえず流行りに乗っかると言っても、なかなか難しいことだと思いますよ。歌がド下手では成立しないですからね。
どんな女も演出してみせるっていうのも、ホントにお人形さんみたいな体型だからこそできるのであって、その辺に転がってるアラフォーには絶対ムリですもん。
では、我々その辺に転がっているアラフォー達は安室ちゃんから何を学べばいいかと言うと。
ワタシは「こだわらずに何でも受け入れる」ことだと考えます。
若いときに似合っていたファッションに固執せず、周りの勧めには全部乗っかってみる。
もちろんその勧めの中には「もうそろそろいい歳なんだから、法令線がくっきりの顔に似つかわしい格好にしたらいいんじゃないの…」という諌めも含みます。
ウチの魅力が引き立つのはこのスタイル! という自己主張ゴリゴリは、若い子のは見ていて面白いけどオバサンのは、ね。
自分の好みより世間の期待を優先させてみると、意外な路線で新たな魅力を発揮できるのではないかと思うのです。
というわけで(?)、安室ちゃんには40代でもぜひミリオンを狙っていただきたい。
長々と書きましたが、まとめると「安室ちゃんは可愛いなあ」ってことです。
歳の流れに身を任せではないけれど
抗がわず、無理をしない生き方が一番ですね。
まっくサマ
全くでございます。
昔のテーマは「個」とか「確」だったけど、今は「流」一択ですわ。
アムラーですか、そうですか。僕はスーパーモンキーズの頃からすきです。
愛してマスカットなんて、チョー好きです。
でもそれよりも何よりも、セーコちゃんが好きです。
セーコちゃんこそ永遠のアイドルです。
生きてるリカちゃん人形です。
けんぼうサマ
セーコちゃんは、世代がちょっと上の方々のアイドルってイメージです(^_^;)
今の若い子のセーコちゃん安室ちゃん的なアイドルって誰なんでしょうね。