2025年初売りは、ルイ・ヴィトンと村上隆のコラボで大はしゃぎ！！

今年の名古屋の百貨店の初売りは、名古屋栄三越や名鉄百貨店、ミッドランドスクエアが1月2日から、JR名古屋タカシマヤと松坂屋名古屋店が1月3日からと、スタートがバラけていました。

休んでいただくのは大いに結構。いつもなら「疲れるからどっちか一日だけ繰り出そう」となったと思います。
が、今年は事情が違うんですよ…！！

何があったかというと、2025年1月1日はルイ・ヴィトンと村上隆のコラボ商品が発売なのです…！

ヴィトンと村上隆の初コラボは20年前、ワタシが20代のピチピチプリプリだった頃です。

最初はチェリーブロッサムだったかな。
モノグラムに陽気な顔をした桜が乗って、「何だコレ…」となった覚えがあります。
しかし、見慣れるとなんだか可愛く見えてきて、街中でチェリーブロッサムのバッグを持った人を見かけると「あー、買っておけばよかったかなあ」なんてほんのり後悔の念が湧いたのでした。

そして出たマルチカラー。
これは当時ホントに衝撃で、モノグラムがこんなに可愛くなるんだ…！ と、ワタシの周辺の派手好き女子は熱狂したのでした。
しかしこれが商品ひとつひとつのカラーの出方が違うというクセ者で、財布ひとつとっても正面にピンクが来るのかブルーが来るのかで全然印象が異なるものですから、グッとくるマルチカラーを求めてあちこちの店を彷徨うハメになりました。
そしてうかうかしている内に終売となり、買えずじまいとなったのです。

あんなにインパクトがあって可愛いマルチカラーが定番にならないなんて…！
と涙にくれた20年前。
それが再び発売となるわけですから、歓声の雄叫びですよ。
ヴィトンから村上隆コラボの通知があった夜は「ちょっとー、あれ見た！？ 可愛いよね！？」と、かつてギャルだったオバサン達で盛り上がったのでした。

そして2024年の暮れ。
友人から「マルチカラーの財布、ポチっちゃった☆」と連絡が来るではないですか。
あれ、元日から発売じゃなかったっけ。と見てみると、一部の商品は年末からネットでは先行発売や予約をしていたんですね。
見ていると「やっぱり可愛いなあ。実物が見たいなあ」とムラムラして、初売りでヴィトンに突撃したのでした。

まずは2日にミッドランドスクエアから。

最近のおブランド様は入店するにも行列させられて、えー接客はいいからフラッと見せてよ…てときには若干イラッとします。
が、そのときはたまたま行列がなく、するっと入店することができました。

ミッドランドスクエアでの村上隆コラボ商品は、財布などの小物のみ。
バッグを取り扱う店舗は限られていて、名古屋だとタカシマヤくらいだそうな（栄の路面店はどうだったか、聞いたような気がするけど忘れた）。
えっ、バッグも見たい！ それなら明日も初売りに繰り出さねば！ となって、それで1月2日も3日も買い物に出るという元気な正月になったのでした。

バッグも可愛いけど高いし、気に入ったモノがなくて買えないのも淋しいし、何か小物を買っておこうかな。
小物といっても、財布はちょっと前にモノグラム・ジャイアントを買って、数年くらいで壊れるわけもなく。

参考：【ルイ・ヴィトン】モノグラム･ジャイアントのジッピー・ウォレットで春財布！

小さい財布も、小さめバッグのときしか使っていないからまだ全然傷んでなくて。

参考：ミニマリスト向きの小さな財布【ボッテガ・ヴェネタ】

そういえば、10年以上使っているボッテガのキーケース、壊れてはいないんだけど縁が擦り切れて中材が露出し始めているな。そろそろ買い替えないと。
と思い出し、財布やカードケースはやめて、外出時には確実に持ち歩くキーケースを買うことにしたのでした。財布より安いし…。

ショッパーがいつものオレンジじゃなくて、村上隆仕様。

ああ、可愛い。

箱はいつも通りだけど、リボンがコラボバージョンです。

ということで、マルチカラーのキーケース。

20年の時を経て、やっと我が手にやってきたマルチカラーです。これ、中がピンクなんですよ。可愛い…。
40歳頃からしばらく派手な小物や服は避けていたのですが、アラフィフともなって枯れ度が高まってくると、潤いを求めるのか再び派手なモノが可愛く見えてきました。
バッグを開けるとチラッと見える派手派手マルチカラー、テンションが上がります。

 

これはやっぱりバッグも見たいよね！ ということで、翌日タカシマヤに突撃しました。

予約なしで行ったので、今度は少し行列に並びました。
しばらく待って店に入ると、正面に並ぶマルチカラーのバンドリエールやキャリーオールが眩しい…！
先行予約にはなかったスーパーフラットのネヴァーフルやアルマが可愛い…！！
と、大興奮です。

いつもは割とゆるゆると見せてもらえますが、発売すぐの村上隆コラボ商品に関しては「手元で見られるのは３つまで」「横から他のお客さんが『あれ欲しい』と言って購入を決めたらそれまで」「取り寄せを希望しても、全国の店舗とネットショップで奪い合いだから買えるか不透明」などといろいろ言われました。
そんなわけで「あれ見たい。これも見たい」と持ってきてもらうのですが、「うーん、これは買わないかな」という商品は即座に「じゃあこれはお下げしますね」と棚に戻され、戻されるや否や別のお客さんの手に渡り、そしてすぐ買われていくという様相。
これは欲しいモノがあったら即決しないと…！ と、緊張感が高まったのでした。

まー、いくら可愛いといっても値段は可愛くないし、去年も初売りでヴィトンのバッグを買っちゃったしなあ。
参考：数年間海外に行けていない鬱憤を、ルイ・ヴィトンで爆発させてやった！！

と、前日にキーケースを買ってちょっと落ち着いたこともあってテキトーに見ていたのですが、ひとつ気に入ったモノがありまして。
今ここで買っておかないと絶対手に入らない、そして後悔しないかというと「ああ、どうして買わなかったのか」と悔やむと思われたので、ちょっと迷ったのですが買っちゃったのでした。
しかも友人とまったく同じバッグです。タカシマヤに２つしか入荷していないそれを我々で根こそぎ買い占めるという暴挙に出ました。
「じゃ、買います！」と決めた直後に別の店員さんが来てひそひそ話をしているので何かと思ったら、すぐ横で色違いの同じバッグを見ていた人が「あれも見たい」と声を掛けてきたようで、「こちらはもう確定なので」と断ってもらったのでした。決断が数分遅かったら買い逃していたかもしれません。怖い怖い。

ほかの商品もぐるっと見てから会計と包装待ちでソファにぼーっと座っていると、ヴィトンに来るお客さんのバッグはヴィトン率が高いなーと思いました。そして「そんな商品あったんだ」とか「それ、雑誌でしか見たことないわ」とレア度の高いバッグが多い。
ワタシも友人もその日はヴィトンで、ワタシは昨年の初売りで買ったまあまあレア度の高いヤツだったのですが（同じモノは、東京で外国人観光客が使っているのを一度見かけただけ）、ワタシのレア度などお恥ずかしい〜というレベル。

そして、ガチなお金持ちも紛れ込んでいます。
ワタシ達のようなサラリーマンだと「え〜、これは高過ぎて買えない〜。これはちっちゃくて何も入らないのにこんなに高い〜」と値段に怯んで延々と悩むけれど、その実用性の低いお高いミニバッグをちょっと手にしてものの数分でお買い上げを決め、支払った後に「これ、スマホ入るかしら？」と試すというマダムがいてギョッとしました。
ワタシもそんなノリでヴィトンやシャネルやエルメスで買い物してみたいよ…。

 

というわけで、連日可愛いショッパーをお持ち帰りです。

サイズ違いのショッパーでも柄は同じかと思ったら、異なりました。

リボンにかかっているキャラクターも昨日のモノと違う。

別のマダムは「これは絶対パンダがいいの！」と取り返させていました。強い。

バッグは、日本にいくつも入っていないというブツなので写真はご容赦を。

 

というわけで、２年連続初売りでヴィトンのバッグを買うということをやらかしました。
【家計簿大反省会】被服費フェスティバルとなった2024年、猛省しようか！ で「たまにはいいけど、毎年こんな買い物していたらアホだわね」と反省したはずなのに、ホントに連続でやらかすとは。バカなのか。
でも、この機会を逃すと次にこれだけウッキウキでヴィトンに突撃するのは20年後かもしれないしなあ。と思うと、後悔はしていないのです、このバカは。