今年もやってきましたよ!
着る物に困る、春が!!
参考:テレワークも約2年、この春は史上最強に「着る物に困る」状態に
昨年1枚ニットを買ったといっても、手持ちの服の劣化スピードには追いついておらず、今年の春もクローゼットの衣装ケースを開けて「着る物がない…」と途方に暮れたのでした。
不運なことに、まだ冬物でごまかそうかなーと思っていた3月上旬が滅法暖かく、そんなタイミングで珍しく週5日出社する必要があり、残業続きで帰りが遅いのに眠気を堪えて毎日のように洗濯して翌日も同じような格好して出勤、という目に遭ったのです。
仕方ないので重い腰を上げて買いに出掛けたのですが、服も値上がりしていますね…。
例えばシャツ1枚を買おうとするとき、おばちゃんの感覚では1万円台でそこそこのモノが買えるという認識でした。
ハイブランドでは無理だけど、どこのデパートにも入っているOL向けの店なら見つかるでしょう的な。
それが、この春はその手の店で見かけるそこそこのモノでも2万円をオーバーしていたりして「えっ」となりました。
そこそこのモノといっても、昔に比べると劣化が激しいです。
ペラペラの安っぽい生地と、素人目にもいい加減な縫製で、2万円…。
どうせ着ていてテンション上がらない服なら、ユニクロで数千円のシャツでいいじゃん。
となりますね。
ファストファッションが台頭する前、まだ衣類は国内産が多かった時代は、お高い服はそれなりのクオリティ・そこそこの服はそこそこの仕上がりというイメージだったんだけどなあ。
2万円のシャツもユニクロのシャツも、テンション上がり度合いは変わらないなら安い方でいいわーと思っちゃいます。
アパレル業界は自分で自分の首を絞めているような気がしてなりません。
おまけに今の流行は、袖がふわふわとデコラティブでボリュームがあり、ジャケットやコートの下でもさもさするだろうな…というデザイン。
夏に1枚で過ごすならデザイン性のある袖って好きだけど、コートの下でもさもさするのは好きじゃないんだよね…。
なるべくシンプルなデザインで…と探しているとこれまた全然見つかりません。
観念してお高めのセレクトショップに行ったら、ありましたよ。理想のシャツが。
奇をてらったデザインではないけど、タックや襟元などのディテールはきちんとしていて好感度が高い。
丈感も身幅も程好く、おばちゃんが着てもキレイなシルエット。
今からの季節にぴったりのペールトーンのカラーだけど、秋口に着ても違和感なさそうな色調で万能。
職場でエレガントに着るのも、デニムと合わせてカジュアルに着ても無理のないシンプルさ。
アイロン不要・自宅で洗濯OKな気負いの要らない素材。
そうそう、こういうの。
こういうシャツが欲しかったんですよ。
と値札を見ると、3万円超えでした。
シャツ1枚に3万円…。
カシミヤのニットを3万円で買うのも結構「えいやっ」と思うのに…。シルクでもないシャツに3万円…。
3万円なんてジャケットが買えちゃう値段じゃん…。
しかし、ちょっといいジャケットとなるともはや3万円では買えず、これはコートなんですかって値段で売ってました。スーツ必須の仕事をしていた時代でこの価格だったら破産していた。
そんな中でコートが13万円くらいで販売されていると「えっ、めっちゃ割安なんじゃない!?」と思ってしまう有様。
今から寒くなるというタイミングなら血迷ってコートを買っていたかもしれません。いやいや、今日欲しいのは春物だから。
結局3万円のシャツを買う勇気は出ず、ユニクロに寄って適当なニットを買い、今年の春は適当にやり過ごすことにしたのでした。
食品や電気・ガスは値上げのニュースをよく耳にするので「そういうものだ」と認識していたけれど、服みたいに年に数回買うかどうかというモノだと値上げの認識がすっぽ抜けますね。
特に昨年は春のニット以外はユニクロやバナナリパブリックで部屋着程度のものしか買っておらず、余計に「服って高いなあ」という感覚はありませんでした。
しかもまた、今みたいに在宅勤務が多い状況だと毎日ユニクロでも全然問題ないですからねえ…。
逆に考えると毎日出社していた時代は服だの靴だのにかなりお金を使っていたわけで、安月給でようやっとったと感心します。
まだ若くて着飾りたい欲モリモリだったから何とも思わなかったけど、昔に比べてそういう欲求が萎んでみると、週5日出社しろと言われたら「えっ、服飾手当を出してよ」と思ってしまう。
家で仕事する分にはユニクロで充分なんだけど、ちゃんとする時にはちゃんとした服が着たいと思っている人間としては、ちゃんとした服にはちゃんとした値段で販売してちゃんとした利益を出してほしい。価格に見合った服ならお金を払いますとも。
とは思うのですが、ちゃんとしたシャツの3万円という価格はワタシの給料にはすっかり見合わなくなっており、買えなくなっていたことに衝撃を受けました。
そりゃまあファストファッションでも生きていく上では不便はないけどさ。
エルメスのシャツを買いたいなんて贅沢を言っているわけではないのよ。自分が「いいな」と思う服を着たいだけなのよ…。
物価上昇分給料が上がれば、食品だろうと服だろうと値上げをしてくださいどーぞどーぞってカンジなんだけど、今のところ給料はビタ一文上がってないし、4月からも手取りは上がらなさそうなので、欲望のままに服を買うという行為とは当分無縁となりそうです。
幸いにも上述した通り、流行のデザインがあまり好みではないので「アレもコレも欲しい! でも買えない!」というよりは「あー……、欲しい服もあんまりないし、まあいいか」となっているのだけが救い。
でも、デパートやアウトレットを1日回って、両手いっぱいにショッパーを抱えて、「やだ、来月の支払を計算するのがこわーい★」ていうのは、ストレス解消にたまにはやりたいんですよねえ。
ああ、、すごくわかります!!
私も似たようなざっくり試算表を作ってます。
年金が
○今と同程度もらえるパターン
○75%くらいになるパターン
○半額になるパターン
などなど。
年金ナシはなかったのでやってみたら、見事に80歳で資金が尽きました。
私は都心勤めととにかく稼ぎ優先で勤務先を選び、かつ子なし独身という1番金銭的には恵まれた(?)立場なはずなのですが、平均寿命までもたない。
結構ストレスフルな職種でいっぱい税金おさめてこれかー、というか、お子さんお持ちの家庭とかどうなっちゃうの!?
老後2,000万円どころじゃなくない?
ということで、80とか85くらいで安楽死させて欲しいです。
いま生きている方を否定するわけでも、長生きしたい方を否定するものではないです。
単に私自身が老後の自分を養うために無理に稼いだり貯蓄したり、不安な気持ちになったりしたくない。。
私のいる業界は転職が当たり前なので、少しでも年収をあげる動きをしていくしかないかな、とひしひしと感じています。。
年金、いまの半分くらいくれないかな…無理かな…。。
いやほんと、りんむさんの気持ちわかりすぎます。
ひつじサマ
コメント拝読して「はっ、そうか年金半額パターンも考えればいいのか!」と気づきました。
オールorナッシングの極端な思考の癖がイヤになります笑
ワタシも子育てと無縁で生きてきたから金銭的には割とラクな人生のハズなのですが、それでも悠々自適の老後とはならない見通しで、本当にお子さんを育てているご家庭はどうなっているの!? と不思議でなりません。
マンション買ったり海外旅行に行ったり贅沢もしていますが、その分車を買わなかったりと抑えてもいるつもりなんですけどねー。
ギャンブルもせず、毎月多少は貯金してと、フツーに暮らしているつもりでも平均寿命まで生き延びられないのって何だかなあ…という気がします。
かといって若いときから爪に火を点すような生活して、何の楽しみも思い出もなく長い人生を過ごすのもつまらなさそうだし…。
年金が破綻するのはある程度覚悟していることなのでそれはいいんだけど、宣告は早くしてほしいし、多少はマイルドに落着させてほしいものです。
あと数年で支給開始…! てタイミングで「やっぱり年金ナシでーす★」とか言われてもどうしようもない…。
ひつじさまのコメントが、まさに私の気持ちー!!
と思い、こちらにコメントさせて頂きます。
そう、安楽死。
自分の寿命を決めておくことが出来れば、無駄な不安から解放され、貯蓄ではなく消費にお金を回すことができて
世の為人の為になるのになー…と、常日頃から思っておりました。
私が80歳になるまでに、そんな法案通らないでしょうけどね。
あんサマ
横から失礼します。
自分のゴールが見えていたら、かなりの不安は払拭できますよねえ。
100歳まで生きるのと70歳で死ぬのとでは、かかる費用が違い過ぎる…。
ちゃんとした洋服、お手頃が価格でどんどん見つけ出せなくなってしまいましたよね。
ちょっといいかも・・・ってセーターも値札見てないわーってなります。
ワンシーズンでいいからユニクロでいいかなってなりますもん。
しかし、最近はユニクロもおいそれと買えなくなってきました。
この前、高島屋で勢いで購入したバッグも家に帰って冷静になると、私的には震える価格でした。
某フランスのビニールポーチにストラップでこんな値段かー??って思いました。
もうこうなったら減価償却するまで使い倒すしかないですよね。
yumiサマ
ユニクロも地味に値上がりしていますよね~。
3足990円で買えていた靴下が2足になっていたり…。
もうシーズンごとにパカパカ服を買える時代ではなくなったのかもしれないけど、ようやく買えた服もワンシーズンでヨレッとする出来だと哀しいですよねえ。高いなら数シーズン着倒したい…。
某フランスのポーチ&ストラップ、お高いですよね! 値札見ずに選んでビックリしました。
大昔、まだユーロじゃなくてフランだった時代は、人様に差し上げるお土産用にポーチを買ったのが懐かしいです。
しかしその時代に買ったバッグをいまだに使っているので、元を取れるだけ使い倒せるとは思いますよ!