まだ肌寒い気候ですが、新しい年を迎えたら立春はあっという間にやってきます。春はすぐそこまで来ています。
冬服の残り物をセールで漁るのも結構ですが、オトナ女子はスマートに季節を先取って春のワードローブ計画を立てましょう。
ところで、ワタシのワードローブの季節区分は独特です。
一般的には、春夏秋冬の4つの季節に区分しますよね。
あるいは春・梅雨・夏・秋霖・秋・冬の6つに分けます。
服とオシャレの都合だけ考えるとこれではちょっと不便なので、ワタシは1年を次のように区切っています。
- 春:3~4月頃
- 初夏:5月頃
- 梅雨:入梅~梅雨明け
- 盛夏:梅雨明け~お盆
- 晩夏:お盆~9月
- 秋:10月頃
- 初冬:11月頃
- 真冬:12~2月頃
全部「頃」と付いていて曖昧なのは、そのときの気温に合わせて臨機応変に季節区分を変えるからです。
例えば、2015年の12月は暖かかったので、ずっと【初冬編】の格好をしていました。
年によっては12月に入って早々に温暖な名古屋でも雪が降ったりするので、そんなときは12月から【真冬編】に切り替えてます。
そしてキレイにパッキリと「明日から春!」と切り替わるわけでもないので、季節の変わり目は気温の寒暖に合わせて前後の格好を入組ませています。
というわけで、衣替えはしません。
年中の衣装のすべてが同じクローゼットに入っていて、水着もカシミヤニットも同じように取り出せます。
これはワタシが旅にしょっちゅう行く人で、真夏でも氷河を見たり真冬にも水着になったりするので、季節外の服を取り出しにくい場所に収納すると不便だという事情があります。
それよりも部屋が狭いので、収納する場所がないという理由もあります…。
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さて、本題。
春のミニマムワードローブはこれだ!
【初冬編】【真冬編】で作ったリストに太字で春物を追加しました。
春に使わないアイテムは、取り消し線で消してあります。
トップス
黒のタートルネックのニット- ベージュまたはキャメルのVネックニット
暖色系の丸首カーディガン- 白シャツ
白のタートルネックのカシミヤニット- アイスグレーのゆったりニット
- 白×紺のボーダーニット
- 春色ニット(カーディガンでもOK)
- ベージュ~グレージュのカーディガン
- 春夏の白シャツ
ボトムス
- ブルーデニム
黒の細身パンツカーキの細身パンツ- 黒のふんわりスカート(ミニは×)
- 白orベージュのふんわりスカート
- 白のクロップドパンツ
- 黒のクロップドパンツ
- カーキのクロップドパンツ
ワンピース
- 黒のすっきりシルエットなワンピ
靴
黒のロングブーツ- 黒のパンプス
- 黒のペタンコバレエシューズ
- 派手な色(赤とか黄色とか)のパンプス
濃い色のムートンブーツ- 白orベージュのパンプス
- 白のスニーカー
アウター
- バーバリーかマッキントッシュのトレンチコート(ベージュ)
- グレーの革のライダースジャケット
黒のきちんとしたカシミヤロングコート本気で暖かいロングダウンコート(ベージュ)ショート丈コート- 黒の裏地なしジャケット
小物
- 黒のハンドバッグ
- ベージュのトートバッグ
- 派手な柄のスカーフ
ウォーム感のある柄のカシミヤストール無地のライトグレーのマフラー柄orカラータイツ黒と派手な色の手袋1セットずつあったか帽子- 白のショルダーバッグ
- 白のストール
さあ、解説いってみよー。
トップスは総入れ替えに近い!
タートルネックやカシミヤニットは来年までしばしのお別れ。
秋冬色のカラーニットも着るのをやめて、代わりに春色ニットを投入しましょう。
冬にショッキングピンクを着ていたら、春はペールピンクにチェンジ。
赤みの強い黄色は淡い黄色に、ロイヤルブルーなら薄い水色に。
もちろん、秋冬はオレンジを愛用して、春はミントグリーンに替えるなんてのもステキです。
ワタシは季節感が外れているモノを身に着けることに、恐怖とも呼べる抵抗感を持っています。
これはウチの母の教育の賜物(弊害?)です。夏に真っ黒のバッグでも持っていようものならド叱られておりました。
しかし一方で大量の服は持ちたくないという欲求もあり、その結果季節感があまりない色(黒・白・紺・ベージュ・カーキ・グレー)でワードローブの9割5分を構成しています。
5分くらいは遊び心があってもいいだろーということで、1枚くらいは季節感満載カラーも持つようにしています。
1枚くらいと言いながら、春色ニット以外にも白×紺のボーダーニットは買ってしまう。
春になるとね、マリンルックが恋しくなるんですよね。
アイスグレーのゆったりニットやベージュまたはキャメルのVネックニットは曖昧な色を着たいときに。春っぽいスカーフと合わせれば、まあよかろうと思っています。
ミニマムなワードローブのハズなのに2枚目の白シャツがなぜあるかと言いますと、目の詰まったコットンシャツは春夏に着ると暑いので、速乾性のある素材で風通しのいいデザインの白シャツも欲しいというワタシのワガママによるものです。暑いの、苦手なんです。寒いのも苦手だけど。
そういうことを気にしない方は冬に使ったシャツを継続使用し、代わりに白の長袖ロゴTシャツ辺りを投入してはいかがでしょう。もちろん、服の総量を減らしたくて仕方ない方はムリに投入しなくていいですよ。
グレージュなどの曖昧な色のカーディガンは、真夏には冷房除けの羽織り物としても使います。
なので季節感のない、とことんニュートラルな色で、かつ暑苦しくない生地のものを選んでください。
ボトムスもドンと追加!
冬の細身パンツは一応消しましたが、春先の寒いときには使ってください。冷えたらアカン。
そして【真冬編】で白やベージュのスカートを投入した方は、分厚いウールだのニットだのでなければ春も継続使用で。
でも真夏まで使えるわけでもないから、やっぱり春夏素材でも明るい色のスカートは買っておきたいところです。
そして、鬼のようにクロップドパンツを追加したのは、ワタシに似合うアイテムだからです…!
一応、足首が見えた方が抜け感があって春夏っぽいですよ、と取ってつけたように言ってみたりして。
冬はブーツインしたいので細身パンツ一辺倒でしたが、夏にぴったりパンツを穿いていると暑苦しいからもう少しゆったりしたシルエットのものはいかがでしょう。
サルエルだのガウチョだのそのときどきの流行に合わせてどうぞ。
なぜ白・黒・カーキなんだ。冬も黒とカーキは穿いたじゃないか。と思われるかもしれません。
カーキは、これまたワタシに似合う色なので年がら年中着ているのです。
カーキ、便利ですよ。黒では重いし、ライトグレーでは物足りないし、ベージュって気分じゃないし、ってときに重宝します。
カーキが使いづらい方は紺やグレーなどでもOKですが、カーキの方が組合せやすい色が多い気がする(紺×黒では重過ぎるけど、カーキ×黒はそこまででもない、とか)。
ワンピースは追加なし
黒のすっきりワンピで乗り切りましょう。
春色ニットをカーディガンでもOKとしといたのは、ワンピの上に羽織れるようにです。
靴も少し入れ替え
ブーツは来年までグッバイです。
そして春は白orベージュのパンプスと白のスニーカーを追加。
春色ニットに黒の靴は合いませんからね…。
アウターは初冬も春も使えるものを
【真冬編】で追加したコート達とは1年間のお別れです。
コート狂にとって、春とはコートから卒業する淋しい季節…。
トレンチコートをわざわざベージュで指定したのは、春先にも使うためです。
黒だとちょっと重たくなるんだよね。ライナーを外してがっつり使いましょう。
ライダースジャケットも黒じゃなくてグレーにしておいたのは、その方が春に着ても重くないから。
水色やラベンダー色のスカーフを合わせるとアラ不思議、すっかり春っぽくなります。
とか言いながら黒の裏地なしジャケットを追加したのは、やはり黒は便利だから…。汚れを気にせずがつがつ使える黒は万能です。
トレンチもライダースジャケットも初夏に入ると途端に使えなくなるアイテムなので、梅雨寒を乗り切れるアウターとして用意しましょう。
春は白の小物が便利だ!
いや、冬も白は便利なんだけど! 春夏では一層便利!
というわけで、白のバッグと白のストールを追加しました。
バッグはショルダーと指定したけど、あなたの使いやすいデザインでいいですよ。
ただ、春夏は雨が多くて傘を差す機会が増えるので、両手が空くショルダーバッグにしてみました。
ウォーム感のあるストールやマフラーが使えなくなった代わりに、白のストールを投入。
白のストール、超便利です。服でイマイチ季節感が出なかったときも、白のストールを巻いときゃ春っぽくなる。そこに白のバッグとパンプスを合わせれば完璧です!
40代オトナ女子のワードローブはこれだ!【初冬編】
40代オトナ女子のワードローブはこれだ!【真冬編】
40代オトナ女子のワードローブはこれだ!【初夏~夏編】
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