事の起こりは2019年の初売り、イッタラ名古屋店の福袋売り場でのことです。
ブラックパラティッシのプレートやカップがズラッと揃ったセットを見て、不覚にも「いいな」と思ってしまいました。
パラティッシは素敵だと思うのですが、ワタシに使いこなせるとは思えません。
あの個性的で大胆な柄に勝てる料理を作れる気がしない。
でも、カラーやパープルよりはブラックならイケるのか…?
何より、かなり安くなっていたので「多少失敗しても福袋価格なら…」とグラついてしまったんですね。
しかし、ブラックパラティッシだけならともかく、グラスやフラワーベースなんかもどっさり入っていました。
グラスは別に要らないし、フラワーベースもワタシの部屋に合う色じゃない。要らんモノを売ったり譲ったりする手間を考えるとさほどお得でもないなあ。
などと考えていたら目の前で飛ぶように福袋は売れていき、「うーん、どうしようかな」と唸っている内に完売してしまいましたとさ。
というわけでブラックパラティッシにご縁はなかったものの、福袋を買ったつもりで好きな皿だけ定価で買えばいいじゃんと考えるようになったのです。
ワタシが買い替えたい皿は、ボウルと深皿、それから小さめボウルです。
参考:ひとり暮らしに本当に必要な食器
ボウルはもりもりサラダを入れたり麺類用。
深皿はカレーやパスタ。ひとり暮らしだとカレーやパスタなどのワンプレートごはん率が高いんですよ…。
小さめボウルはおかずのほかにご飯茶碗としても使用。

なぜ飯椀があるのにボウルをご飯茶碗として使っているかというと、漆器と違って食洗機が使えて便利だからです。
休日のんびり食事をするときは普通に飯椀を使うのですが、平日の朝時間がないときは飯椀を拭いている間も惜しく、食洗機に突っ込めるボウルで代用させていました。自分の適当さがイヤになりますが、仕方ない。
というわけで、これらの皿の代わりに欲しいモノは何かと考えると
- 深皿
- 小さめボウル
- ご飯茶碗
でした。
パスタやカレー用の深皿は欲しい。麺類は丼があるから、そっちを使えばいいや。
サラダや副菜、デザート用に小さなボウルも要る。
小さなボウルをご飯茶碗として使うのはちょっと侘しいので、いっそ平日朝用にご飯茶碗を買っておくか。
と、精選したんだかしていないんだかよくわからん結果になりました。
深皿はですね、こんなのが欲しいと思っていました。
縁の広いタイプ。ちょっとオシャレに見えるじゃないですか。




でも、食器棚や食洗機の中で邪魔だな!
なんて考えてしまう辺り、素敵なテーブルコーディネートとは程遠い世界で生きています。
実はこう見えて、ゴテゴテの洋食器も結構好きだったりします。


でも、改めてレストランの写真を見返すと、よっぽど洒落込んだ席でもなければ白の皿ばかりでした。
ゴテゴテ洋食器はブラックパラティッシ以上にワタシでは使いこなせなさそうです。
そんなわけで、白のシンプルな皿を探すことにしました。
……とか言いながら、大して探していません。結局はイッタラに行きました。
いささか食傷気味ではありますが、イッタラのティーマとか優秀ですもんね。
食洗機もレンジもオーブンも冷凍すらもOKという頑丈さ。
足りないモノはないというサイズ展開。
これじゃまた飽きちゃうかなーという懸念があるほどのシンプルさ。
飽きちゃうかなーと言いつつまた十数年間使うだろうし、慣れない柄物に手を出すよりは無駄がなかろうということでティーマに決めてしまいました。
買ったのは21センチのボウル。もちろんホワイト。
これだとラーメンとかに使っている人もいるみたいですね。それならボウルと深皿の代用になると考えて決めました。
それから15センチのボウル。
これはホワイトとパールグレーを買いました。
食器は白と決めているのに、なぜ色物を投入したかというと、アラビアのカラーズのイエローも買ってしまったからです…。
これは完全に衝動買い。どこかの店で「イエローの皿っていいよねえ」などと思った印象が残っていて、それでつい買ってしまいました。
21センチの皿はイイホシユミコを既に持っているのに、やってしまった。
んで、「イエローとグレーを合わせたら可愛いよね。白ばっかりってのも芸がないしさ」なんて風にトチ狂ってしまったのですね。ま、たまにはいいじゃないですか。

グレーの皿で食べ物がおいしく見えるかは難しいところですが、イエローは元気が出ます。

あまおうどっさりのタルト。
ラヴニュー デ シャンゼリゼで買いました。
参考:名古屋栄のケーキ事情 ~ショコラトリー タカス & ラヴニュー デ シャンゼリゼ、それとキルフェボン~
パンとサラダ。

パンはブールアンジュのカレーパンです。具がゴロゴロで美味しいです。
ホワイトのティーマはもちろん優秀。

出来合いのソース頼みのパスタもそれなりに収めてくれます。
アラビアのカラーズとイッタラのティーマを比べると、持ったときの重みとかは「ティーマって安っぽいな」という印象です。見た目のシンプルなカンジも業務用っぽくて素っ気ない。
店頭で見ても、ティーマはホントに業務用っぽいですもんね。カラフルで可愛いけど面白みはないなー、みたいな。
ですが、日常の食器はこれくらい軽くて丈夫でシンプルな方が扱いやすいな、と食洗機に詰めながら思いました。どうせ乗せる料理も大したものじゃないんだし、ワタシの生活にはティーマくらいがちょうどいいのかもしれない。
そんな風に考えて、17センチのプレートも買い足してしまいました…!
17センチはホワイト・パールグレー・ブラック。

お菓子をちょこんと乗せるにはややデカいです。
これがやりたいなら15センチにすればいいのですが、15センチだとソーサー感が半端ないので17センチにしました。
なぜブラックを買ったかというと、ブリ男の食器で黒を見慣れてしまったからです。
というわけで、現在食器棚はこんなカンジになっています。

イエローが入ると急に賑やかになりますね。漆器の赤と相まって「一体どうした」という色合いになりました。
トチ狂って導入したパールグレーは、色が淡いせいか悪目立ちしない気がします。
ティーマのシンプルなデザインは、やっぱりいいですね。すっきりとスタッキングできて気持ちいいです。
33.食器は白。
なんて言い切っていましたが、そろそろ「食器は、ベースは白」くらいに更新した方がいいかもしれません。
よく考えたら、マグカップは以前から柄物を使っているわけですし。

これでモチベーションが上がって料理をせっせとやるようになるといいのですが、…ならないだろうなあ。
思い返すと、最初に買った北欧の食器は、上の写真に写っているマグカップでした。
当時は部屋にモノが溢れていた時代。
参考:[衝撃画像]汚部屋から脱出するためのステップ!
なんとなく「北欧の食器ってイイよね」とは思うものの、その頃のワタシの部屋には中国の筆掛けやらヴェトナムの水差しやらモロッコのランプやらが飾ってあってアジアンというかエキゾチックというか無法地帯な雰囲気。可愛い北欧食器が合うとも思えず、買うのを我慢していました。
そこを思い切って部屋の中のあれこれを断捨離。
使わないモノは家から一掃し、シンプルな部屋を作りました。
参考:[捨てたい!]どうしても捨てられない、でも捨てたモノ
部屋を片づけた後、近所の北欧雑貨店で件のマグカップを買い、それでコーヒーを飲みながら「ああ、今のワタシが欲しいモノを買える環境になったんだ」としみじみしたものです。
過去の執着やこだわりを捨てて、「今」好きなモノで部屋を整える。その契機になった思い出のマグカップです。



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