毎日3食自炊は面倒だけど、食材が回るという点では最高だった。

新型コロナウイルスが5類感染症になってから、在宅勤務ではなく出社する日が増えています。
2020年の春には毎日在宅勤務だったのが、たまには出社するようになり、今はたまには在宅勤務もする、みたいなカンジ。

猫
出社しちゃったら、オヤツないじゃん。

こうなってみると困るのが、食生活です。

2020年以前はどうしていたかというと、毎日外食も飽きるからたまには弁当を作っていました。
参考:弁当生活、非常にゆるいルールでなんとなく復活

弁当箱

それがコロナ禍に突入し、毎日ひたすら家に居て、毎日ひたすら自分が作ったゴハンを食べるように。

毎日3食自炊で似たようなモノばかり食べていると飽きるし、かといって変わったモノを考えるのは面倒だし、といいことばかりでもありません。
が、今振り返ると「3食自炊って楽しかったなあ…」なんて思っちゃいます。

飽きないようにと冷凍食品やレトルト食品の開拓をしたり。
参考:麻婆豆腐が食べたい! Cook Do が想像以上に便利と今更ながらに知る

飲食店が出前やテイクアウトサービスを充実させてくれて、贅沢おうちゴハンも楽しめたり。
参考:在宅勤務中のお楽しみ、またひとつ発見

何より「使い切れるかなあ」と心配しながら食材を買わなくて済みました。

ワタシ的にはこれが非常に嬉しかった!
夕食もろくに作らない生活だと「キャベツ半玉買ったら延々キャベツ祭りになる」みたいなカンジだけど、毎日昼も夜も自炊するとなると足の早い食材でも平気で買えます。
長年会社勤めをしていると「買っても使い切れないしなあ」と諦めながらスーパーをウロウロすることが多いので、そんな心配もなく目についた食材を好きに買って、気ままに調理できるというのは最高でした。

週5日在宅勤務からたまには出社が混じるようになっても、食材を好きに買える感覚はあまり変わりませんでした。
むしろ、たまの出社日に外食するといい気分転換になる的な。人に作ってもらうゴハンは美味しいよねーと、自分で作るテキトーゴハンが気楽だわーと、両方味わえて却って充実する的な。

「あれ?」と思ったのは、週1~2日は在宅勤務もあるかもね、みたいなリズムになったときでした。

よくない傾向ですが、在宅勤務に慣れ過ぎて、出社した日は疲れて夕食を作れなくなっています。
買っておいた豆腐をねぎ味噌と食べるだけとか、インスタントのスープとか、冷凍ご飯をチンしてふりかけとか、何ならコンビニで買ってきたサンドイッチとか、そんなカンジ。
朝はトースト、昼は外食、夜はテキトーとなると自炊頻度はガタ落ちで、たまの在宅勤務の日のためにスーパーに行くと「使い切れるかなあ」という心配が復活していたことに気づいたのでした。

これはいかん!
料理は好きかといわれると、食べるのは大好きだけど作るのはそこまで好きでも得意でもありません。が、自分で作ったテキトーゴハンがお財布的にも健康的にもラクだし、余裕があるときの料理は気分転換になることも確かです。
余裕がないときに料理するのもストレスだけど、余裕がなくて料理できないのもストレス。
参考:野菜を買っておうちに帰ろう。

というわけで、久しぶりに「出社する日は弁当でも持っていくか…」と、棚の奥から弁当箱を引っ張り出したのでした。

弁当、もう作らないかと思っていましたよ。
昔と違って、今は通勤時に会社のモバイルPCを持ち歩いています。
連日出社する日は会社に置きっぱなしにしときゃいいんだけど、翌日交通マヒがあったり自分が発熱したりしたらイヤだなーということで、毎日持ち帰るのがクセになっています。
モバイルとはいえ結構な重さですから、これ以上荷物を増やしたくない。ということで、コロナ禍に突入してからは弁当も水筒も会社に持っていくのは諦めていました。
でも、食材が回らなさ過ぎてストレスになるくらいなら、頑張って弁当を運ぶよ…。

しかし、ひっっさしぶりに「さて、どんな弁当にするか」と考えると、弁当を作る感覚がすっぽ抜けていて困りますね。

水分が出て傷みやすいモノはダメだよねえ。彩りは諦めるにしても、栄養バランスは気にしたいし。どれくらいの量でお腹いっぱいになっていたっけ?
と、困惑でした。
参考:おひとりさまの食生活 ~朝食および弁当編~

衛生面を考えると弁当もいろいろ制限があって、自宅でわーっと作ってわーっと食べるのと同じわけにはいかない。
モヤシをどーんと炒めただけとか、在宅勤務の昼ゴハンは自由だったなあ…。と、改めて3食自炊の素晴らしさを思い出し、しみじみしています。
そんな弁当作りも繁忙期になったらそれどころではなくなるハズですので、この秋の束の間のお楽しみとして、しばらくはいかに手抜きで弁当を作るかに集中したいと考えています。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “毎日3食自炊は面倒だけど、食材が回るという点では最高だった。”

  1. お弁当をかつては作っていましたが、この頃は何かと自分に言い訳して作らない日が多くなりました。
    こう暑いと、通勤途中に傷んじゃうといけないし…なんてね。
    もうそろそろ始動しなくては…なんて思ってみたりします。
    やはり世間は在宅勤務が少なくなってきているのですね。
    職業柄、在宅ができないので、世間の感じがどうなっているのかな?って思っていました。
    職種にもよりますが、やはりある程度自分で加減してバランスよくできるといいですよね。
    ブリさんのためにも。

    1. yumiサマ
      ワタシも「荷物が重いし〜」と言い訳していたのですが、さすがに観念しました笑
      真夏は傷みが気になってスルーしてたけど、最近は出勤時は涼しいですからね〜。
      再開してみると、面倒ではありますが外食とは違う安心感(量がちょうどいいとか)もあって、いいものですね。
      …多分繁忙期にはやらなくなりますが笑

      ブリさんはオヤツのない日が増えてご不満そうです。
      とはいえ週5日出社の日々に比べたら一緒に居られる時間が長いので、ありがたい時代になりました。

  2. こんにちは
    ほんとよくわかります。
    よく週に5日も出勤してたわ〜と思うほど、私も出勤した日はヘトヘトです。
    私はまだ月1、2度の出勤ですが、世の中的にはだいぶ出勤率が高くなっているようですね。
    リモート勤務が進んだのが唯一くらいのコロナ禍の副産物ですかね。

    1. 野ばらサマ
      ホント、週5なんて絶対無理〜と今は思っちゃいます。
      仰る通り、リモートが進んだのはコロナのメリットでしたね。
      コロナ以前はITに疎いおじさん達にweb会議のやり方を指南するのに四苦八苦だったのが、今は一応誰でもリモートできちゃいますからね〜。
      あとはweb会議で済む用件を何が何でも対面でやりたがる人々が滅びてくれれば…。

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