歯医者に行くのは割と好きで、3カ月に一度の検診を楽しみにしています。
乳歯の頃は虫歯が多かったので歯医者でそれなりに嫌な思いをしたような覚えがありますが、なぜか永久歯になるとパタッと虫歯にならなくなって、歯医者は痛い目に遭う場所ではなくスッキリサッパリする場所になりました。
加齢と共に唾液力が落ちたのかたまに虫歯ができるようになったものの、定期的に検診をしていれば自覚症状が出る前の治療で終わるので、やはり「痛い目に遭う」という印象はないです。
しかし、それでも歯医者に行くとなると、ほんの一抹憂鬱な気分にならんこともないです。
何かというと、歯科衛生士に歯磨き指導で叱られるのがちょっと面倒くさいんですよねー…。
ワタシが通っている歯医者では、まず歯の写真撮影をします。
その後にプラークや出血のチェックをして、カルテに取り込んだ写真やチェック表を見ながら状態を歯科衛生士に説明してもらう。
そんでプラークの除去など清掃をしてもらってから、歯科医がチェックして終了。という流れです。
大昔、まだ世間に電子カルテなんぞなかった頃、歯の検診時には助手がついて、歯科医がチェックしながら「左下から7番ナシ、6番CO、5番…」と読み上るのを助手が書き取るというスタイルだったので、「あれっ、今日なんか変なモノが見つかったかな…?」と察しやすかったです。
今は歯科衛生士が無言で電子カルテにポチポチ入力していくせいで、後からまとめて一気に突きつけられる。
そして一気に叱られるのが、ちょっと憂鬱なのでした。
もちろんワタシも歯科衛生士もいい大人ですから「なんでこんなに磨き残しが多いんですかっ。毎日何やってるんですかっ」と頭ごなしにド叱られるということはないのですが、「左下の奥歯の内側ですね〜、ここ舌が邪魔するから磨きづらいですよね〜。そこをぐっとブラシヘッドを入れていただいて〜」と丁寧にじわじわちくちく注意されるのも、なかなか居た堪れない。
あと、毎度毎度同じことを言われるのも結構イヤです。
毎度言われることならちゃんと改善しろよってハナシですが、改善しようがない場合もあるんですよ。
何かというと、ワタシは右下の親知らずを歯列矯正の際に抜いたのですが、その穴が塞がらなくて歯茎に穴が空いた状態になっています。
綺麗に穴が開いといてくれりゃまだいいものを、中途半端に盛り上がった歯茎が穴を塞ぐ弁みたいになっている。蓋つき穴が奥歯の奥にあるわけですから、細いヘッドを穴に突っ込んで磨いても汚れがどうしても溜まりがちになります。
それを毎回のように「奥歯の奥が磨けていませんっ」と言われると、結構げんなりします。
いや、親知らず跡のクレーターがあるのはカルテにしっかり書いてあるじゃないの…。綺麗にし切れていないのは自覚してるのよ…。そこを綺麗にしてもらいに、歯医者へ来ているのよ…。
更にうんざりするのが、歯医者に来たときの状況を丸無視して叱られることですね。
先日歯医者に行ったとき、前回からプラーク残留率も出血率も著しく改善されて、珍しく叱られるどころか褒められました。
が、その日歯医者に行ったのは休日の朝イチで、自宅でデンタルフロスに音波ブラシ、仕上げに歯間ブラシでしっかり磨けたからなのですよ。
前回の検診は会社帰りの夕方に歯医者に寄るというスタイルで、会社に置いてあるフツーの歯ブラシで雑に磨くしかなかったので、ピッカピカの仕上がりというわけにはいかなかった。
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その状況を勘案せずに「今回はよく磨けました!」と言われても。
そうじゃなくて「今回はしっかり磨いた後に歯医者に来ました!」が正解なんだよなあ。
と、なんだか釈然としない気分になるのでした。
クレーターになった親知らずは、それがクレーターの原因かはわからないけれど、スゴく変な生え方をしていました。
歯茎の中で完全に横倒しになって隣の歯をぐいぐい押しているというカンジで、歯茎の中にある分には虫歯の可能性は低いから放っときゃいいんだけど、歯並びを治すには看過できないよねーってことで取り出すことに。
歯茎を切開して歯を割って取り出すという手術になるのでいつもの歯医者では対応できず、大きな病院の口腔外科を紹介してもらってそっちで手術したという代物でした。
血が歯茎の中で溜まるのを防ぐためにしばらくドレーンを仕込んで生活した覚えがあります。
と書くとすっごく痛そうですが、まあ確かに痛かったけど、手術の当日も反対側の奥歯を使ってフツーにゴハンを食べたんですよね。
手術痕が落ち着いてから本格的に歯列矯正を始めたときも、インプラントを仕込むのに歯茎を切って骨にボルトを仕込んで…とやってもさほどダメージを受けなかったし、毎月ワイヤを締め直すのも痛いどころかキリッとしてむしろ好きだったし、終わってからインプラントを取り出すときにまた歯茎を開いてもケロッとしていたし、担当歯科医が「りんむさん、口腔内の痛みに強いですね…」と毎回感心していたという頑丈な口でした。
なので検診の、歯の表面をちょっとガリガリ擦る程度が苦痛なはずもなく、それで歯医者に行くのは平気なのです。
歯医者が平気だなんてすごい〜!
でも口の中は本当に治りは早いんですよね。しかし私はヘタレなので去年インプラント入れた時はテンションがりさーでシクシクしながら寝込んでました(フリだけですけどね笑)
歯茎の穴をぐりぐりとか、痛くないのわかってても聞いただけでヒィィ〜て感じです笑
ナナさま
なんというか、歯医者は痛い場所というより、歯垢をスッキリ取ってもらえるエステ的な場所になっています。
実際、たまにホワイトニングや口腔内・頬・唇のマッサージ・保湿などやってもらうので、その時は完全エステですね。
歯列矯正していた時のインプラントやブラケットも、邪魔だなあとは思ったのですが痛くはなく…。
歯茎の穴も長年空いていると歯茎のほかの部分と変わりないので歯ブラシを当てても何とも感じないのですが、ちょうど米粒がスッポリなサイズでイライラします笑
こんばんは(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
私は毎月、クリーニングに行ってます。
まぁ世代的に、子供の頃は、お歯黒の様な歯でしたからね。
歯科矯正と言う言葉すらなく。「出っ歯、鬼歯、八重歯」は、フツー生まれつきで、片付けられる時代。
口移しで離乳食を食べてた世代、もうお口の中は酷い有様です。
歯科矯正と言う言葉を聞き、インプラント言う単語を聞いた時は既に遅し。
子供の歯を治しても自分の歯まで手が回らない。
現在は歯並び悪いし虫歯も多く、歯周病で欠損してるし、温存の為のクリーニングです。
私も相当、治療して来たので痛みには強いし、クリーニングも慣れたものです
まだむサマ
昔は歯への意識は低かったですもんね~。
ワタシも歯並びが悪かったけど、どーーーーーしても治したいなら治してもいいけどそれほどか…? と歯医者さんに言われ続けていました。安くはないですしね。
結局大人になって自分の稼ぎで治して、これはこれでよかったと思いますが。
自分の歯で美味しいモノを食べるために、口の中の健康には気をつけたいものですね。