とある残暑厳しい日。
その日は出社していたので「ブリさん、お腹空いているかな~」と帰路を急ぎ、帰宅してドアを開けると案の定「腹減ったぜ!」という顔をするブリ男に出迎えられるという、ありふれた一日でした。
が、部屋の中に違和感があります。
あれっ、床が濡れてる? ブリさん、吐いたかな。
と、よくよく見てみると、ブリ男が吐いたり水遊びしたりではありえない規模の水溜りが床に出現していました…。
またエアコンからの水漏れか!

と見上げると、結構な勢いでエアコンから水がボタボタ落ちていました。
下に置いてあった家具蔵の椅子はずぶ濡れ。座面を傾けると、ザバーッと床に水が落ちました。テーブルの天板も脚もびっちゃんこです。
家具蔵はウレタン塗装じゃないからたっぷり水が沁み込んでいるはず…。カビが生えたらどうしよう…。
と、空腹のブリ男をしばし待たせ、急ぎ水を拭き取ってエアコンの下にバケツをセットしたのでした。
エアコンからだばだばと水漏れがするのは、今年2度目です。
参考:エアコンから水漏れ! 猫飼いが掃除を怠ると酷いことになるぞ…!!
エアコンクリーニングでサッパリさせた後は何の問題もなく使えていたので、すっかり油断していました。
しっかり掃除してもらって、それからたった半月でだばだばに水が漏れるくらい汚れが詰まるか? かつては3年間エアコンクリーニングをしないまま放置していても水漏れしなかったのに?
と、かなりげんなりしました。
このエアコン、水漏れは今年に始まったことではありません。
以前もガス漏れで結露が発生し、ポタポタと水滴が落ちるのが鬱陶しくて修理を頼んだら、室外機をほぼ全交換となりました。
参考:洗濯乾燥機の洗剤自動投入機能とエアコン室外機を一気に修理
ポタポタ結露も鬱陶しかったけど、バケツに水が溜まるレベルのだばだば水漏れは、鬱陶しいどころの話ではありません。
もー、これは汚れ詰まりとかそういうレベルではないな。
と、メーカーに修理を依頼したところ、訪問できるのが1カ月先だというではないですか。
まだ暑い日が続くのに!
台風のご機嫌によっては10月頭まで冷房が欲しいときだってあるのに!?
こんな大量の水が漏れたらおちおち外出もできないし、ワタシもブリ男も部屋も腐るわ!
と、イライラが限界を突破し、ブリ男のゴハンを見届けた後に再び夜の街に繰り出して、家電量販店に向かったのでした。
エアコン売場に行って、いつもは避ける店員を積極的に捕まえ、最短で設置が可能な日を確認したら3日後というではないですか。
1カ月間水音ピチャピチャ湿気むんむんの部屋で暮らすくらいなら、もう新しいのを買ってやりますよ!
と、エアコンを衝動買いすることにしたのでした…。
マンションを衝動買いしたときのことを思えば大した買い物じゃないかもしれないけどさ。それでも大きな買い物なので財布が痛いです…。
せっかくなので、長年の懸案事項だった「クローゼット部屋に2台目のエアコン問題」も解決することにします。
何かというと、ウチにはエアコンがリビングに1台しかありません。
猛暑の最中に壊れたら困るなあ。ブリさんと一緒にホテルに避難するわけにもいかないし。もう1台あった方がいいよねえ。
と考えつつ、安いモノでもないのでズルズルダラダラ後回しにしていたのでした。
んで、いざ今年の夏に水漏れを起こし、かといって連日熱帯夜という猛暑の時期でエアコンを止めるわけにもいかず、あああやっぱり2台目があった方がよかったなあ…と猛省。
エアコンクリーニングで一旦水漏れが収まった後、「今年の秋こそ2台目を買おう」なんてことを考えていたのです。
そして、次のトラブルに間に合わなかったのでした…。
故障のタイミングを考えるとリビングとクローゼット部屋のエアコンは購入時期をズラしたかったのですが、同時に買ったら設置工事の出張費が浮くし、どうせ使用頻度が違うんだからまあええやろ、と割り切ることに。
店員さんにリビング用の大きいエアコンと6畳用の小さなモノを、そしてクリーニングのお兄さんのオススメ通りダイキン製を選んでもらいました。
店員さんのオススメは、機能盛りだくさんの最新機種です。
スマホで操作できます。湿度調整もイケます。換気だってできちゃいますよ。電気代が安いです。
と、機能モリモリなのですが、その分お値段もモリモリです。
18畳用と6畳用の2台を買うと40万円を超えて「ひっ!」となりました。
スマホで操作とか要らんのよな…。湿度調整もあんまりあてにしてないし…。冬場は使わないから電気代も(ある程度は)気にしていないし…。
と思って安い機種も見せてもらうと、自動掃除機能がないラインもあるではないですか。
今時のエアコンには、ぜーんぶ自動掃除機能がついているかと思っていました。
クリーニングのお兄さん的には、自動掃除機能はない方がいいそうです。
自動掃除機能があると作りが複雑で掃除しづらくて壊れやすくなるし、今年のウチのエアコンみたいにどちみち内部に汚れは溜まりますしね…。
こまめなフィルター掃除をしなきゃいけない生活が数年ぶりに戻ってくるのか。
いやでも、自動掃除機能は万全じゃないと実感したじゃないか。どうせ浴室やトイレの換気フィルターは掃除するんでしょ。ついでにエアコンのフィルターが2枚増えたところで構わないじゃないの。
何より本体価格が安く、毎年のエアコンクリーニング代も安くなる!
というか、高機能機種は高過ぎてガチで手が出ない!
というわけで2台とも自動掃除機能のない安いラインにしました。
リビング用の大きなエアコンは、今の自動掃除機能付きのモノの7年前の購入価格とあまり変わりませんでした。
7年でそんなに値上がりしたんか…。と、大きな買い物をして改めて物価高騰を実感したのでした。
お金はかかりましたが、これで3日後には水漏れエアコンとはおさらばです。
あと数年間は使いたかったけど、こんなに頻繁に水漏れするんじゃ内部のカビ掃除もキリがないし、もういいや。
ダイキンよ、今後は水漏れなくワタシの部屋を冷やしてくれ!
と、急な高額出費にトホホな気分と、ほんのりとした安堵がないまぜになって、帰宅したのでした。
その日は熱帯夜ギリギリという気温だったのでエアコンを切るのは躊躇しましたが、夜中に水漏れの音が続くのもイライラするので勇気を出してエアコンオフ。
すると、切ると稼働するはずの自動掃除が始まりません。
あれっ、汚れの詰まりとかじゃなくて、本格的に壊れ始めていたのか。昨日は自動掃除していたっけなあ?(24時間つけっぱなしでも、日に一度は勝手に自動掃除を始める。)
買い替えは性急だったかなあ…と悶々としていたけれど、まあ仕方ないか…と納得することにしました。
これでこの日は安らかに眠れるはずでした。
…眠れるはずだったのです。
が、更なる悲劇がワタシを襲うのでした……。
続く。


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