部屋の中からダークブラウン比率を減らそう計画を推進中です。
参考:インテリアの色・続編 ~模様替えに先立って配色に悩む~
ダイニングはテーブルとチェアを買い替えて、ガラッと変わる予定。何カ月先になるかわからないけど。
参考:[模様替え]テーブルとチェアの買い替え、悩み中[和×北欧]
テレビ台は、スピーカーがブラックなので明るい色にすると逆に悪目立ちしそうだ。
なので、当面はこのままで行きます。濃い色がまったくないのも締まりがないしね(と言い訳)。
問題は、ベッドです。
このベッドを買ったのは5年前。
当時はインテリアのテイスト云々というより「とにかく部屋を極限までスッキリさせたい!」ということに血道を上げていまして、家具の色をどうこうしようとか、ましてやベッド周りをオシャレにしようとかなんて考えていませんでした。
なのでほかの家具と揃えてダークブラウンをチョイス。
つか、同じデザインでナチュラルブラウンもあったけど、その色がワタシの好みではなかったのです。
合板の安物家具のナチュラルカラーは安っぽさが如実に表れ過ぎて、好かん。
それなら高いベッドを買えばいいじゃんってカンジですが、マットレスに予算を持っていかれてお金がなかったのと、マットレスとフレームを別々に買うのが面倒くさ過ぎて「このマットレスにします。フレーム? これでいいや。一緒に搬入してくださる?」てな勢いで買ったのでした。フランスベッドのショールームのお姉さんも「え? フレーム、もっとじっくり選ばなくていいんですか?」と引いてました。
一応、デザインと機能には満足しているんですよ。
直線のヘッドボードはスッキリしていて気持ちいいし、跳ね上げ式で布団とかを収納できるし。
そういえば、1軒目のマンションの床とか建具とかキッチンの面材とかを選ぶときも、一切悩まずにすごい勢いで決めていったのでモデルルームの営業マンがドン引きしてました。
ワタシの買い物は漢らしいのです。
参考:新築マンションのオプション[要る? 要らない?]
それはさておき、ベッドフレームの色問題です。
ダークブラウンに飽きた現在、ベッドという家中で最もデカい家具がダークブラウン、しかもそれがリビングにあるという暮らしでは、ここを何とかしたいと思うのは自然な帰結と言えましょう。
そこで引越前からあれこれ妄想し続けました。
塗り直す
機能やデザインには不満はない、ただ色だけが気に入らない。
それなら塗っちゃえばいいんじゃない?
というわけでフランスベッドのショールームのスタッフに訊いてみたところ、本物の木を使っている高級ラインなら塗り直しできるけど安物のプリント合板だと無理と言われました。あ、やっぱり?
もちろんウチのは安物プリント合板なので、キレイに上塗りするのはダメそうです。
いろんな家具屋に訊いてみれば何とかやってくれるところもあるだろうけど(←不器用だからDIYする気はない)、色を変えてスッキリしたところでまたその色に飽きたらどうしようかしらねという心配もあります。
全然別の色に替えたくなるならともかく、またダークブラウンに戻したい気分になったらアホらしいだろうなあ。ま、そんなこと言ってたらテーブルもチェアも買い替えられないんだけどさ。
そんなわけで、塗るのはナシにしました。
ベッドスカートを使う
ベッドフレームの色をどうにかしたいんだよね。
ということをホテル業界にいる友人に話したら「ベッドスカートをつければいいじゃん」とアッサリ言われました。
何だっけ、それ。
ベッドの汚れ防止とか(外国は土足でベッドを蹴りがちになるから)、ベッドの下への埃侵入防止とか、ベッドのデザインを隠すためとかに使われる布のことなんですって。言われてみるとホテルで見かけたことがあるような気がします。
元々ベッドはダブルマットレスタイプがスタンダード。布張りのマットレスの汚れを防止するために必要だったけど、日本にベッドというものが入ってみたらダブルマットレスだとデカいし通気性が悪い。んで木工の技術はあるからフレームを作っちゃった方がスッキリする。そしたら土足じゃないんだしベッドスカートなんて要らなくね? ということで日本の一般的なご家庭に広く普及するアイテムにはならなかったらしいです。
ベッドスカートなんて生まれて初めて検索したところ、ワタシの好みとはかけ離れたデザインが出てくる出てくる!
何このガーリーでラブリーなふわふわした布は!
カーテンにすらプリーツをつけたくない人間がベッドにフリルをつけたいハズがありません。
参考:【入居1年web内覧会】カーテンへのこだわりとオーダー時のトラブル
世の中にはワタシ以外にもそういうニーズはあるようで、ZARA HOMEではシンプルなベッドスカートがありました。
そうそう、これくらいでいいんですよ。
このベッドスカートはどうやってベッドにセットするかというと、マットレスの下に敷くそうです。
裾がビロビロしたシーツをフレームとマットレスの間に挟むとでも言えばいいんでしょうかね。
えっ、結構面倒くさくね?!
洗濯しようとしたら、マットレスを持ち上げるわけでしょ?
くっそ重いマットレスを移動させるのがイヤでガス圧の跳ね上げフレームを使っているのに、そんなことできるか!
と、早くも心が折れました。
室内で靴を履かない日本式生活なら頻繁にベッドスカートを洗濯する必要はないらしいのですが、ウチはハナコ(ルンバ)が毎日身体を押しつけるから汚れると思うんですよね。
ハナコをマメにキレイにしてりゃいいんだけどそうもいかず、油断していると巾木やカーテンを汚しています。なのでベッドスカートを汚す自信がある(←ハナコの手入れをやればいいのに…)。
参考:ルンバなんて要らないと思ってる? 875との生活は素晴らしいよ!
そう考える人は多いようで、マジックテープで着脱するなんちゃってベッドスカートもある模様。
でもさあ。マジックテープまで使わなくても普段の生活でマットレスがズレて困ることってまずないし、テキトーなサイズの布をマットレスの端にちょっと挟むだけでいいんじゃないの?
なんてことを思いついてはみましたが、テキトーなサイズの布を調達しに行くのを億劫がって実践していません。
巨大なベッドスプレッドで覆う
部屋からダークブラウン要素を減らしたいといっても、まったく排除したいわけではないです。
ブラックやダークブラウンが入るとピリッとアクセントになるし。
なのでベッドフレームはそのまま残し、そのときどきの気分に合ったデカい布でも掛けておけばよろしいんじゃないでしょうか。
というわけで困ったときのZARA HOME(なぜなら名古屋にはまだIKEAがないからだ…!)。
店員さんに「こういう布を探しているんですよ」と相談したらベッドカバーというかマルチカバーを勧めてもらいました。
中綿入りのベッドカバーだとベッドにしか使えないけど、これなら単なる布で、ソファカバーやテーブルクロスにも転用できるシンプルさ。いいねいいね!
(そんな単純な布なら自分で買ってきて端を縫えばいいのに、とは言わないでください。)
ベージュ・トープ(グレージュ)・グレーの3色のうち、ベージュとグレーをお買い上げ。グレージュは、ちょっと暗かったんです。
こうですか。わかりません!
自宅を写真に撮ってみると、インスタグラムやピンタレストで出回っているオシャレインテリアとの違いに心が折れそうになります。
なぜウチはオシャレにならないんだ。何が足らない、あるいは多いのか……。わからん!
グレーの方の布は、自宅の蛍光灯色の照明で見たらかなりブルーでした。
と思ったら、商品名に「ブルーイッシュグレー」とありましたわ。写真を見てもかなり青い。ありゃー。
ま、でもトープだとグレー感があんまりなかったし、良しとします。
失敗しても戻せるようにとリーズナブルな方法でトライしてみましたが、なかなかの効果がありました。
ダークブラウン比率が下がって、ベッド周りの印象がかなり軽やかになりました。
でもこれ、ハナコを稼働させるときは邪魔だから、毎日裾を捲り上げることになるんだろうなあ。
寝るときにびろーんとさせて、朝起きたら裾を捲ってハナコを走らせて、帰宅したらまたびろーんとさせて……。
何の意味があるのやら。ええ、完全な自己満足です。
そのうち夏になってタオルケット1枚で寝る季節になったら「ベッドスプレッドなんて暑苦しくて掛けてられるかー!」てなって、どうでもよくなるんだろうな。
こんにちは、aco.と申します。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
マルチカバーの件、ついつい笑ってしまいましたっ(笑)
でも家のメインカラーを変更するって大変ですよね!
ダークブラウン減らそう計画、つづきを楽しみにしています(^^)
aco.サマ
コメントありがとうございます!
本人大真面目にやってますが、笑える結果になってしまう辺りセンスのなさが露呈しています(T-T)
今回は費用も手間もかけずに手を加えましたが、ダイニング周りはお金をかけてガラッと変わる予定なのでお楽しみに。
これで変な結果になったら笑えません〜。゚(゚´Д`゚)゚。
私もベッドフレームが気に入らなくて、どうしようかと悩んでいたので大変参考になりました!
私もマルチカバー買ってみます。
ところでこれは、寝るときもかけたままにするものなのでしょうか?
おしゃれなものがよくわからず。
ななこサマ
結構印象が変わるので、ベッドフレームの買い替え前に一度カバーを試してみるのはアリだと思います!
冬はカバーをしたままで、夏は完全に剥ぐのも面倒なので足元にぐいぐい寄せて寝てますね。
薄い布を使っているのですが結構温かさが違って、夏は被ったまま寝るのは暑いです…。
有難うございます!
カバー、買ってみます^_^
ななこサマ
ぜひぜひ!
素敵なお部屋になったら、またぜひ教えてくださいね。