7月13日22時から日テレでスタートする「家売るオンナ」。
北川景子演じるやり手営業ウーマンが不動産をバンバン売るドラマのようです。
…そらあんな美人に売り込まれたら買うわなあ!
と、これだけではなんなので、家を2軒買ったオンナ目線からの不動産営業パーソンについて考えてみます。
ワタシが1軒目のマンションを買ったのは、北川景子ほどでないにせよ別嬪さんの営業ウーマンからでした。
それまで応対された営業パーソンと言えばバイトですかってくらい頼りない女の子かギラギラしたおっさんだったので、チャキチャキしたお姉さんに担当してもらって新鮮だった覚えがあります。
まだ若くいたいけ(← )なワタシがマンションを買おうかどうしようかグズグズ悩むのに根気よく付き合ってくれ、おかげで一片の後悔もなく購入に踏み切れました。
ワタシは、無事にマンション購入に至ったのはチャキチャキねーちゃんの細やかな配慮のおかげとずっと思っていましたが、最近はそれ以外にも要因があったように考えています。
それは、チャキチャキねーちゃんのキャラとマンションの購入層が合致していたこと。
当時はオンナひとりでマンションを買っちゃうのが流行っていて、ワタシが買った部屋もデザインコンセプトがいかにも都会暮らしに憧れるオンナ向けだったんですね。
で、チャキチャキねーちゃんも既に2軒のマンションを所有していて(風の便りによると現在は3軒持ちらしい)、マンション購入のメリットやデメリットを等身大で語ってくれた。
次第によってはこの人もこのマンションに住んでいるかもしれん、てくらいな人が「買ってもいいと思うよ」と言うのは、実に説得力があります。
なぜこんなことを思ったかというと、住人像とかけ離れた営業パーソンと話していても全然面白くないからです。
例えば、オンナおひとりさま向け物件でチャラい若造営業マンが付いたとき。
キッチンの造りが好みじゃないな…とワタシが愚痴ったら「でもお姉さん料理しないっしょ!」などと言われました。
そりゃ3人の子持ちよりは料理しないけど1人分は作るんだよ! 料理不得意そうに見えてオトコの胃袋を掴む程度のスキルはあるってのがいいんだよ!
という議論は不毛なのでしませんでしたが。
例えば、高級物件で社会人2年目のピチピチ営業ウーマンが付いたとき。
ま、ゆっちゃなんだがワタシのが断然業界の情報には詳しいわけで、解説されるより解説することのが多かったです。
でも可愛い子だとそれも苦にならないのね。いいよ〜お姉さんからたんと情報をお取り〜と温かく見守れる。
そうか、こうやって社内教育の手間を減らしてるのね、と穿ってしまいました。
そもそも高級物件ではワタシみたいな人間は相手にされてなくて、新人研修中みたいな営業パーソンを当てておくのがベストという判断があったのでしょう。
例えば、まあそこそこお高いけど買えんこともない物件で派手な営業マンが付いたとき。
月々の支払いはこんなにお安いですよ! と電卓を叩く腕にはロレックス。アンケート回答用に貸してくれたペンはモンブラン。
ロレックスもモンブランもいいんだけど、20代の子が使っていると「そんなに稼ぎのいい人がターゲットなのかな」と庶民としては落ち着かないです。軽自動車を買いに来たのにレクサスが並んでるのかな、的な。
マンションを買うのもハードルが高いのに、営業パーソンと意思疎通を図るのも大変だと「もー、面倒くさー」と思ってしまう。
その点、購入層と乖離がない営業パーソンだと余計な気を回さなくていいのでラクです。
というわけで、ワタシは北川景子からマンションを買うことはないです。
あんな別世界の人間な美人に売り込まれても「ワタシ騙されてるかも?!」としか思えないと思うの。
私もこのドラマが気になって、第一回見ましたー!すごい強引な売り方してましたね〜。現実にこんな営業さんがいたら怖くて買えないですね。にこりともしないし。
購入層と乖離がない営業パーソンの話、納得です!!私が購入したときはちょっと年上ぐらいのおねーさんでしたが、ナチュラルに契約してしまいました。普通の人に見えてやり手の営業さんなのかなぁと不思議に思っていましたが、今日のりんむさんの記事で腑に落ちました。
saanaサマ
コメントありがとうございます!
ちょっとお姉さんからだと買いやすいですよね。
投資的なマンションは男性営業マンのがいいだろうけど、住む用の不動産は営業ウーマンの方が向いてそうな気がします。