住宅ローン完済時の不審な行動

本記事は、人様のお役に立てるようなものでもなく、ワタシの備忘録。
旧ブログの記事のリライト・再掲載です。

がっくり

「住宅ローン完済なんて一生に一度のこと!」とか書いてあるくせに、まんまともう一度ローンを借りることになりました。
マンション、買い替えちゃう!?
その予感があってこんな細かく書き残していたんだろうか…。

—ここから過去記事—

住宅ローンを完済するなんて(多分)一生に一度のことなので、それにまつわる覚えを少し。

繰上返済するときは、ローン会社に連絡すると「じゃ書類をすぐ返送していついつまでに振り込んでくださいッ」て勢いだったので、完済時もそんなもんだと思い込んでいました。
ところが「完済したいですぅー」と連絡すると、担当者に「振込日はいつにしますか?」と訊かれました。
ん? ローン会社の都合で決まるもんじゃないの?
と思いましたが、振込日はワタシが決めていいらしいです。

「いついつまでですッ」と言われて「しょーがねーなー支払うかー」と追い込むつもりでしたが、予想外に「えっ、あっ、ちょ、じゃあ何日にします……」と自ら追い込むような形になりました。
といっても書類作成に日数が要るので「じゃ明日に振り込みます! むふーっ!」てなわけにはいかないようですが。

次にワタシがやったことはカネ集めでした。
あっちの銀行・こっちの証券会社とてんでバラバラの場所におカネをぶち込んでいたので、それを振込を行う予定のメインバンクの口座に回収したのです。
ATMやネットでささっと移動させたかったのですが、定期を崩したりとかどーしても窓口に行かなきゃいけない用事もあります。仕方ないので、金融機関を行脚することにしました。

しかし振込手数料をケチって現ナマを動かしたワタシ。
浅はかでした。現金って重いんですね…。

それに精神的にも良くなかったです。バッグに現金をしこたま詰めて歩いていると「今ワタシ襲われたらヤバい!」とドキドキハラハラでした。人生で一番恐ろしい数百メートルでした。
そんな風にビクビクしていたので、帯を巻いた現金をいくつも手にするなんて滅多にないことなのに、ちっとも楽しめませんでした。もったいないことしちゃった。

しかも大量の現ナマを持ち運ぶ割には小汚い格好をしていたので(一応防犯に、と)、行く先々の金融機関で割としつこく「ご利用目的は?」と訊かれてしまいました。中には「振込詐欺にご用心☆」なんてパンフレットを渡してくれるところまで。

悪いオトコに騙されて身ぐるみ全部剥がされる幸薄そうなオンナに見えたのでしょーか。
そう見えるように(?)小汚い格好を進んでしていたのに、成功するとそれはそれで不愉快です。
今度金融機関行脚をするときは、ばっちりメイクして高いアイテムで全身固めてやるっとヘンな決意をしました。

さて、振込はATMでできる金額ではなかったので、後日完済の書類が整ってからわざわざ休みを取って銀行に行きました。一大イベントってカンジです。
また「振込詐欺にご用心☆」と言われるのかとドキドキしましたがそんなこともなく(振込先がちゃんとした法人だから当たり前ですが)、あっさりと「本日入金できると思いまーす」と言われて終了。
銀行を出たとき、冬晴れの青い空を見て「ワタシ、これで晴れて借金ナシ!!」と開放感に浸りました。ああ嬉しい。

—過去記事ここまで—

うーむ。テキストから当時のワタシの浮かれっぷりが漂ってくるようですね。

このときに「金融機関行脚&大金搬送はもうイヤだ!」と思ったくせに、数年後に2軒目のマンションを買った際に再びやっています。
金額はローン完済時より少なかったは少なかったけど、帯が巻いてある札束はやはり心臓に悪い。貧乏人には刺激が強いです。

ちなみに、男に騙されてそうな格好は、

  • ノーメイク
  • メガネ
  • ユニクロダウン
  • オシャレでもなんでもないデニム
  • 小汚いスニーカー
  • ぼろぼろのバッグ

という布陣で完成させました。
海外旅行のときは、割とこんな格好なんですが。お金持ってなさそうですか、そうですか。
狙ってやってるんだからいいんですけど、なんか釈然としません。

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投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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