いよいよ内覧会です!
この瞬間は何度迎えても嬉しい!
1軒目のマンションの内覧会の経験を踏まえ、心構えや持ち物についてまとめてみました。
内覧会とは
新築マンションに限らず、戸建でもリノベーションでも似たような機会はあると思います。
引き渡される前に「こんな仕上がりになりましたよ。チェックしてください」と買主に披露されるわけですね。
新築マンションだと一気に多数の世帯が動くので、内覧「会」と称して一大イベントになります。
個別の施工なら工事段階でチェックできるけど、新築マンションの場合は原則工事現場には立ち入れません。なのでほぼ完成の状態で「さあ、まとめてチェックしてください」となります。まるまる1戸チェックしなきゃいけないので結構大変。
内覧会でチェックすべきポイント
- 重大な瑕疵はないか
- 設計通りに仕上がっているか
- 各所のサイズ確認
重大な瑕疵はないか
生活できないほどの不具合はないか、とんでもない傷はないか、などの確認です。
クローゼットの扉が開かない、床に汚れがべったり付いてる、そういった哀しいことがないかどうかですね。
わざわざ「重大な」と付けたのは、ワタシは瑕疵とも言えないような小さな瑕疵はどうでもいいや~と思っちゃうから。自分に対して甘いので、他人に対しても甘いのです。
なので1軒目のマンションの内覧会では、目立つ汚れを指摘しただけだった気がします(←あんまり記憶にない程度しか指摘してない)。
なので、他人様のブログで「クロスの仕上がりが気に入らないから修正させました!」とか書かれているのを見ると「おお、ヤル気があるな…」と感心しちゃいます。
クロスの仕上がりがヘタクソだなーと思いつつも、目立たないところだったらOKと思っちゃう。
それよりも、内覧会の頃ってもう引越の日程を決めていてお尻に火が着いた状態だから、そこから全部(引越日やら家電・家具の搬入やらそれに伴う有休取得やら)を調整し直すというのが面倒くさくてかなわん。
しかし、1軒目のマンションでは1カ所後悔した箇所があります。
トイレの床がちょっときしむのを内覧会で見逃してしまいました。
便座に座ろうと体勢を変えると床が鳴るんですね。内覧会のときは、便器は眺めたけど座るまではしなかった!
入居後点検のときに申し出たら、床を引っぺがして補強するという結構な工事になるということだったので、結局10年間きしむままで暮らしています(入居後点検のときに無料で補修してもらえたのですが、忙しかったのでパスしちゃったのです)。
家の中でやる動作は余すところなく全部試さなきゃいけないと反省しました。
マンションをもう1軒買って、この反省が活きる日が来るとは予想だにしていませんでした。ほほほ。
設計通りに仕上がっているか
設計と違っていたら、それはもう重大な瑕疵ですね。
と言っても、結果オーライなこともあります。
1軒目のマンション内には、3種類の壁紙を使いました。
ひとつは素っ気ないいかにも安物なクロス。ひとつは、珪藻土みたいな質感のクロス。もうひとつは塗り壁風なクロス。
安物=LDK、珪藻土=洋室、塗り壁=洗面所とトイレ というのが当初の設計でした。
珪藻土風のヤツが一番好きだったのでLDKに貼りたかったのですが、それは有償だったので諦めていました。今のワタシだったらお金を払ってでも気に入るクロスにするけど、当時はマンションという大きい買い物に恐れ戦いてそれができなかったんですよ。ワタシにもカワイイ時期があったのです。
ところが、内覧会で初めて部屋に入ると、LDKと洋室のクロスが入れ替わっていました。
何たる嬉しい施工ミス!
もちろん内覧会では指摘せずじまいです。
嬉しいミスのあった壁紙はこちらで:新築マンションのインテリアオプション会に潜入!
なので、もちろん設計図片手にチェックするのですが、現物がステキならそれでOKではないかと思います。
各所のサイズ確認
何が大変って、これが一番大変です。
カーテンを作るために窓やカーテンレールのサイズを測ったり。
収納小物を購入するためにクローゼット内部を測ったり。
洗濯機や冷蔵庫が通るか確認するためにドアの内寸を測ったり。
ありとあらゆる箇所の計測をしなきゃいけない。
段取りよく計測作業を進めるために、予め図面を見ながらどこを測るか決めておくといいです。
内覧会の参加人数
さて、内覧会は「なるべく大勢で参加するべし」なんてことをよく言われます。
時間がない方については、人海戦術は超有効だと思います。
Aさん:床の傷チェック
Bさん:洋室1の計測
Cさん:ドアの開閉具合の確認
なんて分担できますからね。
中には建築士さんとかに同行をお願いする方もいらっしゃるとのこと。
そりゃ家族や友達より厳しい目でチェックしていただけるでしょうから心強い。
しかし、1軒目の内覧会は、ワタシはひとりで臨みました。
あっ、友達が居ないわけではないですよ。なんというか、ひとりでじっくり味わいたかったのです。
マンションという人生で最も大きな買い物をひとりで決めて、いろんな選択や手続きも全部自分でやって。そうやって手に入れた自分のお城に、まず自分が入って堪能したかった。
あと、さっさと内覧を済ませて、その足でカーテンのオーダーに向かわなきゃいけないというスケジュールを組んでいたせいでもあります。
内覧後に手伝ってくれた友達にランチでも奢りながら「新しいお部屋はステキよね~♪」とお喋りしているヒマはなかったのだ!
どうしても計測しなきゃいけない箇所が窓くらいだったから、ひとりでやれたのかもしれません。
当時はキッチン用品とかほとんど持っていなかったから(実家に住んでいたので)、収納内部のサイズをあまり気にしなくてよかったのです。
モノが増えると手間が増える一方だわ。引越前にもう少し減らさなきゃです…。
内覧会のときの持ち物
- メジャー
- 設計図
- スマホやタブレット
- カメラ
- スリッパ
メジャーは言わずもがなあちこちを計測するために必携。
これまでの引越のとき、ワタシはいつも裁縫用とか携帯用のミニメジャーでごまかしてました。プロが使うようなゴツいメジャーがあったら便利だろうな…と思いつつ、毎日必要なモノでもないのでまぁいいかと。
しかし、現在ミニメジャーを紛失中(多分イタリアに置いてきちゃった)。というわけで、ようやくゴツいメジャーを買いました。
設計図は現物との突合せ用。
スマホ類は、メモ用です。設計図もスマホに保存しておけばOKだなんて、いい時代になりましたね。
カメラは瑕疵のbefore記録用です。
瑕疵を指摘するときは販売会社のスタッフが立ち会うけど、念のために自分の覚えとして撮影しておくが吉。
スマホのヤツでもいいんですが、ワタシはキレイな画像を残したいのでデジイチを持っていきます。
スリッパはマストではないです。
が、人が住んでいないコンクリートの建物ってのは、すごく冷え冷えとしています。寒い時期に内覧する人は、足元の防寒という意味で持っている方が無難かもしれません。
内覧会の後は入居に向けて怒涛のように動きます。さあ、もう少しで念願の新居だ!
【必読!】新築マンション購入のスケジュール
あー、いよいよですね〜
ワクワクドキドキしてきました
けんぼうサマ
待たされ過ぎて実感が湧かないです…。