えー、まだまだ確定申告絡みであれこれやっています。
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何も毎夜毎夜確定申告のことを考えているわけではなく、今週末はあの書類を取り寄せて・今週末は申告書類を書いて、とちびちび片づけているので何だかずっと確定申告に悩まされているようなカンジになってしまっています。
一気にやりゃいいんでしょうけど、そんな集中力がないんですよ。
万一足らない書類があったときに大慌てで取り寄せるのも心臓に悪いしね。
さて、今回は必要書類の中でも取得のハードルが低い住民票の写しについてです。
名古屋市の場合は、地下鉄の駅で戸籍・住民票関連の書類が受け取れるのですごくラクです。
区役所まで出向かなくてもいいってのはありがたい。区によっては辺鄙な場所に役所がありますからねー。
ただ、問題は、今回ワタシ、住民票の除票というものが必要なのです。
なぜこんなものが必要かというと、昨年マンションを売ったから。
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自分の居住用に使っていた不動産を売ったという証明のために、売却した不動産の登記場所に確かに住んでいたという証拠が必要なんですね。
住民票除票なんて取ったことも見たこともないから「何じゃそりゃ?!」と思って検索してみたところ、住民票を移してから5年間は発行してもらえるモノらしいです。
そして住民票と同じようにフツーに発行してもらえるそうな。
住民票は飽きるほど取ったことがあるけど、申請書に除票に関する記入欄なんかあったかな…。普段興味関心がないからさっぱり記憶にないや…。
というわけで、窓口で「住民票の除票とは何ぞや」と訊ねてみました。
何のことはない、申請書にばっちり書いてありましたわ。
はー、そういうことでしたか。
40歳にもなって知らんことというのはまだまだあるものですね。
ただしワタシの場合はちょっと特殊な(というほどでもないけど)事情があって、住民票の除票は取得できませんでした。
というのも、今回はご近所への引越だったものですから同自治体内での移動だったのです。
《引越まで約半月》転居にまつわる手続きあれこれ
住民票は動かしたけど、転出・転入は伴っていない。つまり住民票は除かれてはいないわけで、除票というものは出ない。
では古い住所の証明はどうすればいいかというと、住民票の写しに旧住居の履歴が残っているものですからそれで代用すればいいっポイです。
なので「除票って何よ!」とドキドキしてあれこれ検索した割には、ワタシの手元にやってきたのは単なる住民票の写しだったというわけです。ちっ、つまんないの。
さてワタシが除票について質問したり発行してもらうのを待っている間、ちょっと面白い若者を見かけました。
その若者はどうやら印鑑登録証明書が必要らしいのです。
窓口のおじさんが「登録証がないと印鑑登録証明書は出せませんよ」と若者に伝えると、若者は「登録証なんか持っていない」と憮然としていました。
「忘れてきたなら自宅に取りに帰ってくださいね」とおじさんが優しく諭すと、「忘れたとかじゃなくて、そもそも登録証を見たこともない」と言う若者。
「えっ。印鑑登録をしてないってこと?」
「印鑑登録って何スか」
「役所に行って、印鑑登録ってのを済ませて、印鑑登録証を出してもらうの。それを済ませてないと証明書は出せないよ」
「でも自分、役所に行くヒマないんっスよ。何とか証明書貰えませんかね」
おいおい若者、一体何の証明書を出させるつもりなんだ。
窓口のおじさんも大変だな……と思いながら見ていましたが、役所の人にしてみたらいい歳して「除票って何スか」とか言ってるワタシも似たようなものなんでしょうね。
さすがにワタシは「除票が出せないってどういうことッスか!」と言うほど世間知らずではない(ハズ)ですが。
年度末で役所の方も大変でしょうが頑張ってください。
ワタシも確定申告頑張ります。