間取り図拝見【リビオレゾン月島ステーションプレミア】

久しぶりの「間取り図拝見」シリーズです。
ここんとこ自分が買うかもしれない？！ な物件を見るのに忙しくて、絶対住まないマンションのチェックが疎かになっていました。
参考：まさか本当に、もう一度マンション買い替えちゃう！？

今回取り上げるのはリビオレゾン月島ステーションプレミアです。

最近のマンションの名前は本当に長いですよねー。
ブランド名＋地名っていうのはわかる。
ほかのマンションと被るから「ステーション」だの「パーク」だの「リバーサイド」だのがつくのもわかる。
そこに「プレミア」もつけちゃうか。
住所を記入する際「建物名」欄にマンション名が収まるのか、心配です。

さて、そんなことより間取りです。

最近は70平米だの80平米だのの間取りばかり見ていたので、初心（何の？）に返って最も狭いＣタイプを見てみました。

広さは40平米ちょい。住宅ローン減税が使えませんね。
それだけで購入候補には上がってこないのですが、歳を取ったときにはこれくらいの広さの部屋に住みたいという気持ちもあります。
終活して荷物をぐっと減らして、ラクに掃除ができる程度の広さ。

昔、40平米のアパートに住んでいたとき、デカいソファを置けないのは不満でしたが、それ以外は困らなかったんですよね。ベッドはゆとりを持って置けるし、収納もたっぷりあるし、電子ピアノを置く余裕もあった。
ちんまり暮らすには、悪くない広さでした。

このＣタイプ、間取り図をパッと眺めたときに「ん？」と思ったのは、水場と収納が占める割合です。
専有面積のうち実に半分が浴室トイレなんかの水回りと収納が占めているんじゃないかっていう塩梅。

そうそう、件の40平米のアパートは、洗面所がかなり狭いという不満もありました。
小さな洗面台と洗濯機を置く場所はあるんだけど、タオル類を入れる棚を置くスペースがなかったんですよね。リネン庫なんて気の利いたものもなかったし。
だから部屋の中にタオル類を収納したワゴンを置いていて、入浴時にはそこからタオルを洗面所に運ぶということをやっていました。
たまにタオルを用意するのを忘れると、全身びしょ濡れのまま洗面所や部屋の床をびしょびしょにして取りに行く羽目になり、ちょっとイヤでした。

という不都合が狭い部屋にはありがちなのに、このＣタイプは水場の面積と収納スペースはがっつり確保してあるんですよね。

まずシューズインクローゼットがあるのが素晴らしい。
今のマンションに引っ越してきて、毎日のように履く靴はシューズインクローゼットに置いておく（シーズンオフには箱に入れて棚に積む）というクセがついてしまったので、シューズインクローゼットのない部屋に住むのは耐えられないカラダになってしまっています。

廊下がずるずると長いのは気に入らないけれど、物入が設置されているのでまあ許容範囲。
消耗品のストックなんかを入れておくには便利ですね。

そしてキッチン横の1.2畳の納戸がいい！
掃除機だの買い置きの食材だの雑多なモノが突っ込める場所があるのは心強いです。
食器棚を置くスペースがないのは気になるけれど、納戸やカウンター下収納やシステムキッチンを工夫して使えば何とかなるでしょう。

これだけ収納スペースが確保されていると、居住空間に収納家具を置く必要がなさそうです。
リビングダイニングにはテーブルと椅子、それにひとり掛けのソファ。洋室にはベッド。以上。で済みそう。

20年後にはこんなカンジの部屋で充分暮らせるだけに生活をコンパクトにして、身軽で楽しい老後を送りたいものです。