「捨て」の神様はいつも秋にお越しになるのに、今回はなぜか立春にいらっしゃった。
参考:秋になると部屋を片づけたくなる理由
単に去年の秋は猫にかまけていただけなんですけどね。
なぜ秋になると部屋の中を整理したくなるかというと、冬に向けての巣作りなんだと思います。
ひと冬快適に眠れるように、クマが巣穴に枝や枯葉を溜め込むカンジ?
それを去年はブリ男が来たのを機に、春にある程度部屋の中を整えてしまっていたので、秋に捨て神降臨とはなりませんでした。
ケージを増やして物見台を買って窓の柵を設置して、とブログ上ではモノが増えたことばかりにフォーカスしていました。

参考:【猫のケージ】ウッディーキャットルームの使い心地と理想のケージ

参考:猫の窓転落防止柵を設置!
が、こう見えて処分もそれなりにしていたんですよ。
チビブリ男が来てしばらくは、トイレ用品や衛生消耗品など部屋の中に置いて生活し、どう収納すれば暮らしやすいかを模索していました。
一時期は猫グッズ用の新たな収納用品を買おうかとも考えていました。
しかしこの先十数年一緒に過ごすつもりの猫の用品を姑息的に収納するのは性に合わない。
そこで既存のキャビネットの中に猫グッズを押し込むことにしました。
幸い、ワタシは扉の中はある程度ごちゃごちゃしていても気にならないタイプなので、ヘタに収納用品を増やしてうんざりするより現状維持の方がラクなのです。
問題はキャビネットの中身です。
引越のときに散々悩んで残した本や雑誌や漫画が入っています。
参考:《引越の感想》モノの量と部屋の広さについて
あれだけ悩んだくせに、あっさり処分できました。
猫、偉大です…。
残っていた手塚治虫は友人の子どもに譲り(手塚治虫は捨ててはいけなかった。)、電子書籍で買い戻せる本は二束三文で売り、古い雑誌は捨てました。
残したのは色見本の資料としてどうしても印刷物を残しておきたい本や、親に初めて買ってもらった文庫本など。
こうして空けたスペースはブリ男用とし、当座のトイレ用品やカリカリ入りのコンテナなどを収納しています。

体長が伸びたブリ男は、キャビネットの扉を開けるとびよーんと伸び、お気に入りのオモチャがないか自分でチェックします。
羽根をバシッとやれば羽根で、紐をガブッとやれば紐で遊ぶ。本人に選ばせるのでラクです(それなのに乗ってこない日も多いけど…)。
ブリ男との生活も10カ月になり、そろそろブリ男の行動も成猫らしく落ち着いてきて「そんなとこ入るの!?」「そんなことやるの!?」という驚きはなくなってきた今日この頃。
ようやく部屋の中に目を向ける余裕ができ、それで捨て神様降臨と相成ったわけです。
現在、ワタシが部屋で過ごす時間はほぼブリ男に費やしています。
凝った料理を作らずに簡単なもので済ませて、ブリ男の皿洗いを丁寧にやる。
本を読んだりネットを見たりする時間を減らして、ブリ男と遊ぶ。
夜更かしをせずブリ男と一緒にベッドに入り、ブリ男に圧し掛かられながら眠る。
正直、たまにはゆっくり煮込み料理でも作りながら映画を観たりしたい、なんてことを思わないこともないです。
でも、平日はほぼ半日お留守番させられるブリ男が自分以外の生き物と接するのはワタシの活動時間だけだと思うと不憫で、せめてワタシが相手をしてやれるときはブリ男べったりでいいんじゃないかとも思います。
それに、昨年末の誤飲騒動(【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#1)でブリ男の入院中、いつもワタシにまとわりついて「デカい生き物何してんのー」と見上げてくる小さな毛玉がいないことが猛烈に淋しかったので、今は煮込み料理や映画よりも元気なブリ男と過ごすことの方が大きな喜びです。
そんな生活をしていると家でヒマな時間なんかほとんどないので、なんかもうもっといろんなモノを捨てちゃってもいいんじゃないのーという気がしてきました。
何冊か残しているレシピ本も、ブリ男がやんちゃ坊主のうちは出番がなさそうだから捨ててもいいんじゃないのー、とか。
手放せないと思っていた好きな小説も、この1年読み返さなかったから捨ててもいいんじゃないのー、とか。
好きな映画のDVDも高画質なデータをダウンロードできるご時世なんだから捨ててもいいんじゃないのー、とか。
実際、映画はブリ男にアーアー文句を言われながらたまには観るのですが、本に関してはスマホやタブレットで読めるものばかりになっています。
本を読んでいるとブリ男にガブガブ齧られるんですよね…。すぐに捨てるような雑誌やカタログなら噛んどけ噛んどけと思うけど、図書館から本を借りるとかできなくなってしまいました。
という部屋での過ごし方の変化のほかに、そろそろテレビ台を買い替えたいと思い立ったことが捨て神様を呼び寄せた契機になっています。

今のテレビ台は前のマンションを買ったときにボーコンセプトでオーダーしたもの。
元々テレビ台じゃないキャビネットに補強をしてもらって、無理矢理テレビ台にしています。
十数年経っても好きなデザインですが、さすがに色は飽きてきました。
参考:インテリアの色・続編 ~模様替えに先立って配色に悩む~
塗り替えも考えたのですが、そこまでするほどではね。
キャスター付きのテレビ台は配線をいじるときにラクだけど、ブリ男と同居するようになってからは家具の下に毛が溜まるまくるから面倒くさい。
それに元々高価な家具でもないので、微妙に扉の立て付けがズレていたりします。
塗り替えて数年延命するよりも、思い切って買い替えてもいいんじゃないのかと考えています。
ところが、いざ新しいテレビ台を物色し始めると、テレビ台って収納力がないことに驚きました。
デッキとディスクとゲーム機を入れたらもういっぱいってどういうこと?
と、薬やらカメラの周辺機器やら諸々を収納しているワタシは驚愕です。
これじゃ収納が足りないよなあ…と、現状のようにテレビ台ではないキャビネットをテレビ台代わりに買うことも考えました。
が、ワタシがテレビ台に求める要件に合致するモノがなかなか見つかりません。
と悶々としていたら
てか、テレビ台に収納力を求める方が間違ってるんじゃね!?
ということに唐突に気づき、中身を見直すことにしました。
テレビ台なんかテレビが乗って配線が隠せて、ちょびっとディスクを収納できればそれでいい。
というところまで持っていければ、テレビ台の選択の幅がぐっと広がります。
究極的にはテレビは壁掛けにするのがスッキリするんだけど、我が家のテレビの背後の壁は重量物を掛けられないんですよ…。
ブリ男が来たときに棚を取りつけようと工務店に訊いてみたら、下地がないのでダメと言われました。
マンションの設計変更のときに壁の下地も入れてもらえばよかったな。
参考:新築マンションの設計変更、ここまでできちゃう!
というわけで、本棚の整理やらクローゼットの棚卸やらテレビ台収納量やら少しずつ見直しているこの春。
それにしても、数年前の断捨離祭りと先般の引越で相当生活をリセットしたつもりでいましたが、まだまだ捨てるモノがあることに呆然としています。
要らないモノを持っていたというより、生活が変わって要るモノが要らないモノに変化したとでもいいましょうか。
特に去年は初めて猫と暮らすという激変があったので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。

こんな可愛い生き物がいたら、その子の快適さを優先させてやりたいのが人情ってものです。


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