ワタシは掃除が苦手です。
どれくらい苦手かというと、いかに掃除をラクに済ませられるかという観点でインテリアを決めているくらい。
シンプルな部屋が好きな理由
掃除をシャキシャキするよりはソファでだらだらしていたいんだもん。
そんなワタシが住んでいる部屋は、一度は汚部屋化したものの、現在はウチに来る人来る人が口を揃えて「キレイな部屋だね」と言うほどの状態です。
ズボラな人間がキレイな部屋をキープできているコツをご紹介します。
年末大掃除などやらん!
ワタシはもう何年も年末大掃除というものをやっていません。
ただでさえ年末は何かと忙しいのに、掃除まで手が回らないもん。
しかも寒くて掃除に向いていない季節だし。
新年を迎えるに当たって住まいを清めておくというのはとても素晴らしい慣習だと思いますが、合理的ではない。
なので大掃除を中掃除・小掃除に分けて、1年に渡って分散させています。
そっちの方が面倒くさいって?
いやいや、時間がないときに何時間も掃除に取られるよりストレスが軽減されます。
ではどんなスケジュールでこなしているか見てみましょう。
カーテンの洗濯の時期
- 立春を過ぎた頃
- 花粉の飛散が落ち着いてから
- 梅雨明け
- 真夏の一番暑い頃
- 台風が来なくなってから
- 本格的に寒くなる前に
ホントは月1回くらいで洗いたいところですが、実際にはこんなもの。
真冬は窓を開けて湿ったカーテンを吊るして乾かす作業が苦痛ですからね…。なので寒い時期は諦めています。
立春が来てもまだ寒いけど「季節が変わったよ!」と自分にアピールするために洗います。
フィンランドかどっかでイースターの頃に家中のファブリックを洗いまくるそうで、それを知ったときに人間のやることってどこも一緒だな~と思いました。
ワタシは花粉症ではないのですが、黄砂にはすごく弱い。なので春の空気が汚いシーズンが一段落したらカーテンを洗っています。
それから梅雨明けにも。梅雨の間にじめっとしてしまった布がスッキリすると超快適なので、このタイミングのカーテン洗いが一番好きです。
カーテンを洗う頻度が一番高いのは真夏です。洗ってすぐ乾くのでラクだし、ヒヤッとした布を掛けておくと窓から入る風が涼しいし、いいこと尽くめです。
台風シーズンは窓を開けなくなるのでサボって、秋晴れの空が見られるようになったらもう一度洗います。
そして11月くらいに「年内にもう一回くらい洗わねばなるまいよ…」と渋々洗濯。渋々な気分はーテン洗濯シーズンオフの合図です。
換気扇の掃除の頻度
普段はセスキ炭酸ソーダとクエン酸の水溶液で表面をザッと拭くだけ(セスキで油汚れを落として、セスキのベタベタをクエン酸で中和するカンジ)。
揚げ物はまずやらないのでそんなに汚れません。↓こんな食生活でどうして汚れようか。
おひとりさまの食生活 ~朝食および弁当編~
おひとりさまの食生活 ~おやつと夕食編~
それでもフィルタに埃がついてベタッとしてくるから、月に一度程度を目安に整流板やフィルタを外して洗います。
流しに置いてセスキとお湯をブッかけて放置。しばらくしてから洗い流すとアラ不思議、すっきりキレイになっています。この程度なら置いておく時間を含めて15分程度で済むので、週末に気が向いたらやるというカンジ。
シロッコファンを分解して、という大掛かりな作業は8月にやります。
汚れは暑い時期の方が取りやすい! 寒くて油がガチガチに固まっている年末は、換気扇掃除に向いてないと思います。
コンロは使う度に掃除
コンロも魚焼きグリルもレンジも使った後温かいうちに拭いてしまうのが一番手間がかからないです。
五徳を磨く作業がどうにも苦痛で、我が家はIHコンロです。直火の便利さより掃除しやすさ優先! これぞズボラ人間というチョイスの仕方ですね。
エアコンや換気口のフィルタ
これも暑い時期の仕事にしています。
フィルタはざばざば水洗いするのが手っ取り早いので、水仕事が苦痛じゃなくて乾くのが早い時期にやるのが一番。
エアコンはほとんど夏しか使わないので、そういう観点からも夏にやるのが理に適っている。
シーズン前に洗って、シーズンが終わったらもう一度洗うってカンジです。
ベランダ掃除の狙い目は台風シーズン!
一生懸命箒で掃いてもキレイにならない…! とがっくりするので、ベランダは水洗いしています。
マンションのベランダでは、基本的に派手な放水は不可。
防水シートが貼ってあっても隙間から水が漏れたらコンクリートを傷めるのでやっちゃダメです。排水管も大量の水を流すことを想定して作ってないハズ。
だから水を流すといってもちょびっとずつ。
また、階下の人がベランダに洗濯物を干していたらえらいこっちゃになります。
それを防ぐために、ベランダ掃除は雨の日にやります。さすがにこの日に布団は干してないだろ、つか干していたらびしょびしょだろ、てな日なら安心してできる。
特に台風のときは雨がベランダに降り込んでくれるので、掃除がより捗ります。
暑くなると「今度の台風は週末にかかってくれないかな~」と期待しながら天気図を見るのが習慣になっています。
冬の外の掃除は寒くてツラいからやりたくない。
そろそろやらなきゃ…と重い腰を上げて、ようやく雑巾がけをする程度です。
参考:夏だ! 雨だ! ベランダ掃除の季節だ!
窓や網戸はこまめに、でもテキトーに
窓掃除もほぼ外みたいなものだから、真冬には積極的にやりたくありません。
…と言って放置してると、すごく汚くなるんですよね。困ったもんだ。
しかしピカピカにしようとするから掃除が面倒くさいのであって、ピカピカではなくそこそこで済ませておけば時間もかからずさほど手間でもありません。
普段は月に2~3回、雑巾で水拭きするだけ。
新しい汚れならこれで結構キレイになります。
桟とか網戸の網目とか多少汚くても深追いはしない。「ここは来週やればいいや」と割り切って、5分とか10分とか決めた時間の範囲内で作業を終わらせます。
こんな雑な作業でも繰り返していくうちにそれなりにキレイになっていくものです。
参考:窓掃除ってどうしてる?
水周りは使用の度に
キッチンや風呂、洗面台などの水周りは、使い終わったら必ず掃除をします。
ノリとしては、家庭科教室の調理台を実習が終わったら元通りにするカンジ。
次に使う人が自分だからといって放置すると、汚れが溜まって未来の自分が大変なことになってしまいますからね。
トイレはさすがに毎回はやらないかな。1日の終わりに、風呂に入る前のタイミングで掃除しています。
これも1度の掃除で完璧にピカピカにするのを目指さず、便座と便器内は必ず拭くとして、今日は便器の表面、明日は床、明後日は壁、という風にテキトーにやっています。
そのほかの汚れは気づいたときに
玄関、ドアノブ、ルンバが入れない床の隅、照明器具、冷蔵庫の内部などなどは、気になったときにやります。
週末にまとめて一気にやると面倒くさくなるので、気づいたときに5分間だけ。
それでもじわじわと溜まる汚れは休日に腰を据えてやりますが、たまに雑にやっておくだけでも頑固な汚れにはならないので作業としてはラクです。
…というわけで、年内残り数日ではどうにもならない掃除スケジュールについて書いてみました。
今年は諦めて、来年からやるということでどうでしょうか。
セスキやクエン酸のほかには、重曹と消毒用エタノールを使用しています。
あとは食器用洗剤とボディソープも掃除に使っちゃいます。界面活性剤が入っているとやっぱり汚れ落ちが手っ取り早いんだよね。
汚れごとに酸性・アルカリ性・中性と使い分けることさえ覚えてしまえば、掃除用の合成洗剤をわざわざ買わなくても大丈夫です。
9 thoughts on “[大掃除必勝法!]ズボラな人のための掃除スケジュール”